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第76回ゴールデン・グローブ賞、『ボヘミアン・ラプソディ』が作品賞&主演男優賞に

第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間1月6日に開催され、『ボヘミアン・ラプソディ』がドラマ部門作品賞、主演男優賞を受賞した。

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『ボヘミアン・ラプソディ』(C) 2018 Twentieth Century Fox
『ボヘミアン・ラプソディ』(C) 2018 Twentieth Century Fox
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』(C) 2018 Twentieth Century Fox
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』(C) 2018 Twentieth Century Fox
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』 (C) 2018 Twentieth Century Fox
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』 (C) 2018 Twentieth Century Fox
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』 (C) 2018 Twentieth Century Fox
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』(C) 2018 Twentieth Century Fox
  • 『バイス』(C) 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
  • クリスチャン・ベール-(C)Getty Images
アカデミー賞の行方を占う前哨戦の1つ、第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間1月6日に開催され、『ボヘミアン・ラプソディ』がドラマ部門作品賞、主演男優賞を受賞した。

候補となった2部門を制覇した『ボヘミアン・ラプソディ』で、フレディ・マーキュリーを演じ、主演男優賞を受賞したラミ・マレックは「クイーンに感謝します。ブライアン・メイ、あなたに。ロジャー・テイラー、あなたに」と授賞式に出席したクイーンのメンバー2人に感謝のスピーチ。そしてフレディに「これはあなたのため、あなたの賞です、ゴージャス!」と呼びかけた。

最多6部門で候補になった『バイス』はクリスチャン・ベールがミュージカル/コメディ部門で主演男優賞を受賞、『グリーンブック』がミュージカル/コメディ部門作品賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚本賞で最多3部門を受賞した。

外国語映画賞を受賞したNetflixの『ROMA/ローマ』はアルフォンソ・キュアロンが監督賞も受賞。

歌曲賞を受賞したレディー・ガガはステージ上で涙ぐみ、「音楽業界では女性が真剣に扱ってもらうのはとても難しい。でも、この3人は私をサポートしてくれました」と共作者のマーク・ロンソン、アンソニー・ロッソマンド、アンドリュー・ワイアットに感謝し、「ブラッドリー、大好きです」と締めくくった。

『バイス』で、ジョージ・W・ブッシュ政権下で「史上最強」とも「史上最悪」と言われ、影の実力者として知られたディック・チェイニーを演じ、主演男優賞に輝いたクリスチャン・ベールは「インスピレーションを与えてくれたサタンに感謝します」とスピーチ。関係者や家族に感謝を述べて、「誰か忘れていなかったっけ?」と客席の妻に助けを求める微笑ましい一幕も。

主演女優賞を受賞した大ベテランのグレン・クローズは、本当に驚いた様子で涙ぐみながら、プレゼンターのゲイリー・オールドマンからトロフィーを受け取った。「みんなここに上がるべきよ」と賞を競った候補者たち4人をたたえた。

司会を務めながら、テレビの部ドラマシリーズ主演女優賞を受賞したサンドラ・オー(『キリング・イヴ/Killing Eve』)は感極まった様子で関係者に感謝を述べたあと、客席にいた両親に「お母さん、お父さん、愛してる」と韓国語で語りかけた。

日本からノミネートされた『万引き家族』(外国語映画賞)、『未来のミライ』(アニメーション映画賞)は惜しくも受賞を逃した。


■映画の部


ドラマ部門
作品賞
『ボヘミアン・ラプソディ』

主演女優賞
グレン・クローズ 『天才作家の妻 -40年目の真実-』

主演男優賞
ラミ・マレック 『ボヘミアン・ラプソディ』

ミュージカル/コメディ部門
作品賞
『グリーンブック』

主演女優賞
オリヴィア・コールマン 『女王陛下のお気に入り』

主演男優賞
クリスチャン・ベール 『バイス』

助演女優賞
レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』

助演男優賞
マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』

監督賞
アルフォンソ・キュアロン 『ROMA/ローマ』

脚本賞
ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・ヘインズ・クリー、ピーター・ファレリー 『グリーンブック』

音楽賞
ジャスティン・ハーウィッツ『ファースト・マン』

歌曲賞
「Shallow」 『アリー/ スター誕生』

外国語映画賞
『ROMA/ローマ』 メキシコ

アニメーション映画賞
『スパイダーマン:スパイダーバース』

■テレビの部


ドラマ部門

作品賞
「ジ・アメリカンズ」

主演女優賞
サンドラ・オー 「キリング・イヴ/Killing Eve」

主演男優賞
リチャード・マッデン 「ボディガード -守るべきもの- 」

ミュージカル/コメディ部門
作品賞
「コミンスキー・メソッド」

主演女優賞
レイチェル・ブロズナハン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」

主演男優賞
マイケル・ダグラス 「コミンスキー・メソッド」

リミテッドシリーズ/テレビ映画部門
作品賞
「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」

主演女優賞
パトリシア・アークエット 「Escape at Dannemora」(原題)

主演男優賞
ダレン・クリス 「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」

助演女優賞
パトリシア・クラークソン 「KIZU-傷-」

助演男優賞
ベン・ウィショー 「英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件」

セシル・B・デミル賞
ジェフ・ブリッジス

キャロル・バーネット賞
キャロル・バーネット
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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