佐々木希×谷原章介インタビュー 18歳差の恋人役の2人、次の共演は…義理の兄妹?

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『天使の恋』佐々木希&谷原章介 photo:Yoshio Kumagai
  • 『天使の恋』佐々木希&谷原章介 photo:Yoshio Kumagai
  • 『天使の恋』 佐々木希 photo:Yoshio Kumagai
  • 『天使の恋』 谷原章介 photo:Yoshio Kumagai
  • 『天使の恋』佐々木希&谷原章介 photo:Yoshio Kumagai
  • 『ハンサム★スーツ』に続く競演となったおふたり photo:Yoshio Kumagai
  • 「10年経って、心と体がシンクロするようになった」 photo:Yoshio Kumagai
  • ポップなカラーでコーディネート photo:Yoshio Kumagai
  • 「この作品に出て、楽しさや充実感を感じた」 photo:Yoshio Kumagai
役の上では18歳差、そして実際の2人の間には16歳の年齢差が横たわるのだが、カメラの前に並んだ2人を見ると、とてもじゃないが信じられない。こぼれるような若さを感じさせつつ、時折ハッとするような大人の表情を見せる佐々木希と、とても、とても“アラフォー”とは思えない若々しさと、ちょっぴりやんちゃっぽさを含んだ笑顔の谷原章介。昨年、谷原さんの初主演映画『ハンサム★スーツ』で佐々木さんは映画初出演を果たした。そして佐々木さんの初主演作となったこの『天使の恋』で、2人は互いの魅力にどうしようもなく惹かれていく切ない恋人たちを演じることに。軌跡、成長、作品に込めた思い、演じるということ、そしてお互いについて…存分に語ってもらった。

——佐々木さんは以前から「演技は苦手」とおっしゃっていました。今回のオファーも最初は断るつもりでいたそうですが。

佐々木:苦手というか…お芝居のやり方が分からないんです。最初から「出来ない」って思い込んでいて。そういう状態で全国に自分の出来ない姿をさらすのかと思うと嫌で嫌で…。

——谷原さんは、そんな佐々木さんを傍で見ていていかがでした?

谷原:今回の役は明るい面も裏の暗い顔もある役で、それが(谷原さん演じる)光輝との出会いをきっかけに変わっていく。役の持つそうした裏表の部分や変化に対して向き合ってるな、という感じがしました。日々見ていると、悩みながらやつれていくようで…。最初の頃はNGが出ても「これでいいじゃん」って感じがあったのが最後の方では監督がOK出しても「ちょっと気になるからもう1回」って言うようになってた。相当大きな変化だと思うし、本当にこれから楽しみです。

——谷原さんも12年前に、佐々木さんと同じようにモデルの道から演技の世界に転身されて、もしかしたら今回の佐々木さんが感じたような悩みを感じられたこともあったのでは?

谷原:そうですね。“演技のやり方が分からない”というのはありました。自信がないので、自分の演技がいいのか悪いのかさえもわからない。その結果、頭で考え過ぎて体も動かなくなっていく。その悪循環から脱け出すのに…10年くらいはかかりましたかね。そう考えると希ちゃんは、相当進歩が早い!

佐々木:10年…ですか?

——10年やっていく中で、何が変わったんですか? きっかけや何かをつかんだと思える瞬間があったんですか?

谷原:正直、演技のことはいまだに分からない。でも、積み重ねていく中で自分の中にいくつか引き出しができたのかな。お芝居って霞みをつかむようなもので、「あ、おれ、この作品で何かつかんだ」と思って次の芝居で手を広げると何もなかったり。その繰り返しの中で10年経って、少し楽にいられるようになった。心と体がシンクロするようになってきた感じですかね。

——佐々木さんはいまのお話聞いていかがですか? 実際、今回の現場で何かつかんだものはありますか?

佐々木:正直、これまで演じる楽しみというのは全く分からなかったけど、この作品に出て、少し楽しさや充実感を感じられるようになりましたね。でも、いまのお話を聞いてると…次はないかも…(苦笑)

谷原:いやいや大丈夫! おれは不器用だから。希ちゃんはもっと早くつかめるよ!

——2人のキスシーンは初々しさを感じさせますね。

谷原:あれは…あのシーンはね、希ちゃん?

佐々木:あのシーンは谷原さんと初めてご一緒する日だったんですよ。ムチャクチャ緊張しました! 手汗もすごくて(笑)。そしたら谷原さんが「大丈夫、気楽に行こう」って言ってくださって。緊張が少し解けました。

谷原:正直、僕もドキドキしますよ。でも、あまり緊張し過ぎてもいけないし、かといって初々しい空気感も大切にしなくちゃいけない。その空気作りには気を遣いましたね。

——谷原さんのシリアスな演技、低い声も印象的でした。

谷原:シリアスな役ですが、見方を変えればある意味、独りよがりな勝手な男でもある。(声は)ボリュームを出さずに静かに喋るように意識しましたね。

佐々木:単に低い声ってだけじゃなくて深みがあるんですよ! 低いけど、遠くまですごく響くんです。

谷原:それは一番のホメ言葉ですね。嬉しい(笑)。

——劇中の2人は18歳差のカップルを演じますが、ずばり、それだけ歳の離れた恋人はOK? or NO?

谷原:僕は、相手さえ良いと言ってくれれば!

——18歳年上でも?

谷原:相手さえ良いと言ってくれれば(笑)!

佐々木:広いですねー(笑)。私も生き方がかっこよければOK!

——実際の現場で話していて、ジェネレーション・ギャップを感じたり、互いに何か影響されたことは?

谷原:話をする以前に隣りにいるだけで、若い人って何かを発散してるんですよ! エネルギーを。

佐々木:え! うそ? 何だろう?

谷原:そして、おじさんからは何か臭いが出てるわけです(笑)。

佐々木:…(笑)。何も感じなかったですよ?

谷原:そりゃ朝から一生懸命お風呂入ったり、油を取ったり、お酒を控えたり…懸命だったの(笑)!

——次に共演するなら2人の関係は?

谷原:夫婦かな? 歳の離れた。

佐々木:うーん、お兄ちゃんかな…?

谷原:義理のね。希ちゃんのお姉ちゃんと結婚してる、ちょっと切ない感じの。いや、実の兄妹もいいな…。兄妹のロードムービー(と悩ましげな谷原さんの横で佐々木さんは笑いっぱなし)。

——何だか2人とも、今後、プライベートでも仲良く出来そうですね?

谷原:仲良くなれたらいいね(と佐々木さんの方に振り向く)。

佐々木:本当にそう思ってくださってるんですか(笑)?

《photo:Yoshio Kumagai》

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