※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ブラピ「男女の愛にはいつか終わりが…」意味深発言の真意は? 報道陣に逆質問も!

2月22日(現地時間)に授賞式が行われる第81回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞を始めとする最多の13部門にノミネートを果たした『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。『セブン』、『ファイト・クラブ』に続き本作で3度目のタッグを組んだデヴィッド・フィンチャー監督と主演のブラッド・ピットが揃って来日し、1月28日(水)に記者会見が行われた。

最新ニュース レポート
注目記事
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』来日記者会見。デヴィッド・フィンチャー監督とブラッド・ピット
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』来日記者会見。デヴィッド・フィンチャー監督とブラッド・ピット
  • 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』来日記者会見。デヴィッド・フィンチャー監督とブラッド・ピット
  • 報道陣に逆質問も!
  • 初来日となったデヴィッド・フィンチャー監督
  • 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』来日記者会見。デヴィッド・フィンチャー監督とブラッド・ピット
  • ご覧の通り指輪は右手薬指!
  • 今回は一家揃っての来日!
  • こんな渋〜い表情も
  • 愛にはいつか終わりが…?
2月22日(現地時間)に授賞式が行われる第81回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞を始めとする最多の13部門にノミネートを果たした『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。『セブン』、『ファイト・クラブ』に続き本作で3度目のタッグを組んだデヴィッド・フィンチャー監督と主演のブラッド・ピットが揃って来日し、1月28日(水)に記者会見が行われた。

3年ぶりの来日となったブラッドは、「この映画は多くのスタッフによる長い時間におよんだ努力の末に完成しました。こうしてこの作品を携えて日本に来ることができて嬉しいです」と挨拶。今回が初来日となるフィンチャー監督も、詰めかけた報道陣の多さに驚いた表情を見せながら「私たちの小さな作品に、こうして興味を持っていただけてありがたく思います」と語った。

80歳の肉体でこの世に生を受け、少しずつ若返っていくベンジャミン・バトンという難役に挑んだブラッド。役へのアプローチについて尋ねると「実は、最初に脚本を読んだときには(役について)何のアイディアもなかったよ。でも、特殊メイクをするためにイスに座り、素晴らしい才能を持ったメイクアップアーティストたちに、まるで彫刻を彫るかのようにメイクを施してもらう中で、演じるそれぞれの年代の男のイメージが浮かび、自分の中で深まっていったんだ」と明かした。一方でブラッドは、作品の完成までの過程を「ブロックを一つずつ積み重ね、ビルを建てていくようなもの」と表現し、ベンジャミンという男もその積み重ねの中で生まれ、作り上げられていったことを強調。「ここで描かれているのは、初恋や別れ、死といった、誰しもが人生の中で出会う普遍的な経験と言える。役を演じながらこうした人生経験を積んでいくのは、決して困難ではなく、楽しい作業だったよ」と笑顔でふり返った。

では、そんなベンジャミンの人生の中で最も印象に残っていることは? という質問には「あえて選ぶのなら、ラスト近くで彼が、謙虚な気持ちで自らの経験を手紙にしたためるところかな。『物事を始めるのに遅すぎるということはない』という言葉が心に強く響いているよ」という答えが返ってきた。

フィンチャー監督もまた、ブラッド同様、ベンジャミンという人物を作り上げていくことを楽しんだ様子。「外見と内面の異なる非常に複雑な役柄ですが、嬉しいことにブラッドとじっくりと話し合って作ることが出来ました。一方的に役のイメージや方向性を決めつけるのではなく、時間をかけて話をして、役を膨らませていくのはとても楽しかったです。素晴らしい作品として完成したのは彼のおかげです」とブラッドを手放しで称賛した。

劇中でベンジャミンは、最愛の女性への思いと自らが背負った運命の間で、一つの大きな決断を迫られる。もしも自分が同じ状況に置かれたら? という問いに、ブラッドからは「男女の関係、愛にいつか終わりが来るのは自然なこと」とドキッとするような答えが! 驚くなかれ、これは人間は誰しもがいつかは死を迎えるという意味で語ったもの。ブラッドは続けて「大切なのは別れを受け止めた上で、与えられた時間に価値を見出すこと」と語りかけた。一方、同じ質問にフィンチャー監督は「劇中のベンジャミンの決断について、みなさんはいろんな思いを抱かれるでしょうが、自分が同じ立場だったらと考えると…。彼は、時間が経つにつれて若返って良い男になっていくわけですしね(笑)」と答えを出しあぐねている様子。ここで、すかさずブラッドが「君だって時間と共に良い男になっているさ(笑)」とフォロー(?)を入れ、会場は笑いに包まれた。

さらにブラッドには「ベンジャミンのようなドラマティックな出来事が起きそうな予感は?」という質問が。これにブラッドは「僕にはいま6人の子供がいるわけで、これ以上にドラマティックなことなんてなさそうだよ」とニヤリ。逆に報道陣に向けて「今回は家族みんなで来てるけど、この近くに家族全員で楽しめるスポットはあるかな?」と逆質問する一幕も! 「原宿は?」、「明治神宮!」などなど様々な答えが会見場を飛び交ったが、さて、アンジェリーナや子供たちを連れて一家はどちらへ? この数日で、ブランジェリーナ一家が都内のあちこちに突如、出没するかも?

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は2月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

特集

【注目の記事】[PR]

関連記事

特集

page top