1978年、パリ。若手ミュージシャンのアナは、依頼されたCMの作曲にとりかかっていたものの、納得のいく曲が作れずにいた。ある日、アナは偶然、見たこともない日本製のリズムマシン(ROLAND CR-78)を手に入れ、その音色に魅せられる。時はエレクトロ・ミュージックの世界的なブレイク前夜。シンセサイザーやリズムマシン、シーケンサーなどの電子楽器が普及し始め、日本でもYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が結成された頃。未来的な音の響きに心躍らせる女性ミュージシャンのアナと友人たちをエモーショナルに描く。
マーク・コリン