立派な車もステキな家も美しい妻も、煙のように消えてしまった。すべてを失くした男の名はアラン(トム・ハンクス)。大手自転車メーカーの取締役だったが、業績悪化の責任を問われ解任されたのだ。愛する娘の養育費を払うためにIT業界に転職し、一発逆転をかけて地球の裏側、はるばるサウジアラビアの国王に最先端の映像装置「3Dホログラム」を売りに行く。ところが砂漠に到着すると、オフィスはただのボロテントでエアコンもなく、Wi-Fiもつながらなければランチを食べる店さえない。抗議したくても担当者はいつも不在(居留守かも?)、プレゼン相手の国王がいつ現れるのかもわからない。上司からはプレッシャーをかけられ、ついには体も悲鳴をあげる。追いつめられたアランを助けてくれたのは、予想もしない人物だった──。
トム・ティクバ
住み慣れた街や国を離れても、“チャンスに懸けて一念発起、家族のためにたたかうお父さん映画”が、今週末相次いで公開される。オスカー俳優トム・ハンクスは遠いサウジアラビアの砂漠へ向かい、名バイプレイヤーの小日向文世
『ハドソン川の奇跡』での熱演も記憶に新しいトム・ハンクスが、自らベストセラー小説の映画化を熱望した『王様のためのホログラム』。このほど、予告編映像にもちらりと
2017年が始まり、今年もいいスタートを切りたい、心機一転して新たな1歩を踏み出したい、という人も多いのでは? 映画界にとっては、先日のゴールデン・グローブ賞をはじめ数々の映画賞が
来年2月に日本公開となるトム・ハンクス主演映画『王様のためのホログラム』。
『ハドソン川の奇跡』『インフェルノ』に続くトム・ハンクスの主演最新作『A Hologram for the king』が、『王様のためのホログラム』として