『トワイライト』シリーズにおいても、「トゥルーブラッド」においても、欠くことができないのは美形ヴァンパイアの存在。『トワイライト』シリーズではロバート・パティンソン演じるエドワード・カレンが、「トゥルーブラッド」ではスティーヴン・モイヤー演じるビル・コンプトンがその役目を担っています。『トワイライト』シリーズのエドワードは、一緒にいるベラが引け目を感じてしまうほど完璧な美貌の持ち主。赤銅色の髪とゴールドの瞳を持ち、いつもベラをうっとりさせています。もともとは20世紀初頭に生きていた身で、17歳のときに瀕死の状態だったところを現在の義父・カーライルに救われてヴァンパイアに。永遠の王子様のような外見と紳士的な態度が魅力です。一方、「トゥルーブラッド」のビルは、南北戦争の兵士だったところを悪しき女性ヴァンパイアによってヴァンパイア化。南部男のワイルドさと孤高の雰囲気を持つハンサムガイです。「トゥルーブラッド」の世界では人間とヴァンパイアが共存する社会が出来上がっている反面、ヴァンパイアに対する偏見も社会にはびこっていますが、ビルは人間vsヴァンパイアの対立にうんざりしている様子。カレン家というヴァンパイアの家族たちと行動を共にしているエドワード以上に孤独や寂しさが漂い、大人の男の色気を醸し出しています。エドワードもビルもむやみやたらと人間の首筋に噛みつくことはなく、エドワードは動物の血、ビルは日本人科学者によって開発されたという人工血液“トゥルーブラッド”が主食。人間の脅威とは程遠い、紳士然とした佇まいは共通するところと言えるかもしれません。ただし、「トゥルーブラッド」のビルは戦争から妻子の元へ帰ろうとしていたところをヴァンパイアにされてしまっただけに、見た目17歳のエドワードより肉体面において若干大人!? ベラとの関係をそれはもうゆっくりと進めようとするエドワードに対し、ビルとスーキーは意外とあっさり関係成就。もともとエロティックな描写の多い「トゥルーブラッド」ではありますが、「シーズン1」中盤以降はビルとスーキーのセクシーなシーンも見どころです。一方のエドワードは高校生のベラが相手である関係上、ベラの血を吸いたい衝動も相まってキスだけでドキドキ、そこから先をおねだりされようものなら「結婚するまではお預けだ!」と自らを制するほど。それはそれで素晴らしく、セクシーでもあります。また、エドワード役のロバート・パティンソンの人気はいまや世界レベルですが、ビル役のスティーヴン・モイヤーもセクシー俳優として人気上昇。ロバートもスティーヴンもイギリス出身なのが興味深いところです。思いつめた目つきと程よい無精髭で、スティーヴンは「ロバートは素敵だけど、まだ子供だわ」という大人の女性層の心をざわつかせているとか…? あなたはどちらのヴァンパイアがお好みですか?次回は『トワイライト』と「トゥルーブラッド」のラブストーリーをさらに掘り下げて徹底比較。ヒロインや恋のライバルの存在にも触れていきます。「トゥルーブラッド」毎週月曜22:00〜ほか、LaLa TVにて放送中番組公式サイト:http://lala.tv/programs/trueblood/
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