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光石研主演『逃げきれた夢』カンヌ国際映画祭ACID部門に出品「我が九州弁がカンヌに轟く」

映画デビューから45年、日本の映画・ドラマ界を支える名優の光石研の、12年ぶりの映画単独主演作『逃げきれた夢』が、第76回カンヌ国際映画祭のACID部門に正式出品決定。光石さんと二ノ宮隆太郎監督からコメントが到着した。

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映画デビューから45年、日本の映画・ドラマ界を支える名優の光石研の、12年ぶりの映画単独主演作『逃げきれた夢』が、第76回カンヌ国際映画祭のACID部門に正式出品決定。光石さんと二ノ宮隆太郎監督からコメントが到着した。


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光石さんが、2011年公開作『あぜ道のダンディ』から12年ぶりの映画単独主演、自身の地元でもある北九州を舞台に、人生のターニングポイントを迎えた中年男・末永周平を演じる本作。

光石研

この度、出品が決まったACID部門は、監督週間と批評家週間に並ぶカンヌ映画祭の3つの並行部門のひとつであり、1993年に芸術的な作品を支援するために映画作家たちが創設した「インディペンデント映画普及協会(ACID)」が独自に立ち上げ、作品選定・運営を行っている部門。

この30年の歴史を持つ重要な部門では毎年世界の先鋭的な9作品を紹介しており、今年は約600作の応募作品から『逃げきれた夢』が見事正式出品作のひとつとして選出。昨年同部門に出品された『やまぶき』(山崎樹一郎監督)に続けて日本で2本目という快挙となった。

選定委員による選定理由には、「非常に深みのある作品」「演出、そしてシーンの構築が素晴らしい。儚さを受け入れなければならないが、そこに飛び込むと、逸品が待っている」といった本作を高く評価する言葉が寄せられた。

二ノ宮隆太郎監督

メガホンをとった新鋭・二ノ宮隆太郎監督は北九州でのオールロケに触れ、「福岡県北九州市の黒崎の街を、光石研さんと歩かせていただいたのがこの映画の始まりでした。そこは光石研さんが生まれ育った街で、過ごされた時間への想いが、この映画に詰まっています」と話し、「尊敬するキャスト、スタッフの皆さんとご一緒できましたこと、そして素晴らしい環境で上映できることに感謝しかないです」と歓喜のコメント。

主演の光石さんは「この映画は、小さな町の小さな男の話です。でも、例えばEUの小さな町の小さな男の話でもあるのです。すなわち、グローバルな話です。ヨーロッパの人々にも共感して頂けると思います」と語り、「カンヌでの上映、観て頂いた方々の反応が楽しみ」と明かす。「そして、個人的には我が九州弁がカンヌに轟く快感、身震いします」とコメントを寄せた。

『逃げきれた夢』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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