自宅のベッドルームで曲を書きあげていた少女が、いかにして世界の音楽界を席巻するアーティストになったのか。デビュー前から現在までのビリーを全て捉えた初のドキュメンタリー映画。幼少期の貴重の映像から、レコーディング、デビュー時のフォトセッション、家族の団欒など、ごく普通の女の子であったビリー・アイリッシュ。しかしデビューすると、彼女の世界は急激に変わっていく。彼女を一目見ようと熱狂する人々、インタビュー、ツアー、ステージ、憧れの人との対面。当初は成功という状況を楽しんでいた彼女だったが、徐々に彼女にふりかかる精神的、肉体的疲労。その中で彼女が心の支えとして頼るのは家族の絆と愛。本作はビリー・アイリッシュの成功の過程を追うだけでなく、彼女の精神的成長、そして家族の絆についても深く掘り下げ、ビリー・アイリッシュのありのままを記録し、物語を伝えていく。
R・J・カトラー