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【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.1 『ももへの手紙』
この春、家族について語る映画が、邦画の中で目立っています。もともと家族愛というのは、映画で描かれることの多い定番テーマのひとつですが、1年前の大震災を考えると、もしかすると家族の絆、愛の大切さを身に染みた人が多かったことを表しているのかもしれません。
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【シネマモード】『ヤング≒アダルト』に見る、「ギャップのある女」
ギャップのある女性はモテるとか。クールビューティがふと守りたくなるような華奢な一面を見せるとき、童顔のキュートな女子が案外ナイスバディだと分かったとき、いつもキメキメのモード系女性のすっぴん顔が結構可愛かったときなど、ギャップが露わになったとき、クラッとくる男性は多いと聞きます。同性から見ていても、いつもはちょっと厳しい先輩がキャラクター好きだったり、甘いものに目がなかったりと、可愛いらしい弱点を見せられれば、親しみや好感を抱くもの。つまるところ、ギャップは、人を惹きつけるきっかけにもなり得るのです。
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【シネマモード】“ウェストマーク”が美のポイント、映画×クラシカル・ファッション
ここ数年、ファッションの世界にはクラシカルな波が押し寄せています。毎年、様々なクラシカルスタイルが復活。それらはもちろん昔のまま登場しているのではなく、モダンなテイストを取り入れつつファッションの新たな可能性を切り開いています。
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【シネマモード】2011年、「出会えてよかった」映画をふり返る。
私たちにとって忘れることのできない出来事が次々と起きた2011年が、いよいよ暮れようとしています。年が変わっただけで、物事のすべてが好転するわけではありませんが、年が明ければ気持ちだけでも新たにすることができるのも事実。多くの人にとって、心を切り替えて新しい未来へと進むきっかけになるはずです。
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【シネマモード】クールビューティが魅せる、最上の美に惚れる『ミラノ、愛に生きる』
“女が憧れる女”っていますよね。仲良くなりたいとか、あんな風になりたいとか、そんな単純な話ではなく、とにかく惚れ惚れするほどカッコイイ女。私にとって、ティルダ・スウィントンもその一人。クールビューティの代表格で、ちょっと怖そう。男に対しても、女に対してもまったく媚がない。面白くなければ笑わない。でも、その様子はエ○カ様みたいに不躾な感じでは決してなく、極めてエレガントです。もちろん仕事についても、役選びの渋さといったら映画好きにはたまりません。『カラヴァッジオ』『エドワードII』『オルランド』『BLUE』『ザ・ビーチ』『アダプテーション』『サムサッカー』『ブロークン・フラワーズ』『フィクサー』、そして『ナルニア国物語』シリーズ。いずれも作家性の際立つ作品ばかり。役柄を思い出しても、実に癖のあるものばかり。そのおかげで、登場するだけで場面が引き締まり、緊張感があふれ出す。
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【シネマモード】傷ついても探求する、女の人生 人生に迷うあなたに贈る『サラの鍵』
知らないということは、無邪気に生きられるということだ。それが、『サラの鍵』を観て、まず感じたことだった。この作品は、パリで1942年に起きたユダヤ人迫害事件「ヴェルディヴ事件」を題材に、ホロコーストを生き抜いた女性・サラと、現代に生きるジャーナリストのジュリアとが、時を超えて人生を交差させていく物語だ。
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【シネマモード】『50/50』を書き上げたW・レイサー「人生に必要なのは、笑い」
まじめで実直、お酒やたばこなど特に体に悪いこともしてこなかった普通の青年・アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が27歳という若さで5年生存率50%というがんを宣告されるところから始まる映画『50/50 フィフティ・フィフティ』。これだけ聞くと、シリアスなヒューマン・ドラマかと思ってしまいますが、何と本作は、アダムの闘病生活と、突然訪れた“非日常”の中で巻き起こるさまざまな騒動をユーモアあふれるタッチで描き、本国アメリカで高い評価を得ているコメディです。がんを題材にしたコメディとは前代未聞ですが、これが妙にリアルで、笑って、泣けて、面白い。それもそのはず、物語の基となっているのは、本作の脚本家で製作総指揮も務めるウィル・レイサーのがん克服体験。そこで、来日したレイサー氏に、映画誕生の裏側について聞いてきました。
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【シネマモード】働く大人たちに活力を! 日米サラリーマン映画に抱腹絶倒?
サラリーマンのみなさま、お疲れ様です。ダメ人間の私は、規則正しい生活を送っているサラリーマンのみなさまを、いつも尊敬のまなざしで見つめています。そんな私もかつては、某通信社に勤めるれっきとしたサラリーマンでした。でも、残念ながら脱落。ですから、みなさまへの日ごろの敬意を表して、偶然にも公開時期が重なった日米のサラリーマン映画をご紹介したいと思います。
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【シネマモード】「派手」でなく「華やか」に ファン・ビンビンの“上品”テクニック
去る10月30日(日)、閉幕した第24回東京国際映画祭。今年も世界、日本、アジアの秀作が揃い、映画好きにはたまらない1週間となりました。作品だけでなく、多くの方が楽しみにしているのが、ゲストたちのファッション。特に、オープニングを飾るグリーンカーペットは、注目の的です。ブラックのベアトップドレスで登場したミラ・ジョヴォヴィッチ、シックな黒のフルレングスを纏った榮倉奈々、仲里依紗の真っ赤なオフショルダーワンピース、黒木メイサのミニドレス、江角マキコの和装姿など、美女たちの競演に沿道に集まった観客たちも大満足の様子でした。
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【シネマモード】ヴァネッサ・パラディを手本に、どこまでもフレンチ・シックに。
ヴァネッサ・パラディといえば、永遠の“フレンチ・ロリータ”。でも、ジョニデ・ファンにとっては、長年にわたり愛しい彼を独り占めする羨ましすぎる女性といったところでしょうか。
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【シネマモード】映画で覗いてみる、アメリカの「いま」
あの日から10年。直後から、各所で国旗がはためき、愛国心みなぎる言葉があふれていたアメリカ。テロ対策、戦争を経て、アメリカは、そして世界は、何かが変わったのでしょうか。政治的、社会的な分析は専門家に任せるとして、映画の世界はどうでしょう。
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【シネマモード】『ラビット・ホラー3D』クリストファー・ドイル インタビュー
「久々に、日本のお家芸的ホラーが戻ってきた」、まさにそんな感じでした。『呪怨』シリーズで、日本のみならず世界を恐怖におののかせた清水崇監督の新作、『ラビット・ホラー3D』。不気味な世界へといやおうなく引きずりこまれていくような奥行き感と、目の前に恐怖が“飛び出してくる”映像を実現した3D技術で、新たな恐怖の可能性を生み出すという革新を取り入れながらも、日本の怪談的なテイストは決して忘れない。新しさと伝統のバランスをとりながら、ジャパニーズ・ホラーを別のステージへと押し上げた、そんな作品です。
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【シネマモード】『ハウスメイド』イム・サンス監督の“囚われない”映画づくり
韓国のみならず、世界が認める1960年の傑作韓国映画『下女』。上流階級の裕福な家庭に新しい家政婦がやってきたことで、上流階級の人々が持つ残酷さ、エゴイズム、強い性的な欲望が浮き彫りになっていく様子を描き、衝撃を与えたキム・ギヨン監督の作品だ。韓国国内で活躍する映画監督たちはもちろんのこと、ロマン・ポランスキーやミヒャエル・ハネケら世界の名匠たちにも影響を与えているとされるこの作品が、マーティン・スコセッシのサポートと韓国映像資料院の協力のもと、2007年にデジタルリマスターされ、翌年にはカンヌ国際映画祭に特別上映されたことで再び大きな話題となった。そして、これほどまでの世界的傑作をリメイクするという難題に挑んだのが、『ディナーの後に』、『ティアーズ』、『浮気な家族』などで世界的な名声を確立してきたイム・サンス監督。チョン・ドヨン、イ・ジョンジェら実力派キャストを迎え、伝説を進化させることに成功した彼に、本作へ寄せた思いを聞いた。

