※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【インタビュー】杉野遥亮、充実の1年も「常に模索」 “誠実さ”と共に見据える未来

「誠実に」というワードがインタビュー中、何回か杉野遥亮から発せられた。俳優という職業においても、プライベートでも、彼が大切にしている“誠実”。

最新ニュース インタビュー
注目記事
杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi
  • 杉野遥亮『やがて海へと届く』/photo:Maho Korogi

「誠実に」というワードがインタビュー中、何回か杉野遥亮から発せられた。俳優という職業においても、プライベートでも、彼が大切にしている“誠実”。

杉野さんの映画デビューは2017年に公開された『キセキ -あの日のソビト-』だった。GReeeeN結成と、その後デビューし名曲「キセキ」が作られるまでの実話をベースにした同作において、杉野さんは菅田将暉、横浜流星、成田凌とともにGReeeeNのメンバーとして演じ切った。あれから5年、年を追うごとに人気も知名度も実力も、もしかして本人が予想だにしないほどジャンプアップしている。引っ張りだこの人気者は、今、何を思うのか。

「自分的に、この1年は濃かったなと思っています。目の前のことに精一杯だった感じがして。充実なのかな、振り返ったときに“あ、あの1年頑張ったな”と思える1年ではあったと思います。けれど100%楽しめていたかと言われると、判らなくて。なんか必死だったんです」

それは「自分探しをしている感覚」と杉野さんは言う。

「自分探しは自分自身もだけれど、役者として(の自分)も探しているんです。“どうあるのがいいんだろう”、“どこにどうやって向かっていくんだろう”ってずっと模索しながら、毎日目の前のことに一生懸命向かっていた感じがしていて。しんどかったといえばしんどかったから、この1年は」

そう言い切ると、一息ついた。忙しさ=作品のオファーが多く、充実の俳優人生と変換できるようにも捉えられる。杉野さんも本音は、「本当の理想は、やっぱり真剣に楽しくものづくりを続けていけたらいいな、と思ったりします。そういうことを常に考えてしまうというよりも、結構ちゃんと誠実に、真剣に生きているだけなのかもしれないです。どうやったら目の前のことを楽しめるようになるかなって、常に模索していった1年でした」。

悩みながらも着実に歩みを進めた1年。では、遠い未来の10年後だったら? 杉野さんはどんな自分になっていたい?

「35歳とか36歳か…! もうだいぶ大人ですね。正直“未来は絶対こうなっていたい!”とかはありません。願望とかはなくて、なるようにしかならないしな、と思っていて。ただ、なんか…誠実に生きていてくれればいいかな、とは思います。俳優の仕事をやらせてもらっているんだから、自分に嘘をついたり、何かに執着して自分に無理をするような10年後ではいたくないなと思います」

颯爽とした雰囲気を持つ彼だが、伝える言葉は非常に明快で、かつ気持ちがこもっていた。


《text:赤山恭子/photo:Maho Korogi》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top