2008年にオリンピック開催を控え、活気づく北京。日本企業も続々進出し、アジア全体から注目が集まっているこの街で、11月18日から24日、2006北京・日本映画週間が開催された。日本ではチェン・カイコー、ウォン・カーウァイという巨匠をはじめ、ジャ・ジャンクーなど新鋭監督の作品、さらには昨年公開された高倉健主演、チャン・イーモウ監督の『単騎、千里を走る。』など、海を越えた友情のもとに製作された日中合作も登場するほど、中国映画が定着。そんな中、中国で人気高まっている日本映画を一挙上映し、日中の文化交流を深めるのが、本映画祭の目的だ。
ヴィクトリア王朝時代、世の中はまだ封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった中、ポターはピーターラビットとその仲間たちの物語を次々に出版。やがて、編集者と恋におちるが、身分違いの許されない恋の行方に思わぬ運命が待っていた…。
日本では来年2月公開を予定している『墨攻』が、11月23日より中国・香港にて公開され、同日公開作品の中で群を抜いてダントツ1位の好スタートを切った。それぞれの公開4日間の成績は、中国が435館で2,100万元(357,000,000円)、香港が47館で580万香港ドル(98,208,660円)という記録。特に香港では、公開4日間の成績が全体の50%以上のシェアを占め、大ヒットスタートとなっている。
本年度の第59回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞し、上映後には15分間に及ぶスタンディングオベーションが起きた『バべル』の公開が、2007年ゴールデン・ウィークに決定した。
塚本晋也監督最新作、松田龍平、安藤政信、そして本作で女優デビューを飾ったhitomiという豪華キャストで贈る『悪夢探偵』ではただいま、映画を応援してくれる「悪夢探偵団」を大募集中!
マフィアに潜入した警察の男、警察に潜入したマフィアの男──『ディパーテッド』の原案はあの超ヒット作の香港映画『インファナル・アフェア』シリーズだ。いくつもの伏線が緻密に張り巡らされたストーリー、トニー・レオン&アンディ・ラウ、エディソン・チャン&ショーン・ユーという美しき男たちの哀しき運命を描いた3部作は、公開とともに世界中の熱狂を浴びた。
映画の世界にアカデミー賞があるように、テレビの世界にはエミー賞があります。これはATAS(米国テレビ芸術科学アカデミー)の提唱で1948年に誕生した賞で、その年に顕著な実績を残した番組、俳優、スタッフなどに贈られます。そこで、今回はエミー賞の常連でもある良質なドラマたちを紹介しましょう。
全世界で4,500万部のベストセラー小説を最新映像技術によって映画化した『シャーロットのおくりもの』。本作の公開を記念し11月29日(水)東京国際フォーラムにて、主演のダコタ・ファニングやゲイリー・ウィニック監督らアメリカからのゲストに加え、福田麻由子、鶴田真由、高橋英樹ら日本語吹替版声優陣も参加、さらにサプライズ・ゲストも登場したジャパン・プレミアが行なわれた。
ご存知の通り『犬神家の一族』は30年前に市川崑監督、石坂浩二主演で作られたミステリー超大作だ。過去の作品を現代版で、また日本映画をハリウッド版でリメイクすることは取り立てて騒ぐことではないが、同じ作品を同じ監督、同じ主演でリメイクというのは珍しい。というわけで、1作目を知る人にとっては新キャストで繰り広げられる犬神家の複雑な人間模様が最大のみどころ。そして、松嶋菜々子、富司純子、松坂慶子、萬田久子をはじめ期待を裏切ることのないオールキャストが実現した!
おしゃれに敏感な女性たちに大人気、絶賛公開中の『プラダを着た悪魔』。「ヴォーグ」で働いていた経験を持つローレン・ワイズバーガーが執筆した原作本を、時に楽しく、時に身につまされながら読んだ人も多いのでは。仕事、恋、おしゃれなど、女性はいろいろ忙しい。その中で、自分らしい生き方を探りながら、少しずつ成長していく主人公の姿に共感した人は多かったことでしょう。
善は、悪からも生まれる——ピューリッツァー賞に輝いた実話を基にした問題作の完全映画化『オール・ザ・キングスメン』の日本公開が、2007年陽春に決定した。
いよいよ冬(そしてホリデー・シーズン)の到来ですね…。
全40ヶ国でベストセラーを記録しているファンタジー小説を完全映画化した『エラゴン 遺志を継ぐもの』。完成前から注目を集めてきた話題の超大作で、主人公エラゴンを演じているのがエド・スペリーアスだ。18万人の候補者から選ばれた彼は、イギリスのパブリックスクール、イーストボーン・カレッジを卒業したばかりの18歳。オーディションを受けたきっかけは「学校の演劇の先生に勧められたから」だという。
「他の映画のオーディションを受けてダメだったこともあるし、“落ちるだろうな”という感覚はよくわかるんだけど、合格する手ごたえは正直言ってよくわからなかった(笑)。でも、“もしかして合格に近づいているかも?”という感覚はあったよ。といっても、まさか本当に選ばれるとは思わなかったけれどね」