太平洋戦争末期、無差別爆撃を実行した米軍機の搭乗員を処刑した責任を問われ、B級戦犯として戦争裁判にかけられた岡田資(たすく)中将(藤田まこと)。傍聴席から妻・温子(富司純子)や家族が見守る中、彼はひとり“法戦”に挑んだ。部下を守るため全責任を負った岡田中将の潔い姿は、次第に法廷内にいる全ての人の心を動かしていく。そして、判決が下る――。戦勝国アメリカとの法廷戦争に、最後まで誇り高く立ち向かった岡田資中将と家族の絆を描いた真実の物語。
小泉堯史
3月1日(土)に公開されて以来、多くの人々の心を打ち、現在も大ヒット公開中の『明日への遺言』。都内の公開劇場の3館および名古屋の1館、大阪の1館では「千羽鶴に託す平和へのねがい」と題して、去る3月10日(月)から20日(木・祝)までの期間に本作を鑑賞された方に、折鶴を折ってもらう祈念イベントを実施した。そして3月27日(木)、本作の監督を務めた小泉堯史と原正人プロデューサーが、映画の大ヒットを報告するために、先述のイベントで作られた折鶴を携えて、主人公の岡田資中将が眠る府中市の多磨霊園を訪れた。
やっぱりディズニーはすごい!
3月1日の公開より、シニア層を中心に大ヒット記録中の『明日への遺言』。戦争を描いた本作に込められた、平和の尊さ、生きる喜びというメッセージを改めて伝えるため、3月12日(水)、小泉堯史監督とエッセイストの海老名香葉子を迎えて、平和への願い、戦争の悲惨な体験などを語る「愛と平和のトークショー」が開催された。
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』大ヒットの兆し!
命を懸けて最後まで愛する人を守り、誇り高く生き抜いた岡田資(たすく)中将の生きざまを描いた真実の物語『明日への遺言』。家族の絆というテーマを背景に、戦争をふり返る本作が、3月1日(土)より好調スタートを切っている。自衛問題が議論されるいま、本作を鑑賞した中曽根康弘元総理より感動のコメントが寄せられている。
『チーム・バチスタ』が遂に陥落?
第二次世界大戦後に各地で占領軍によって行われた戦犯裁判。責任を部下に押しつけて罰を逃れようとする日本人将校が多い中、部下を守って全責任を負い、なお米国の無差別爆撃を国際法違反だとして糾弾した岡田中将という人物が実在した。彼の毅然とした態度は傍聴人ばかりか裁判を取り仕切る米国側の検察、判事らの心をも動かしていく。
大人気小説&コミック原作が大ヒット
曲の世界をモチーフにして同名映画化された「涙そうそう」や長野オリンピック開会式のテーマソング「明日こそ、子供たちが…」など、メッセージ性の強い歌詞と豊かな歌唱力で多くの人の心に残る名曲を世に送り出してきた森山良子。彼女が、初めて映画の主題歌として書き下ろしたのが3月1日(土)より公開される『明日への遺言』で流れる「ねがい」である。映画は、実在の元東海軍司令官・岡田資中将の法廷での戦いと、彼を見守る家族の姿を描く。本作から何を感じ、どのようにして「ねがい」は生まれたのか? 森山さんに話を聞いた。
太平洋戦争末期、米軍兵士を処刑した罪で戦争裁判にひとり挑んだ実在の人物、岡田資(たすく)中将の生きざまと家族の絆を描いた『明日への遺言』。主演・藤田まことが渾身の演技を見せる本作がいよいよ3月1日(土)より公開される。これに先立ち、2月25日(月)、堀之内妙法寺の祖師堂にて、藤田さん、原正人プロデューサー、そして岡田中将の息子・陽(あきら)さんの妻、岡田純子さんが追善法要に参列し、映画の完成報告とヒット祈願を行った。
大岡昇平の「ながい旅」を原作に、戦後のアメリカ占領下での一人の日本人の誇り高き戦いと、彼を支え続ける家族の姿を描いた『明日への遺言』が3月1日(土)に公開初日を迎える。2月22日(金)に本作の特別試写会が開催。小泉尭史監督に富司純子、加藤隆之、近衛はなのキャスト陣、本作の主題歌を歌う森山良子、さらにスペシャルゲストとして、本作に強い感銘を受けたという眞鍋かをりも駆けつけ、舞台挨拶が行われた。
映画監督や宣伝マン、プロデューサーなど映画業界を目指す人々の育成を目的とし、現役で活躍する映画人が生きたレクチャーを行うニューシネマワークショップ。これまで、多数の人材を映画界へと輩出してきた本セミナーも今年で開設11年目。今年もまた業界で活躍する映画人を講師陣に迎え、3月9日(日)、3月20日(木・祝)の2日間に分けて開催されることとなった。
B級戦犯として戦後、戦勝国アメリカに起訴された岡田資中将の、誇りを懸けた法廷での戦いを描いた『明日への遺言』。2月6日(水)、本作の特別試写会が開催され、上映前に舞台挨拶の主演の藤田まことと富司純子、小泉尭史監督、そしてスペシャルゲストとして、本作でナレーションを務めた竹野内豊が登壇した。
『雨あがる』、『博士の愛した数式』と普遍の愛を描いてきた小泉堯史監督が長年の構想期間を経て完成させた、渾身の一作『明日への遺言』。3月1日(土)に迫る公開に先駆けて、本作で主人公・岡田資中将を演じきった藤田まことと小泉監督が、映画プロモーションのために全国約15か所を巡るキャンペーンを行うことが決定。1月16日(水)、鹿児島県を皮切りにキャンペーンは好スタートを切った。
第二次世界大戦終了後、米軍搭乗員処刑の罪に問われながら、部下を守るためにひとりで戦犯裁判に挑んだ男がいた──。日本人としての誇りを最後まで貫き通した、岡田資(たすく)中将の勇姿を描いた『明日への遺言』が3月1日(土)より公開される。これに先駆けて、1月14日(月・祝)、外国人特派員向けの本作の試写会が開催され、小泉堯史監督、原正人プロデューサー、そして小泉監督と共同脚本を手がけたロジャー・パルバースが、その後の記者会見に出席した。
10月27日(土)、ついに最終日を目前にした第20回東京国際映画祭にて『明日への遺言』がワールドプレミアを兼ねて、特別招待作品としてBunkamuraオーチャードホールで上映され、藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックイーン、リチャード・ニール、小泉堯史監督が舞台挨拶に登壇した。
太平洋戦争末期、日本を爆撃した米軍機B29の搭乗員38名が処刑された。終戦後、その責任を問われB級戦犯として軍事裁判にかけられたのが、時の司令官・岡田資(たすく)中将だった。敗戦国だけが戦争の責任を問われる時代に、たった1人で戦勝国アメリカに法廷での戦いを挑んだ彼の、誇り高き日本人としての生涯を追った『明日への遺言』。6月6日(水)、本作の製作現場記者会見が行われ、小泉堯史監督、藤田まこと、富司純子はじめ日米両国の主要キャストらが出席した。