ケイト・ブランシェットに惚れる!『オーシャンズ8』の頼れる右腕がカッコよすぎ

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『オーシャンズ8』(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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ついに劇場公開された『オーシャンズ8』。シリーズを知らなくても、サンドラ・ブロックやアン・ハサウェイ、リアーナなど超豪華女優陣がスクリーンに勢ぞろいし、ゴージャスで大胆な宝石強奪劇がテンポ良く展開するとあって、早くもリピーターがちらほら。

そんな中、サンドラ演じる新“オーシャンズ”のリーダー、デビー・オーシャンの頼れる右腕、ルー役を務めたケイト・ブランシェットに「とにかくカッコいい!」「神々しい」から「抱かれたい」まで、そのクールな魅力に“惚れた”という声が続出。「デビーとのバディ最高」「スカジャンが似合いすぎ」といった声も相次いでいる。

伝説的なイングランド女王からマーベル・コミックのヴィランまで演じ分け、歴史大作やファンタジー、ヒューマンドラマ、ラブストーリーなどあらゆるジャンルの作品に出演し、アカデミー賞に2度も輝く名女優“ケイト様”。そんなケイト様に思わず“惚れてしまう”映画をピックアップしてみた。


賞レース常連!その実力に惚れる!


ケイト様は、ニコール・キッドマンやヒュー・ジャックマン、近年ではクリス・ヘムズワース、マーゴット・ロビーなど、人気俳優&女優を多数輩出しているオーストラリアの出身。オーストラリア国立演劇学院を卒業し、舞台で活躍しながら、1994年に自国映画でスクリーンデビュー、レイフ・ファインズと共演した『オスカーとルシンダ』('97)でオーストラリア映画協会(AFI)賞にノミネートされた。

オーストラリアの演劇界で高い評価を得ていたケイト様の名が、一躍世界に轟くきっかけとなったのは、16世紀、国政の混乱に揺れるイングランドの若き女王を熱演した『エリザベス』(’98)。ゴールデン・グローブ賞を受賞し、アカデミー賞にも初ノミネート。ピープル誌の「最も美しい50人」にも選出された。その後、マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』(’04)でアカデミー賞助演女優賞を初受賞する。

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 (C)- 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
2007年製作の『エリザベス:ゴールデン・エイジ』で同・主演女優賞、『アイム・ノット・ゼア』で同・助演女優賞にそれぞれノミネートされるという快挙を達成。同じ年に主演/助演の両部門にWノミネートされたのは、アカデミー賞史上わずか5人しかいないという。ボブ・ディランを演じた『アイム・ノット・ゼア』ではヴェネチア映画祭の女優賞も獲得。

『アイム・ノット・ゼア』 (C)- 2007 VIP Medienfonds 4 GmbH & Co.KG/All photos-Jonathan Wenk
タイム誌の「最も影響力を持つ100人」の1人に選ばれ、2008年にはハリウッドのウォーク・オブ・フェームにも星を刻んだ。そして、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』('13)では主演女優賞で2度目のアカデミー賞を獲得するなど、その年の映画賞を総なめにした。

『ホビット 決戦のゆくえ』 (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
ファンタジーファンには『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、そして『ホビット』3部作の“ガラドリエル”としてお馴染み。『崖の上のポニョ』英語版ではグランマンマーレの声を務めており、『マイティ・ソー バトルロイヤル』ではマーベル映画初となる女性ヴィラン、“ヘラ”を喜々として演じていた。

スティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の『バベル』、スティーブン・ソダーバーグ監督の『さらば、ベルリン』など名匠・鬼才とのタッグも多く、“ダニー・オーシャン”ことジョージ・クルーニー主演・監督の『ミケランジェロ・プロジェクト』にも出演。『ニュースの真相』('15)では名優ロバート・レッドフォードと実録ものに挑み、ジョージ・W・ブッシュ政権を揺るがすスクープに翻弄された実在のジャーナリストに扮した。

(C) 2015 FEA Productions, Ltd. All Rights Reserved.

カンヌの審査員長に!女性の権利向上を訴える


ケイト様といえば、5月に行われた第71回カンヌ国際映画祭で審査委員長を務め、是枝裕和監督の『万引き家族』に最高賞パルム・ドールを授与したばかり。安藤サクラが涙を流すシーンについて、「今後、私も含め今回の審査員を務めた俳優の中で、あの泣き方をしたら、彼女の真似をしたと思って」と監督に伝えていたという。

『万引き家族』第71回カンヌ国際映画祭   (C)2018 Getty Images
映画祭開催中には、レア・セドゥ、クリステン・スチュワートら女性審査員と、『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督、アカデミー賞女優マリオン・コティヤールら82人とレッドカーペットを闊歩したことも話題を呼んだ。「82」という数字は、70年以上のカンヌ映画祭の歴史においてコンペティション部門で上映された女性監督の作品数。男性監督の作品1,668本に対し、わずか5%に過ぎないことを示し、女性映画人の権利向上を訴えていた。

第71回カンヌ国際映画祭(C)Getty Images
また、プライベートでは、劇作家の夫アンドリュー・アプトンとの間に3人の息子がおり、第4子として養子の女の子を迎えているケイト様。息子たちは『キャロル』にもカメオ出演している。来日時、「女優と母親業との両立は大変ですか?」と尋ねたメディアに対し、「もし私がショーン・ペンやダニエル・デイ・ルイスならそんな質問はしないですよね? 父親の場合、両立は大変ですか? とは聞かれない。女優は、いつもその質問をされる」とのコメントを返しており、そうした確固とした姿勢も支持を集めている。


国家が惚れる!女王を演じた『エリザベス』2部作


1998年の『エリザベス』は、彼女のキャリアの中でもエポック的な作品だ。前王の異母姉メアリー1世が死去し、25歳の若さで王位を継承したエリザベス1世を演じた。エリザベス1世は陰謀渦巻く中で、国の弱体化の原因となっていた宗教の統一を目指し、“国家と結婚します”と宣言。生涯独身を通し、処女王(ヴァージン・クイーン)と呼ばれて愛された。

初々しく懸命で、若くして孤軍奮闘する姿は、当時ハリウッドに進出したばかりだったケイト自身とも重なる。また、そのカリスマ性溢れる姿は、後のガラドリエル役などにも継承される彼女の絶対的なイメージとなっていく。『エリザベス』では在りし日のリチャード・アッテンボロ-をはじめ、ジョセフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、ヴァンサン・カッセル、ダニエル・クレイグなどの若き日も堪能でき、続編となる『エリザベス:ゴールデン・エイジ』にはエディ・レッドメインが暗殺者役で登場している。

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 (C)- 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.『エリザベス:ゴールデン・エイジ』より

“大富豪”ディカプリオも惚れる!『アビエイター』


レオナルド・ディカプリオとスコセッシ監督がタッグを組み、実在した大富豪ハワード・ヒューズの半生を映画化した『アビエイター』。飛行機で大空を飛び回り、地球最速の男を目指しながら、大金を投じて映画も製作、女性関係も派手だったハワード・ヒューズをレオが演じ、ケイトは彼の交際相手だったハリウッドの人気女優キャサリン・ヘプバーンを研究を重ねて好演を見せた。キャサリン・ヘプバーンはアカデミー賞を史上最多の4度も受賞した、たった1人の俳優であり、ケイトにとっても憧れの存在であるに違いない。

『アビエイター』サブ4

“デイム”ジュディ・デンチも惚れる!『あるスキャンダルの覚え書き』


『007』シリーズの“M”や、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』『オリエント急行殺人事件』などで知られ、“デイム”の称号を受けた英国の名女優ジュディ・デンチと共演した『あるスキャンダルの覚え書き』('06)。ケイトが演じるのは、ジュディ演じる孤独な女性教師に異常なほどの関心を寄せられる、若き美術教師シーバ。人妻である彼女が、“あるスキャンダル”を抱えているのだ。

『あるスキャンダルの覚え書き』 -(c)2006 Fox and its related entities. All rights reserved.
次第に狂気を帯びていくジュディと、彼女に翻弄されていくケイトの対峙は必見で、2人ともアカデミー賞(主演と助演)にノミネートされた。何気にジュディも『恋に落ちたシェイクスピア』で同時期にエリザベス1世を演じており、アカデミー賞を獲得している。

ブラッド・ピットも惚れる!『ベンジャミン・バトン数奇な人生』


80代の肉体で生まれ、年齢を重ねるごとに外見が若返っていく男をブラッド・ピットが演じたデヴィッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(’08)。時の流れに逆行して体は若返っていく、まさに数奇な運命の男の最愛の女性デイジーを演じたのがケイトだ。彼女はもちろん年齢を重ねるごとに老いていく役柄で、ベンジャミンの生涯を見届ける86歳の老女となるまで特殊メイクで演じ切った。2人の人生が交差し、“現実的”な恋人同士でいられた期間はあまりに短く、儚く、余計に胸が締めつけられる。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 -(C) 2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros.

ルーニー・マーラも惚れる!『キャロル』


初めてエグゼクティブ・プロデューサーも務めた『キャロル』('15)は、1950年代にニューヨークで運命的に出会い、惹かれ合っていく2人の女性の恋愛を切なくも美しく描いた傑作。ケイトの主演女優賞、ルーニー・マーラの助演女優賞をはじめアカデミー賞6部門にノミネートされた。

『キャロル』(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014  ALL RIGHTS RESERVED
ケイトは、「SK-II」のイベントでの来日はあったが、映画のプロモーションとしては初の来日も果たした。ジャパンプレミアでは「1950年代において、同性愛は犯罪的な行為。原作のパトリシア・ハイスミスは“クライムサスペンスの女王”と呼ばれた作家ですが、ここで描かれる犯罪は、銃によるものでも殺人でもなく、愛そのものです」と語り、「私たちは愛でこの映画を作りました」と熱く語る姿が印象的だった。

ケイト・ブランシェット/『キャロル』ジャパンプレミア

意地悪な継母でも惚れる!『シンデレラ』


ケネス・ブラナーが監督を務めたディズニー・アニメーションの実写化『シンデレラ』('15)での意地悪な継母ぶりも話題を呼んだ。ケイトが演じたトレメイン夫人は洗練されたセンスを持つ、派手好きな女性ではあったものの、相次いで夫を亡くしてしまう。自分では何も持たないため、なんとしてでも2人の娘を良縁に嫁がせたい母親だ。だからこそ、若く美しく、誠実で無垢、王子に愛されることになるリリー・ジェームズ演じるエラが憎くてたまらない。ケイトは喪失感や激しい嫉妬にまみれ、意地を張りながら生きる彼女の哀しみを演じ切っている。

『シンデレラ』(C)2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 

マニッシュなケイト様に惚れる人が続出


そして『オーシャンズ8』では、頭の回転が速くスカウト上手、独自の美学を持つルー・ミラーがハマリ役となっている。彼女は相棒デビーの仮出所を、誰よりも待ち望んでいたはず。いざというときに、リーダーであるデビーにひと言物申すことができるのも彼女だけだ。ピタッとした革パンにブーツ、スカジャンなど、マニッシュな装いが、そんな彼女のクールなカッコよさをいっそう高めている。

『オーシャンズ8』(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
《text:Reiko Uehara》

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