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【インタビュー】俳優としての覚悟と進化、グラデーションを見せる土屋太鳳

自分のイメージにないものを演じる挑戦と興奮、それは俳優だけが享受できるものだ。

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土屋太鳳/photo:Jumpei Yamada
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  • 『哀愁しんでれら』 (C)2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
  • 『哀愁しんでれら』(C)2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

土屋さんからのメッセージ「自分なりの幸せの形を見つけて」


『哀愁しんでれら』 (C)2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
本作のトレーラーでは、「なぜこの女性は社会を震撼させる凶悪事件を起こしたのか」という文字が躍る。いわゆる「どんでん返し」、「とんでもないことが起こるかもしれない」を予告している作品だ。土屋さんに、そもそもそうしたジャンルの映画は好きなのかを聞いてみると、「ドキドキする作品は、すごい好きですね!ただ、不条理に人が巻き込まれていくお話とかだと、首謀者に腹が立って、腹が立って、泣いちゃうんです(笑)。“何してんだー!! 私がやってやる!!”と怒りで」と、正義感をのぞかせた。

そうした物語の終盤に小春が取る行動は、大悟や子どもを愛するがゆえ、家族の一員として受け入れられたいがゆえの、切実な気持ちから発するもの。大事な人を守りたいという気持ちに関しても、土屋さんは理解を示す。「自分の好きな人が傷ついた、となったら“私は許さない”と思うかもしれないです。姉とか弟、父や母、周りの大切な人に嫌なことがあったときは、どこかで許せない感が…出てしまいます。その相手に何かしてやろうとか、具体的にそういうわけではないんですけどね、そう思っちゃいますね」。

土屋太鳳/photo:Jumpei Yamada
波紋を呼びそうな作品が、世に放たれる。同時に土屋太鳳という俳優の真価をまた、世間が知る一作にもなる。

「『哀愁しんでれら』は、最後ああいうことが起こるまでの過程を、やっぱり観てほしいと思います。自分の中で、どこかに押し殺している気持ちや不安に思っている気持ちって、あると思うんですね。幸せになりたいと思うと、イコール結婚、子どもと考えてしまいがちですけど、…私もそういうところはあるんですけど、そこには壮絶な戦いがあるのかなと思います。この作品を観て、“自分はこういう形の幸せになりたい”と、自分なりのものを見つけてもらえたらいいな。そして、そこにいくまでの過程を大事にしてほしいと思います」。

土屋太鳳/photo:Jumpei Yamada
《text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada》

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