法律家を目指し、法科大学院に通う、久我清義ことセイギは、同級生の織本美鈴、校内で模擬裁判をする無辜ゲームの主宰者・結城馨と共に勉強漬けの毎日を送っていた。無事司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとへ馨からロースクール時代に流行っていた模擬裁判「無辜ゲーム」をしようと呼び出され向かうと、そこには血のついたナイフを持った幼なじみの美鈴とすでに息絶えた馨の姿が。暴かれてゆく封印されていた3人の秘密。追い込まれた清義は究極の決断をするが――。 五⼗嵐律⼈の本格法廷ミステリー小説「法廷遊戯」(講談社刊)の映画化。
深川栄洋