シネマカフェ的海外ドラマ生活 vol.10　若きスーパーマンに胸キュントム・ウェリング

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2007.1.26 Fri 18:07

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男前スター紹介第2弾の今回は、「ヤング・スーパーマン」のトム・ウェリングをピックアップ！「ヤング・スーパーマン」とは、そのタイトル通り、あのスーパーマンの若き日を描くというコンセプトで作られた青春ドラマ。隕石と共に地球に落下してきた少年クラークが、田舎町スモールヴィルに暮らすケント夫妻のもとで高校生に成長し、悩み深き青春に日々右往左往するという物語です。

このドラマのクラーク・ケントはコミックや映画で見られるスーパーマンのようにマントを翻すこともなければ、ピチピチのボディスーツに身を包むこともない、ごく普通の高校生。とはいえ、もちろんスーパーマンですからスーパーパワーは持っているわけで、超人的な力で町の人々をトラブルから救うヒーローたる自分と、高校生活のあれこれに悩み悶えるティーンの自分の間で葛藤するクラークの心の機微が物語のポイントとなっています。

そんな彼の外見は、田舎町の少年らしい純朴さをたたえつつも、ぷるぷるの唇が妙に色っぽく、とにかくスーパーキュート。父の経営する農場のお手伝いを熱心にする良い子のせいか、服を1枚脱げばムキムキとたくましく、「ピチピチのボディスーツも着てみてほしいかも……」と、思わず邪な考えに陥らされるボディの持ち主なのです。しかし、（「そんな男の子が高校にいたら女子が放っておかないでしょ！」とツッコみたくなるところですが、）クラークは学園一の美少女ラナ・ラングに片思い中！回を追うごとにヒーローとして、1人の男として成長していくクラークですから人気者のラナとて彼を気にしないわけではないのですが、なかなかどうして恋の成就まで行き着かないのが青春ドラマの青春ドラマらしいところ。ラナへの恋心に悶々とし、ある時は涙目にさえなるクラークの気の毒な姿が、これまた胸キュンな見どころとなっているのです。

クラークを演じるトム・ウェリングは人気ブランド、アバクロンビー＆フィッチのモデルにスカウトされたのがショウビズ界デビューのきっかけ。その後間もなく俳優活動を開始し、「ヤング・スーパーマン」でたちまちブレイクしました。最近では、日本でも公開されたホラー映画『ザ・フォッグ』が記憶に新しいところ。また映画『スーパーマンリターンズ』の主演俳優には新人俳優のブランドン・ラウスが抜擢されましたが、全米の“スーパーマン”ファンの間では「トムをスーパーマンに！」との声も聞かれたそうです。

「ヤング・スーパーマン」は現在アメリカで6シーズン目を迎えていますが、番組の長期継続理由の1つにトム・ウェリングの絶大な人気が挙げられるのは確か。ぜひ彼に注目してみてください。

「ヤング・スーパーマン」
シーズン3日本初放送
毎週水曜22:00ほかAXNにて放送中
©2004 Warner Bros. Entertainment, Inc. "Smallville" TM DC Comics, Inc.

《渡邉ひかる》