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アリシア・ヴィキャンデル「衝撃を感じてもらいたい」『ブルー・バイユー』で描かれた“現実”

『ブルー・バイユー』から、夫が国外追放される危機に直面した妻・キャシー役を演じたアリシア・ヴィキャンデルのインタビュー映像が解禁。

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『ブルー・バイユー』(C)2021 Focus Features, LLC.
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2021年、カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションを浴びた『ブルー・バイユー』から、夫が国外追放される危機に直面した妻・キャシー役を演じたアリシア・ヴィキャンデルのインタビュー映像が解禁された。


>>『ブルー・バイユー』あらすじ&キャストはこちらから

解禁されたインタビュー映像では、キャシー役を演じたアリシアは、「この作品では、アメリカだけでなく世界中の養子問題にも触れている。書類手続きに不備があって、どの国の市民権も得られず、家族や友達のいる生まれ育った国から、突然よそ者扱いを受けたりする」と、この映画が描く普遍的なテーマについて掘り下げる。

「私が初めて脚本を読んだ時の衝撃を観客にも感じてもらいたい。私自身、この家族にまつわる物語に深く心を揺り動かされた。アメリカだけでなく、世界中にこれほど多くの養子がいるとは。彼らは自分の国から合法的に追い出されてしまう。生まれ育った国なのに。信じることができなくて、個人的にもっとリサーチしたり、この問題に関する記事を読んだ」と明かし、「こういう物語は知る価値がある。作品に命を与えてくれたジャスティン(・チョン)と他の関係者にも感謝してる」と、この映画を観て現実を知ってほしいと期待を込めて語っている。

すでに映画館で本作を鑑賞した観客からは、SNS上で「家族についての物語。心奪われました」「不遇な生い立ちや理不尽さに翻弄されながらも溢れ出る人間らしさ。号泣」「嗚咽を堪えるのに必死だったラスト5分」「凄かった。あまりにも完成度が高い」「とても感動的で、胸が熱くなった」「『ブルー・バイユー』やばい。暫定ベストです」「彼らの繊細な演技に揺さぶられた」など、絶賛コメントが相次いでいる。

『ブルー・バイユー』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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