ドミンゴ、カレーラス、パヴァロッティ、3人の世界的なテノール歌手による20世紀最大のクラシック音楽プロジェクト「3大テノール」の誕生から四半世紀。イタリアの若き声楽家3人による新世代のスリー・テナーズ「イル・ヴォーロ」は、ワールドツアーで大成功を収めて母国に凱旋。2016年の7月1日、フィレンツェで最も美しい場所の一つであるサンタ・クローチェ聖堂前の広場に2万人の大観衆を集め、彼らの活動の原点となった3大テノールに敬意を表する特別な野外コンサートを開催した。演奏曲は3大テノールのレパートリーから選ばれ、特別ゲストとして登場したプラシド・ドミンゴは、指揮者、また歌手としても共演。
クリスチャン・ビオンダーニ