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2006年10月の最新ニュース コラム記事一覧

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り! vol.14 野獣でも、美女とお近づきになれる方法 画像

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り! vol.14 野獣でも、美女とお近づきになれる方法

「おじさん!」と気安く呼ぶにはあまりにも偉大すぎるおじさんルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン。資料などで見る限り、偏屈そうでとっつきにくそうな顔をしています。伝記などにも、暴力的とか、激情型とか書かれていて、一説には、唾を吐き散らし、人前でもオ○ラを発するような下品な人物だったとも。いくら才能があったとしても、品がなく、繊細さのかけらもないおじさんには、近づきたくないのが女性というもの。でも、たまにいるんですね。「才能が素晴らしければ、全てに目をつぶってお慕い申し上げる」という女性が。

カンヌ最高賞に輝いた問題作『麦の穂をゆらす風』レビュー 画像

カンヌ最高賞に輝いた問題作『麦の穂をゆらす風』レビュー

2006年カンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた『麦の穂をゆらす風』は、『ケス』、『マイ・ネーム・イズ・ジョー』、『SWEET SIXTEEN』などで知られるイギリスの至宝ケン・ローチが、英国が支配していた1920年のアイルランドを描いた問題作である。独立という同じ志を持っていた仲間や兄弟がなぜ対立しなければならなかったのか──そう、この作品の主人公は誰もが知っている英雄ではなく、愛する者のために戦うことを選んだ名もなき人々。だからこそ観客は心打たれるのだ。

映画祭に行こう! vol.3 釜山映画祭が人気な理由 画像
text:Shiho Atsumi
text:Shiho Atsumi

映画祭に行こう! vol.3 釜山映画祭が人気な理由

釜山に行ってまで日本映画の取材…って気がしなくもないが、『酒井家のしあわせ』で来韓していた呉美保監督と友近さんのラウンドインタビューについ参加してしまった。スケジュールがバタバタだったので外を歩くこともお土産を買うこともできてないという友近さんに、囲むインタビュアー3人が口を揃えたのは「釜山では美味しいものを食べないと」。ほう、アナタもですか、という不思議な一体感である。釜山はメシが美味い。さらに腰を抜かすほど安い。ロクに取材もしないクセして、私が釜山に通う一番の理由はそれである。

地球温暖化は他人事? 『不都合な真実』レビュー 画像
text:Shin Kumagai
text:Shin Kumagai

地球温暖化は他人事? 『不都合な真実』レビュー

ゴミの分別や冷暖房の温度調整など、身近なところから地球環境を意識して生活する人も多いはず。環境破壊に伴う地球温暖化への対策が叫ばれて久しい昨今、こんなにド真ん中に直球勝負を挑んだ映画はないのではないだろうか。元アメリカ副大統領、アル・ゴア氏。60年代後半から環境問題を強く意識し始めたという彼は、在任中、地球規模の異常現象に危機感を抱き、退任後は世界各地で独自の分析を交えた環境対策の講演を行っている。時にユーモラスに、そして時に情熱的に。そんな彼の人柄がつぶさに分かるドキュメンタリー作品だ。

映画にまつわるファッション小噺 vol.16 早くも登場、クリスマス・ムービー 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.16 早くも登場、クリスマス・ムービー

まだ10月ですが、映画の世界ではすでにクリスマス・ムービーが登場しています。『7月24日通りのクリスマス』は、中谷美紀主演、大沢たかお共演で贈る妄想系ラブ・コメディ。リスボン(本当は長崎)を舞台に、地味な公務員サユリと、彼女の憧れの王子様との恋を温かい視線で描いていきます。もちろん、クリスマスという思い切りロマンティックなシチュエーションの中で。中谷美紀演じるサユリの妄想っぷりも見ものですが、恋ゆえに、地味な女性が美しく変化していく様子も見もの。ぼさぼさ髪はくるんとカールし、ぼそぼそのダークカラーのニットは明るい色のジャケットへ、ペタンコ靴はハイヒールへ。女性って、「恋するだけでこんなに変わっちゃうものかしらん」と同性ながら関心しきり。その様子は、芋虫が蝶々へ変化するようでもあり、人間にも“変態”ってあるのね…と、人間の動物性をつくづく感じたりもして。

『7月24日通りのクリスマス』レビュー 画像

『7月24日通りのクリスマス』レビュー

突然ですが、妄想することは好きですか? 恋愛に限らず人は「こうなりたい!」という願望を持っているもの。でも、この映画のヒロイン・サユリ(中谷美紀)は、その妄想がちょっと、いやかなり大き過ぎる(笑)。自分の住む街をリスボンに見立てたり、王子様ランキングを付けたり、究極なのは愛読している少女漫画「アモーレ・アモーレ」の主人公ホセ・ロドリゲスが自分にとっての永遠のヒーロー…と、妄想癖100%を軽く超えてしまう女性なんです。しかし!大学時代の先輩・聡史(大沢たかお)と再会したことで、サユリの妄想は現実へと一気に引き戻され──。

映画祭に行こう! vol.2 ビッグスターにビッグマネー、毎夜パーティ三昧…なのにどこか大らかな釜山 画像
text:Shiho Atsumi
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映画祭に行こう! vol.2 ビッグスターにビッグマネー、毎夜パーティ三昧…なのにどこか大らかな釜山

釜山国際映画祭はアジアの“カンヌ映画祭”だ——と、私は言い切る。だって2つの映画祭はよく似ているのだ。会場は風光明媚な海岸沿いの田舎町で、世界的に知られているのはそこで年に1度開かれる映画祭のため。カンヌも釜山もそれぞれヨーロッパ、アジアで最も華やかな映画祭の1つで、ここ数年で巨大化しつつある釜山国際映画祭はスポンサーも急増、参加企業もカンヌ同様、シャネルのようなヨーロッパの超高級ブランドも名を連ねている。そういう企業が協賛したパーティがビーチの高級ホテルで毎夜開かれ、スターが集まり、でもって世界中のマスコミが群がるのである。

『スキャナー・ダークリー』レビュー 画像
text:Shin Kumagai
text:Shin Kumagai

『スキャナー・ダークリー』レビュー

なんとも不思議な感覚に満ちた映像のラッシュにKO寸前だ。『ブレードランナー』の原作者、フィリップ・K・ディックが手がけた近未来が舞台のドラッグ・ストーリー。新種の薬物“D”の中毒者たちの数奇な運命を描いているのだが、実写ともアニメともつかない、登場人物の異質な肌ざわりがクセになりそうな映像は、おそらく大きな反響を呼ぶだろう。

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り! vol.3 50歳、タンゴでハッスル 画像

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り! vol.3 50歳、タンゴでハッスル

経験者ならご存知でしょうが、ダンスというものは、優雅な見た目と違い、かなりハードなものです。私も元バレリーナ(信じるも信じないもご自由に…)。そのことを重々承知しております。そこで、今回の「おじさんアクション」の題目はダンス。しかも、熟年ムードたっぷり漂うタンゴでございます。

映画祭に行こう! vol.1 今年の釜山をさりげなーく騒がせた、アジアのスーパースター 画像
text:Shiho Atsumi
text:Shiho Atsumi

映画祭に行こう! vol.1 今年の釜山をさりげなーく騒がせた、アジアのスーパースター

映画祭に行く人の目当ては、やっぱりスターである。アジア最大の映画祭、釜山国際映画祭には、いまやアジア映画の中心になっちゃった韓国映画界のスターはもちろん、アジア中のスターたちがザクザクやってくる。会期中の10日間、彼らは小さな町のそこら中で舞台挨拶やら野外イベントやら記者発表やらに登場していたりしており、当然ながらそれを追うファンやマスコミ、映画業界関係者もわんさかと押し寄せて、そりゃもー文字通りのお祭り騒ぎである。

『虹の女神 Rainbow Song』レビュー 画像

『虹の女神 Rainbow Song』レビュー

大切なものは失って初めて気が付く。そうやって失うことの切なさ、辛さを知り、人はいつか幸せを手にする──。『Love Letter』、『スワロウテイル』、『花とアリス』など、誰にも真似できない世界観を描いてきた岩井俊二が、はじめてプロデュースしたこの『虹の女神 Rainbow Song』もまた、大切な人を失ったときに人は何を思うのかをテーマにした青春と恋の物語。

『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』レビュー 画像
text:Shin Kumagai
text:Shin Kumagai

『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』レビュー

人気シリーズもいよいよ完結!? 3年ぶりにキャッツのメンバーが帰ってきました。ラストを飾るにふさわしい、笑えて泣けるクドカンワールドが繰り広げられます! ぶっさんが死んでバラバラになったメンバーの唯一の心残り。それはぶっさんにちゃんと“ばいばい”ができなかったこと。そんなある日、市役所勤めをしているバンビが、どこからともなく聞こえてきたぶっさんの声を耳にします。「それを作れば彼は来る」。バンビは早速、アニ、マスター、そしてうっちーといっしょにその声のナゾを探るのですが…。

映画にまつわるファッション小噺 vol.15 『プラダを着た悪魔』にもやっぱり登場!そのファッショナブルなsweetsとは 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.15 『プラダを着た悪魔』にもやっぱり登場!そのファッショナブルなsweetsとは

最近は、食もすっかりファッショナブルになってきました。特に私が大好きなのは、アメリカを中心に人気を博しているカップケーキ。カップ1杯分程度の小さなケーキの表面を舞台に、デザイン性豊かでアート感覚いっぱいの世界が展開。目の前にすると、食べるのがもったいなくなるような可愛らしさに興奮しすぎて、失神寸前のような状態にすらなる私。これ、大げさではありません。

世界の映画館 vol.04 トロント 画像
text:Ishiko
text:Ishiko

世界の映画館 vol.04 トロント

映画祭ブログを読んでくださった方は、ご存知かもしれないが、先月、トロント映画祭の期間中に通常の映画館に立ち寄った。もちろん、映画祭の間でも普通の映画はやっているわけで、それは東京国際映画祭の期間中に、参加していない映画館がやっているのと同じことである。

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り! vol.2 蛇を相手に大ハッスル! 画像

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り! vol.2 蛇を相手に大ハッスル!

「この人って、アクション・スターだったっけ?」と勘違いするほどに近年、派手なアクションを披露することが多いサミュエル・L・ジャクソン。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』では、ダース・シディアスとの手に汗握るライトセーバー対決、そしてダース・ベイダーになる一歩手前のアナキン・スカイウォーカーにまんまと裏切られ、空高く吹き飛ばされる渾身のアクションが、今も心に残ります。

『へイヴン 堕ちた楽園』レビュー 画像

『へイヴン 堕ちた楽園』レビュー

トム・クルーズ、ブラット・ピットなど美貌と演技力を兼ね備えた俳優たちは、ある日その美しさを封じようとする。それは、表面ではなく中身を見て欲しいという願いでもあるのだろう。そして、『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで一気に人気俳優の地位を確立したオーランド・ブルームもまたそのひとり。

映画にまつわるファッション小噺 vol.14 サンドラのキュートな脱力ファッション 画像
シネマカフェ編集部
シネマカフェ編集部

映画にまつわるファッション小噺 vol.14 サンドラのキュートな脱力ファッション

日本に馴染みある韓国映画のリメイクながら、興行ランキングでかなり健闘している『イルマーレ』。やはり、キアヌ&サンドラのコンビの成せる業かも。

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り!  vol.1 おじさんアクションが急増中の背景は? 画像

がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り!  vol.1 おじさんアクションが急増中の背景は?

最近、我が家に届く試写状のなかに、中年男性が派手なアクションを展開する(であろう)映画のものが数多く目に付きます。ハリウッド映画でも、ここ最近、『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』(キーファー・サザーランド&マイケル・ダグラスのサスペンス)、『16ブロック』(ブルース・ウィリスの刑事もの)『沈黙の傭兵』(もちろんスティーブン・セガールの沈黙シリーズ)、『世界最速のインディアン』(アンソニー・ホプキンスのバイク映画)などなど、“おじさんアクション映画”が増加中。もともと、アクション映画は多いけれど、それにしてもこの年末から来年にかけて、目白押し。特におじさんが主人公というものが。これは、映画界からのおじさん応援歌なのでしょうか。

映画にまつわるファッション小噺 vol.13 案外、かっこいい!? F1レーサー 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.13 案外、かっこいい!? F1レーサー

今週の日曜日に行われるF1日本グランプリ。鈴鹿での最後のレースということで、盛り上がっているわけですが、今週の月曜日、レッドブル(「レッドブル、翼をさずける」のCMで有名なエナジードリンク)が持つチームのパーティを覗いてきました。和風庭園が外人好み(?)の八芳園に、国内外のゲスト(日本のスポーツ選手らの姿も…)が集まって、チームのドライバーや関係者たちを囲みました。

映画にまつわるファッション小噺 vol.12 広がるカルティエの“愛” 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.12 広がるカルティエの“愛”

いよいよ10月。今年もまた、ピンクリボンキャンペーンが本格的に始まりました。7日に東京、21日に神戸、29日に仙台で行われる「スマイル ウォーク」をはじめ、各地の名所をピンクでライトアップしたり、チャリティグッズの販売したり、乳がんについての知識を広めようと、今年も様々な企画がもりもりです。

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