小学校6年生の二郎(田辺修斗)は父・一郎(豊川悦司)のことが恥ずかしくて仕方がない。税金の督促に来たおばさんが「国民の義務です」と言えば「国民やめちゃおっかなー」と返し、修学旅行の費用が高すぎると、校長との面会を求めて学校まで乗り込んできたりするのだ。ある日、二郎が学校で起こした喧嘩事件が原因で一郎は学校や相手方の親と激しくやりあい、結果、一家は沖縄への帰郷を決める。そこで一郎はこれまでにない父親の姿を目の当たりにするのだが…。監督・森田芳光、主演・豊川悦司で、型破りな父親と少年の交流を描いた豪快エンターテインメント。
森田芳光