1849年、アメリカ中部大西洋岸に位置するメリーランド州ドーチェスター郡。“ミンティ”ことアラミンタ・ロスは、ブローダス一族が所有する農園の奴隷として、幼いころから過酷な生活を強いられていた。そんな彼女の願いはただ1つ、いつの日か自由の身となって家族と共に人間らしい生活を送ることだった。ある日、奴隷主が急死、借金の返済のために売りに出された。遠く離れた南部に売り渡されたら、もう二度と家族には会えない。悲運を察知したミンティは、南部に送られる前に脱走を決意する。読み書きのできない彼女は、神の導きと夜空に輝く北極星だけを頼りに、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指してたった1人で旅立つ。必死の思いでフィラデルフィアの反奴隷制協会にたどり着いた彼女は、メイドとして働くようになる。やがて、奴隷制度廃止運動家たちの秘密組織の一員となったハリエットは、奴隷の逃亡を手助けする“車掌”としてめざましい活躍を見せ、数多くの奴隷たちを自由の地へと導き続けた。いつしか彼女は、ユダヤの民を率いてエジプトから脱出したモーゼになぞらえて“黒人たちのモーセ”と呼ばれる存在になっていた――。
cocoレビューを見るケイシー・レモンズ
ミュージカル女優シンシア・エリヴォと、個性派アーティスト、ジャネール・モネイ。『ハリエット』(6月5日公開)では、2人の熱き共演が堪能できる。
シンシア・エリヴォが本年度アカデミー賞主演女優賞と主題歌賞にWノミネートされた『ハリエット』が、明日3月27日(金)からの公開を前に、公開延期となることが急きょ発表された。
実在の奴隷解放運動家を描いた映画『ハリエット』から、アカデミー賞にノミネートされたシンシア・エリヴォ演じるミンティ(後のハリエット)が、奴隷解放に人生を捧げるきっかけとなる冒頭7分の本編映像が解禁。
第92回アカデミー賞授賞式にて「スタンド・アップ」を圧巻の歌声で聞かせたシンシア・エリヴォ主演『ハリエット』から、同曲に乗せた本予告編と新たな場面写真が解禁。
早くも大きな話題を振りまいている第92回アカデミー賞ノミネーション。しかし前哨戦を席巻したルピタ・ニョンゴやジェニファー・ロペス、ゴールデン・グローブ賞受賞のタロン・エジャトンやオークワフィナなどの落選に、世界中の映画ファンから不満の声が噴出している。
シンシア・エリヴォがハリエット・タブマンを演じる『ハリエット』の特報映像が到着した。
2020年1月に日本でミュージカルコンサートが予定されているミュージカルスター、シンシア・エリヴォが主演する『ハリエット/HARRIET』(原題)が、2020年3月、日本公開されることが決まった。