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最新ニュース コラム記事一覧(126 ページ目)

水も滴るいい女たち vol.1 予測不可能なハリウッドの小悪魔、スカーレット 画像

水も滴るいい女たち vol.1 予測不可能なハリウッドの小悪魔、スカーレット

先月の美男子特集に続き、今週は見目麗しい女子を特集いたします。まずは、7月のコラムでご登場いただいたジョナサン・リース・メイヤーズの相手役を『マッチポイント』で務めているスカーレット・ヨハンソンから。

『ユナイテッド93』レビュー 画像

『ユナイテッド93』レビュー

誰もが忘れもしない2001年9月11日。世界貿易センタービルへの2機、ペンタゴンへの1機とともにハイジャックされ、ペンシルヴァニアに墜落した“第4の旅客機”ユナイテッド航空93便。この映画は、その乗客、乗員40名が迎えた“運命の時”を描いた壮絶な人間ドラマを描いています。他機がおこしたテロの事実を知った後に、人々が体験する恐怖と絶望、そしてそこから生まれた果てしない勇気を如実に伝える本作は、まさにあの事件の追体験。もちろん、好ましい体験ではないけれど、自分たちの飛行機を凶器にさせまいとする人々の強さを通し、人間の神聖さを知る素晴らしい機会となるはず。監督は、二度と目にしたくないような事件についてでも、“真実を描くことの意義”を信じるポール・グリーングラス。映画化はまだ早いとの声もある中で、「難しくても正しいこと—この映画に関わることはまさにそれでした。事件が起きたことは否定できないのですから、むしろ多くの人に真実を語り、その中で彼らに生きていて欲しかったのです」と本作の存在意義をとなえています。綿密な調査と真摯な祈りの末に実現したこの人間賛歌。きっと犠牲者への最高の鎮魂歌ともなっているに違いありません。

注目の美しい男たち vol.4 今や、誰もが知る存在に。苦悩する英雄、ジネディーヌ・ジダン 画像

注目の美しい男たち vol.4 今や、誰もが知る存在に。苦悩する英雄、ジネディーヌ・ジダン

今、何かと話題になっているジネディーヌ・ジダン、愛称「ジズー」さま。1998年のFIFAワールドカップ・フランス大会での活躍で注目を集めていた彼ですが、今回の“頭突き事件”をきっかけに異様に有名になりました。海外のサッカー事情など何一つ知る由もないウチの母ですら、「ジダンがどうした」「ジダンがああした」などと日常会話の中で彼の名前を口にするほど。あれだけ、ワイドショーやニュース番組が騒いでいれば当然のこと。さほどの悲劇も喜劇も発生せず、いまいちピリッとしなかった今回のワールドカップでしたから、最後の最後でジダンが起こした“大事件”は、格好のネタといえるのでしょう。

『ゲド戦記』レビュー 画像

『ゲド戦記』レビュー

宮崎吾朗氏、第一回監督作品。アニメーション界の巨匠、宮崎駿の息子とあって、これが初メガフォンとは本当に驚き。もちろん、父を支えてきたベテランスタッフたちの協力あってのことだとは思うけれど、その完成度は立派なもの。ただ、きれいに完成していること=傑作ではありません、少なくとも映画の世界では。稚拙な演出に情熱がほとばしっていたり、ひとりよがりなまでの独創性が作家の個性を際立たせていたり。そういう意味では、壮大なる夢や切実な願いを作品に必死で練りこむ父・駿氏の作品の方が生き生きしていて若々しい。残念ながら、この作品には破天荒な独創性や、圧倒的な想像力は感じられないのだから。もちろん、父と比べられることを承知で、大役に挑んだ吾朗氏の勇気には感服。もしかして、立派な父親を疎ましく感じ殺害してしまう主人公の少年アレンと、父に反対されながらも監督となった吾朗氏の持つ葛藤&ジレンマは、ちょっと似た部分があるのかも。ところで、驚いたことがもうひとつ。ゲドって主役じゃないんです。タイトルから、てっきりそうかと思ったのに…。それゆえに、この映画がゲドってどんな人という興味をそそってくれたのは確か。原作が読みたくなりました。

『ハチミツとクローバー』レビュー 画像

『ハチミツとクローバー』レビュー

ご存知大人気コミックを映画化した『ハチミツとクローバー』。夜風に吹かれながら飲み明かした夏、突然ドライブに行こうと誰かが言い出して、海まで車を走らせたあの日——。本作に散りばめられた、キラキラした青春のエピソードを前にして、あー、そういえばそんなこともあったな、とふと物思いにふけっていた。そして、大好きな人の行動に一喜一憂する姿をなつかしく感じ、どうしようもないくらい自分の気持ちに正直に生きる彼らをうらやましく思った。やっぱり好きな人と一緒ならば、何を食べても美味しく感じるし、恋をしていると、いつもと同じ風景さえも違って見える。そういうことを決して忘れていたわけではないけれど、それぞれ片想いに悩む5人に自分を重ねているうちに、どこか少し“大人”になってしまっていた自分に気づかされた。あんなふうに、突っ走ることは出来ないかもしれないけど、せめて後悔しないように、精一杯気持ちをぶつけよう。観終わった後、そう決心している自分がいた。素直でまぶしい“ハチクロ”の世界。きっと、本当に大切な想いが見つかるはず。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』レビュー 画像

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』レビュー

「もっと観た〜い」。2時間30分にわたって、たっぷり楽しんだはずなのに、映画が終って現実に戻った途端、ついそう思ってしまった私。シリーズ3作目へと誘導する、魅力たっぷりなエンディングのせいもあるけれど、ディズニーのアトラクションさながらに、決して飽きさせない怒涛のエンタテインメントに、すっかり引き込まれてしまったせいも。特に、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ船長の魅力には更に磨きがかかっていて、見所も満載。小汚なくて、けっこうセコい人物だけど、どこか憎めない愛すべき存在。第2作目は、そんな彼を中心に回っていて、男っぷりの良さも、オーランド・ブルーム演じる美青年ウィルに全く引けをとっていない。挙句の果てに、キーラ・ナイトレイ演じるエリザベス・スワン嬢をめぐって三角関係めいたことなどもあったりして。さらには、妙なクリーチャーにも追いかけられる始末…。これ以上は、もったいなくて話せないので、ぜひ劇場で。それにしても、続きは来年まで待たなきゃいけないなんて、あまりにも残酷です(泣)

映画にまつわるファッション小噺 vol.3 闘う美男美女 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.3 闘う美男美女

「意外ですね」。『X-MEN』シリーズが「大好き!」と言うと、結構そういう反応が帰ってくる。アクション系の大作について記事を書くことが少ないからかも。地味目の秀作好きなのは確か。

『トランスアメリカ』レビュー 画像

『トランスアメリカ』レビュー

主人公は性同一性障害のブリー。でも、特別な状況で生きる人や特別な苦労をもった人物の特殊な話にまとめていないところが本作の素敵なところ。ブリーの“障害”(この表現は、まるで彼らを病気扱いしているようで、あまり好きではないのだけれど、便宜上使用)は、家族や周囲に理解されない問題の象徴。人によっては、夢や悩み、嗜好や趣味だったりするのでは。だからこそ、ブリーは自分と重ねて感情移入できてしまう。そう、実はテーマは極めて普遍的。相手を、そして自分をありのまま認め、受け入れることの重要性を解いているのです。決して目新しいテーマではないけれど、それを現代的かつデリケートなモチーフで、説教臭くならないようユーモアで包んでいるのが見事。

注目の美しい男たち vol.3 ダニエル・クレイグ 画像

注目の美しい男たち vol.3 ダニエル・クレイグ

某メディアの影響からか、巷では存在感を増す一方の“ちょいワルおやじ”。“極悪”は願い下げでも、“ちょいワル”には惹かれてしまう…という女性が多い結果でしょうか。とはいえ、女性にはソレをかぎ分ける嗅覚が備わっているもの。ソレが本質的なものなのか、雑誌をお手本にした似非(えせ)なのかぐらい、すぐにわかるものなのです。

『おさるのジョージ』レビュー 画像

『おさるのジョージ』レビュー

おもわず笑みがこぼれてしまう。なぜか心が温まる。"おさるのジョージ"を一言で説明するとそんな感じだろうか。2匹のマーモセットモンキーを飼っていたというハンス・アウグスト・レイ夫妻(夫ハンスがイラストを手掛け、妻マーガレットが物語りを創作)によって1941年に生み出された小さな子ざるのジョージは、半世紀以上に渡って愛され続けているキャラクター。日本でも1954年に「ひとまねこざる」のタイトルで出版され、現在は「おさるのジョージ」でロングセラーとなっている絵本だ。今まで映画化が浮上しては流れていただけにジョージのスクリーンデビューはかなり嬉しい!

映画にまつわるファッション小噺 vol.2 いつも涼しげないい男 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.2 いつも涼しげないい男

覚悟はしていたけれど、本当に美しかった。それは、オーランド・ブルームのこと。先週末、突然インタビューの話が舞い込んでからは、ちょっとウキウキ。今、一番会ってみたい人の1人だったので、静かに興奮してしまった。

注目の美しい男たち Vol.2 ショーン・ビーン 画像

注目の美しい男たち Vol.2 ショーン・ビーン

この夏、注目したい美しい男性を取り上げている今月のコラム。ジョナサン・リーズ・メイヤーズに続いてクローズ・アップしたいのは、『サイレントヒル』で、いい味を出しているショーン・ビーンです。

『ハイジ』レビュー 画像

『ハイジ』レビュー

天真爛漫な少女ハイジ、透けるような青空にそびえ立つアルプスの山々、おいしそうな手作りチーズ……とにかく心洗われる要素がぎっしりと詰まった癒し系。原作があまりにも有名だと「原作は超えない……」と、期待薄になってしまいがちだがこの「ハイジ」は違う! ヨハンナ・シュピリの小説を読んだことのある人も、アニメーションの「アルプスの少女ハイジ」を見たことのある人も、大切にしまってある記憶を壊すことなく新たなハイジに出会えるのだ。その理由のひとつは何と言ってもハイジ役のエマ・ボルジャーの魅力。「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」でも愛らしさを放っていたが、今回はそこにたくましさがプラス。ハイジはどんな境遇に陥ってもすべてを"楽しみ"に変えてしまう力、さらに出会った人を"幸せ"にしてしまう力を持った少女なのである。もちろん、観客にもその幸せが贈られる。自分にとって「大切な人は誰なのか」「幸せとは何なのか」──映画を観終わるときっと大好きな人に会いたくなる、安らぐ場所に行きたくなるはず。あと、観る前にチーズ屋さんもチェック! アルムおじいさんの作るやぎのチーズを見たら絶対食べたくなるので(笑)。

『酒井家のしあわせ』レビュー 画像
シネマカフェ編集部
シネマカフェ編集部

『酒井家のしあわせ』レビュー

夫婦っていいな、と結婚していない私はよく思う。大学2年の時に観た『アベックモンマリ』でも描かれていたけれど、言葉が無くてもお互いに理解しあっている関係というか。それは映画の中だけで描かれる理想像かもしれないけれど、交わされる言葉は少なくてもつながっていられる関係=夫婦、であってほしいなと思ったりする。

『ヅラ刑事』レビュー 画像

『ヅラ刑事』レビュー

ヅラ刑事、ヅラを投げ飛ばす特殊な必殺技を持つ敏腕刑事。この役を演じるのは“ヅラ”をしない男「モト冬樹」氏。日本人の半数以上は容易に顔を思い浮かべる事ができる愛すべき日本のモノマネエンターテイナー。そんな彼がついにヅラをかぶりテロ集団と闘う傑作刑事ムービー。まさに彼にピッタリ!?な役どころです。

映画にまつわるファッション小噺 vol.1 アジアン・ビューティの躍進 画像

映画にまつわるファッション小噺 vol.1 アジアン・ビューティの躍進

歴史に名を残す楊貴妃。彼女は、きっとこんな風に美しかったんじゃないか。コン・リーを目の前にすると、そんな風に思えてくる。

『愛と死の間で』レビュー 画像

『愛と死の間で』レビュー

「今日は忙しいから、また今度で」。忙しい社会人であれば、一度は使っているこの言葉。明日も明後日も、来週でも来月でも「会える」と思い込んでいるからこそ「また今度」と言えるのだけど、実際のところ、明日会うことができる、なんて保障は無い。いずれ人は死ぬ、なんてことは小学生の頃からわかっているはずなのに、生きていることの重要さを、ついつい忘れてしまう。もし明日、大好きな人に会えなくなったらどうしよう?

注目の美しい男たち vol.1 ジョナサン・リース・メイヤーズ 画像

注目の美しい男たち vol.1 ジョナサン・リース・メイヤーズ

うだるような暑さの日本の7月。この夏、映画界では、暑さを倍増してくれそうなホットで美しい男たちが、スクリーン狭しと大活躍しています。そこで、今月のテーマは「注目の美しい男たち」。初回は、ジョナサン・リース・メイヤーズにスポットを当ててみました。

『幸せのポートレート』レビュー 画像

『幸せのポートレート』レビュー

「恋愛と結婚は別モノ」──女同士の会話で時々登場するこの台詞。若い頃は全然理解できなかったけれど、適齢期と言われる年齢に近づくほど女性は「恋愛」と「結婚」の定義に翻弄されてしまうものだ。サラ・ジェシカ・パーカー演じるメレディスは仕事ができて何もかも完璧にこなしてしまう女性。もちろん、恋愛にも完璧を求めている。なのに、理想の結婚が手に入る直前に「ん? 何か違う…」と感じてしまう。それが意味するのは、ドレスや靴のように自分という人形に恋人をあてがっているうちは本当の幸せはつかめない……ということなのか? そして、意外にもメレディスタイプの女性はけっこう多い(笑)。自分の恋愛に「?」がある人、何故かいつも恋が上手くいかない人、結婚という二文字に縛られている人、そんな人にとって『幸せのポートレート』は最高の処方箋になるはず。

『サムサッカー』レビュー 画像

『サムサッカー』レビュー

始めに“サムサッカー”と聞いて、何のサッカー映画だろう?と正直思った(ワールドカップ時期だしね)。監督は知る人ぞ知る、フィルムメーカーおよびグラフィック・アーティストとして活躍しているマイク・ミルズ。ミュージッククリップなど撮っているので、オシャレでキレイな映像を見せられるだけかな、と思っていたら大間違いだった。

『カーズ』レビュー 画像

『カーズ』レビュー

先ず若きレーサー、主人公のライトニング・マックイーンの登場するシーンから度肝を抜かれました。真っ赤なボディに反射する光沢、レーシングカーならではのエンジンの轟音。一瞬実写かと勘違いしたほど見事です。今回ピクサーのスタッフは、光やまわりの景色を正確に反射させるために「光線透写」という最先端の技術を使ったそうですが、またピクサーのアニメが進化した、と感じました。更に、実写ではかなり難しいであろうレース中のカメラワークも必見。轟音と共に、他の車をすばらしいテクニックで抜き去っていくマックイーンを見るのは爽快です! 本当に車が好きな人が作った映画だと分かります。

梅雨のジメジメを忘れる映画 vol.2 真っ白な氷の惑星、『ホワイト・プラネット』へ 画像

梅雨のジメジメを忘れる映画 vol.2 真っ白な氷の惑星、『ホワイト・プラネット』へ

『ディープ・ブルー』『WATARIDORI』『皇帝ペンギン』など、アニマル・ドキュメンタリーが、確固とした地位を確立したことで、次はどんな作品が登場するのだろうと楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。そんな中、今年の夏に登場するのは、地球にあるのに、“氷の惑星”と呼びたくなるような別世界、北極を捉えた『ホワイト・プラネット』。ホッキョクグマ、ジョコウウシ、カリブー、セイウチ、イッカク、シロイルカに、ザトウクジラなど、北極に生きる美しき動物たちの姿を捉えた作品です。

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