小学校6年生の二郎(田辺修斗)は父・一郎(豊川悦司)のことが恥ずかしくて仕方がない。税金の督促に来たおばさんが「国民の義務です」と言えば「国民やめちゃおっかなー」と返し、修学旅行の費用が高すぎると、校長との面会を求めて学校まで乗り込んできたりするのだ。ある日、二郎が学校で起こした喧嘩事件が原因で一郎は学校や相手方の親と激しくやりあい、結果、一家は沖縄への帰郷を決める。そこで一郎はこれまでにない父親の姿を目の当たりにするのだが…。監督・森田芳光、主演・豊川悦司で、型破りな父親と少年の交流を描いた豪快エンターテインメント。
森田芳光
ハチャメチャな父親に率いられた上原一家が東京での生活に別れを告げ、沖縄は西表島に移住。この一家、どこに行こうが嵐を呼ばずにはいられないようで…。奥田英朗の同名小説を森田芳光監督が映画化した『サウスバウンド』が10月6日(土)に公開初日を迎え、森田監督に加え、豊川悦司、天海祐希、田辺修斗、松本梨菜が上映前の舞台挨拶に登壇した。
主人公・上原一郎は、相手が誰であろうと納得いくまで闘う骨太な父親。税金の取り立てにきた区役所のおばさんに「だったら国民やめちゃお〜」と切り返し、修学旅行の積立金が高いと思えば校長に直接面会を求めたり…。子供にとっては恥ずかしくなるような人物である。しかも若い頃はアナーキストという過去があったりする。そんな一郎率いる上原一家がある日突然、東京から沖縄の西表島に引っ越すことに。そして子供たちは沖縄の地で今まで見たことのない父の姿を目にするのだった…。
思わず恥ずかしくなってしまうような型破りな父親と、その良き理解者である母親。破天荒な2人に引っ張られた一家の姿を通じて、現代社会における本当の幸せとは何かを問いかけるハートフルコメディ『サウスバウンド』。直木賞作家・奥田英朗の同名小説を映画化した本作の完成披露試写会が9月11日(火)に開催され、主演の豊川悦司に天海祐希、北川景子、田辺修斗、松本梨菜、そして森田芳光監督による舞台挨拶が行われた。