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【シネマ羅針盤】2016年の注目映画は? 年末にはSW、ハリポタ、妖怪が大激突

フォースと妖怪が熾烈な争いを繰り広げ、ド派手に幕を開けた2016年の映画界。世界中に吹き荒れる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』旋風に続けとばかりに、今年も数多くの新作がスクリーンを彩る。洋画を中心に、2016年の注目映画を紹介したい。

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エディ・レッドメイン(ニュート・スキャマンダー役)/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
エディ・レッドメイン(ニュート・スキャマンダー役)/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
  • エディ・レッドメイン(ニュート・スキャマンダー役)/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
  • 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 -(C)2015 Marvel.
  • 『アーロと少年』(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
  • 『ズートピア』(C)2015 Disney. All Rights Reserved. 
  • 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
  • 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
  • 『アーロと少年』- (C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
フォースと妖怪が熾烈な争いを繰り広げ、ド派手に幕を開けた2016年の映画界。世界中に吹き荒れる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』旋風に続けとばかりに、今年も数多くの新作がスクリーンを彩る。洋画を中心に、2016年の注目映画を紹介したい。

■ヒーロー同士のバトルが問いかける「真の正義」

誰もが知るヒーロー同士が共闘ではなく、敵対関係に陥るアクション大作が立て続けに公開。『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月25日公開)は、クリストファー・ノーラン(『ダークナイト』)が製作総指揮、ザック・スナイダー(『マン・オブ・スティール』)がメガホンをとる強力作。悪に染まったスーパーマンによってカオスと化した世界に、バットマンが舞い降りるというストーリーだけで胸が高まる。一方、アイアンマンとキャプテン・アメリカが激突する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)は、壊れかけた友情の再生がエモーショナルな感動を呼び起こす予感だ。混迷する世界情勢を背景に、自らの大義を信じてやまない彼らの姿が「真の正義」を問いかけている。

■「盤石の布陣」で攻勢をかけるディズニーアニメ

14年のアナ雪旋風に続き、昨年は『ベイマックス』『インサイド・ヘッド』が大ヒットを記録したディズニー(ディズニー/ピクサー)のアニメ作品。今年は恐竜が絶滅しなかった地球を舞台に、弱虫でひとりぼっちの恐竜アーロが、まだ言葉を持たない少年と出会う同県ファンタジー『アーロと少年』(3月12日公開)、動物たちの楽園に迫る危機を救おうと、警官になる夢を抱くウサギが大活躍する『ズートピア』(4月23日公開)と個性あふれるオリジナル作品を連続公開。さらに夏には、興収110億円を記録した『ファインディング・ニモ』以来約13年ぶりとなる続編『ファインディング・ドリー』も待機しており、まさに盤石の布陣だ。

■年末は「三つ巴」の争いに?

少し気が早いが、冬には『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフにあたる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開される予定。魔法動物に関する教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した魔法学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描いた大作で、オスカー俳優のエディ・レッドメインが主演を務める。そして、『スター・ウォーズ』シリーズの“アンソロジー・シリーズ第1弾”となる『Rogue One: A Star Wars Story』(原題)は12月に世界同時公開の予定。『エピソード4/新たなる希望』の前日譚で、反乱軍メンバーが、デス・スターの設計図を手に入れる姿が描かれる。年末はすでに公開が決定している『映画 妖怪ウォッチ』第3弾も加わり、三つ巴の争いが繰り広げられそうだ。
《text:Ryo Uchida》

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