ジェームズ・フランコ実弟の次世代イケメンは「この世で一番スシが好き」
驚愕のイリュージョンと興奮のアクション映像で、全世界2億3,500万ドル（約235億円）を突破したエンターテインメント大作『グランド・イリュージョン』。
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“フォー・ホースメン”と呼ばれる4人のスーパーイリュージョニストグループ。彼らはラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪い、観客を驚かせる。この複雑に計画された不可解な犯罪に当局が動き出す。FBI捜査官のディランとインターポールのアルマは、フォー・ホースメンがもっと大がかりな強盗を行う前に、阻止しようとするが、まったく尻尾をつかめず、捜査陣はマジックの種を暴くことで有名なサディウスという人物に協力を仰ぐ。しかし、イリュージョンのスペシャリストたちが誰よりも上をいっているのは明らかだった…。
デイヴ・フランコは、現在28才。フランコという名字に聞き覚えのある人もいるだろう。そう、彼のお兄さんはサム・ライミ版『スパイダーマン』でブレイク、『オズ はじまりの戦い』で主演を演じ、『127時間』では、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジェームズ・フランコなのだ。見るからにうっとりとしてしまう甘いマスクや、クシャっとした笑顔がそっくりのイケメン兄弟として注目を浴びている。
誰もが気になるに違いない「お兄さんから俳優としてのアドバイスを受けたりするか？」という質問には、「正直言うと、兄とは演技についての会話はほとんどしない。でも、兄は頼れる存在だ。例えば、ここ数年の間にもらったアドバイスとしては、焦らず、自分が欲しい役柄が来るまで、しばらく辛抱するよう言われたんだ」と答え、デイヴが一人の俳優として兄に深い尊敬の念を抱いていることが伺える。
今回、デイヴが演じたキャラクターは、“スライハンドマジック”と呼ばれる、指先やテクニックを駆使して、仕掛けのないマジックを得意とするカードの奇術師だ。何もないところから何枚ものトランプを出現させたかと思いきや、一瞬で目の前から消したり、カードを素早く相手に投げつけて攻撃するなど、目を疑う驚きのマジックを繰り出す。
スライハンドマジックの達人にするため、デイヴに技術を伝授した、マジック技術協力チーフのデヴィッド・クォンは、「通常マジシャンたちはマジックを完成させるまでに数年かかると言われている中で、デイヴは凄まじい才能を見せつけた」と語る。「デイヴは凄いですね。彼には間違いなく才能があります。何かを教えたら、次の日には何年もやってきたかのようにできるようになっているんです」と大絶賛した。
実際に練習を行ったデイヴは「この作品の下稽古はとても楽しかった。だって、稽古の初日は、トランプを投げてバナナを半分に切る練習を3時間ずっとやっていたんだよ。なぜか、僕はカード投げがうまくて、我を忘れて楽しんじゃった。でも、マジックに夢中になるのが仕事だなんて、すごくクールだって思って、家に帰ってからも毎晩、映画を観ながらスライハンドのカードトリックを練習していたんだ。最高だよ」と、自らマジックの世界に夢中になっていたことを明かした。
また「日本には、一度も行ったことがなくて、絶対に行きたいと思っている。この世で一番寿司が好きなんだ。『すきやばし次郎』本店か息子さんの店に行きたいね」と、今やヒュー・ジャックマンなどのハリウッドスターが夢中になって訪れる「すきやばし次郎」へ熱烈なラブコールを送った。
年数をかけて完成させていくマジックを楽しみながら練習し、プロのマジシャンすら驚かせる才能を見せつけるデイヴ。しかも、「寿司が世界で一番好き！」と豪語するキュートな一面を持つ彼は、これからの活躍が楽しみな次世代イケメンのひとりになりそうだ。本作で、彼の魅力とスライハンドマジックの達人ぶりを堪能してほしい。
『グランド・イリュージョン』は、10月25日（金）より 新宿ピカデリーほか全国にて公開。
