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時代劇/ ヒューマン 『信虎』作品情報

2021年11月12日 公開の映画作品

あらすじ

元禄14年、甲斐武田家の一族で、五代将軍徳川綱吉の側用人・柳澤保明は、四男坊・横手伊織に、祖父と交流のあった武田信虎入道の晩年の活躍を語る。信虎は息子・信玄に甲斐国を追放された後、駿河を経て京で足利将軍に仕えていた。元亀4年、すでに80歳になっていた信虎は、信長包囲網を形成し上洛を開始した信玄の上洛を心待ちにしていたが、信玄が危篤に陥り、武田軍が兵を引いたことを知る。甲斐国の国主に返り咲く好機と考えた信虎は、家老の土屋伝助と清水式部丞、末娘のお直、側近の黒川新助、海賊衆、透破、愛猿・勿来などを伴い、祖国・甲斐への帰国を目指す。途中、美濃での激しい合戦を乗り越えて、やっとの思いで信濃高遠城にたどり着いた信虎は、六男・武田逍遥軒に甲斐入国を拒まれる。信玄が他界し、勝頼が当主の座についたことを知った信虎は、勝頼との面会を切望する。そして3か月後、ついに勝頼が高遠城に姿を現す。勝頼をはじめ、信虎の子・逍遥軒と一条信龍、勝頼の取次役・跡部勝資と長坂釣閑斎、信玄が育てた宿老たち、山県昌景・馬場信春・内藤昌秀・春日弾正が一堂に会することになる。信虎は居並ぶ宿老たちに、自分が国主に返り咲くことが武田家を存続させる道であることを説くが、織田との決戦にはやる勝頼と、跡部・長坂ら寵臣に却下される。これが『甲陽軍鑑』に描かれた名場面である。自らの無力さを思い知らされた信虎は、かつて信直と名乗っていた頃に、身延山久遠寺の日伝上人から言われたことを思い出し、仏門に帰依する。その後、信虎は上杉謙信・北条国王らに後事を託し、娘のお直とお弌や旧臣・孕石源右衛門尉たちに看取られて大往生を遂げる。その後、勝頼の失政が続き、天正10年、織田信長による武田攻めによって一門の木曽義昌ほか穴山信君が謀叛を起こし、勝頼は討死、妻の北の方殉じ、武田家は滅亡する。以前、武田家臣・安左衛門尉が受けた神託が現実のものとなった。その時から信虎の秘策が次々と奇跡を起こす。

予告動画・特別映像

  • 『信虎』予告編 『信虎』予告編

スタッフ

監督

金子修介

共同監督・脚本

宮下玄覇

キャスト

  • 寺田農信虎
  • 谷村美月お直
  • 矢野聖人
  • 荒井敦史
  • 榎木孝明
  • 永島敏行
  • 渡辺裕之
  • 隆大介
  • 石垣佑磨
  • 杉浦太陽
  • 葛山信吾
  • 嘉門タツオ
  • 左伴彩佳
  • 柏原収史

作品データ

  • 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開
  • 原題
  • 公開日 2021年11月12日
  • 製作年2021
  • 製作国日本
  • 上映時間135分
  • 映倫区分PG12
  • 配給会社彩プロ
  • クレジット©2021ミヤオビピクチャーズ
  • 公式サイト
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