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『マシニスト』レビュー 画像

『マシニスト』レビュー

今の段階でこの映画について言えることは「なにも言えない」ということです。とにかく映画の内容について語ろうとすると「●●●が×××だから■■■なのだ」という具合に、ラジオだったらピー音ばかりで内容がわからない番組になりかねません。それだけ鍵を握っているトリックが重要だということなのですが。そんな事情もあってクリスチャン・ベイルの激ヤセしたビジュアルばかりが先行していますが、聞くところによるとクリスチャン・ベイルという人はあまり自分の体型に執着がないようで、平気で太ったり痩せたりしてしまうそうです。その役者魂にはブラッド・アンダーソン監督も太鼓判を押していますが、これに倣ったダイエットはおすすめできません。

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『マシニスト』レビュー

この映画を観た人の十人中十人が同じ事を思うのだろうけど、いわせてください。「クリスチャン・ベイルの痩せ具合がスゴイ!!」。ぼくはもうこの肉体だけでもお金を払って観る価値があると思いました。話には聞いていたけれども、ここまでとは!! 思わず「これ以上やせたら死ぬって!」と目を覆いたくなるくらいの痛々しさです。特殊メイクやCGではできない、本物の持つ肉体の説得力。「ツカミは大切」とよく言うけれども、話の展開とかでなく、主人公の姿で「ツカミはオッケー」という映画は、すごく珍しいのではないでしょうか!? 色味を抑えた冷え冷えとした映像、息もつかせぬストーリー展開、そしてあっと驚く結末を迎えるまで、観ているこっちも緊張しっぱなしの102分でした。

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text:Shiho Atsumi
text:Shiho Atsumi

『マシニスト』レビュー

ずいぶん昔の話らしいが、あるアメリカのラジオの人気パーソナリティが世界最長の"断眠生放送"に挑戦した。極限状態で「親指サイズの小さい人」が見えてきたりするらしい。以前は温和だったのにこの実験以来、ものすごく猜疑心の強いイライラした人になってしまったとも聞く。

2005年も引き続きブームの予感!? vol.1 日本映画界を元気にさせるリメイク・ブーム 画像

2005年も引き続きブームの予感!? vol.1 日本映画界を元気にさせるリメイク・ブーム

2004年、たくさんのブームが映画界をにぎわせました。「韓流」「純愛」「リメイク」「ミュージカル」など、今年もまだまだ続きそうなあのブームを、2月公開の作品から占います。

『アレキサンダー』コリン・ファレル、オリバー・ストーン監督来日記者会見 画像
シネマカフェ編集部
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『アレキサンダー』コリン・ファレル、オリバー・ストーン監督来日記者会見

20歳で王となり、10年で世界を征服。謎に包まれたアレキサンダー大王の一生を、あのオリバー・ストーンが映像化。主演に若手の演技派コリン・ファレルを迎え、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンスら共演陣も豪華に、総製作費200億円という大スケールで綴った歴史スペクタクル『アレキサンダー』。1月13日、来日を果たしたオリバー・ストーン監督とコリン・ファレルが記者会見に臨み、映画に注いだ熱い想いを披露してくれた。

『THE JUON/呪怨』サラ・ミシェル・ゲラー来日記者会見 画像
シネマカフェ編集部
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『THE JUON/呪怨』サラ・ミシェル・ゲラー来日記者会見

『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督に「こんなに怖い映画は観たことがない!」と言わしめた『THE JUON/呪怨』。日本人監督初の全米No.1という快挙を成し遂げた本作の公開に合わせて主演のサラ・ミシェル・ゲラーが来日し、清水崇監督、一瀬隆重プロデューサーとともにスリーショット会見を行った。

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.4 オスカーより気になる?女優たちのファッションセンス 画像

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.4 オスカーより気になる?女優たちのファッションセンス

アカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデングローブ賞が、さる16日に発表されました。選ぶのはハリウッドの外国記者協会。そもそも作品賞、主演俳優賞はドラマ部門とコメディ・ミュージカル部門に分けてノミネートされるので、一概に「アカデミー賞の行方を占う」とはいかないのだけれど、オスカーに近い人々、作品などを確認できるのです。

『オペラ座の怪人』ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム来日記者会見 画像
シネマカフェ編集部
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『オペラ座の怪人』ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム来日記者会見

この冬、1本の歴史的ミュージカルがスクリーンに登場した。「キャッツ」「エビータ」「スターライト・エクスプレス」など、誰もが一度は名前を聞いたことのあるようなヒット作を立て続けに世に送り続けてきた天才作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェーバー。世界中で8000万人動員を記録している代表作を、自身のプロデュースにより映画化した作品が『オペラ座の怪人』だ。

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.3 2005年も混戦!? 俳優部門の栄誉は誰に? 画像

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.3 2005年も混戦!? 俳優部門の栄誉は誰に?

今年も、混戦が予想されそうなアカデミー賞の俳優部門。『Ray レイ』で昨年亡くなった伝説のミュージシャン、レイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックス(『コラテラル』での演技も評価されています)や、前回ご紹介した『エターナル・サンシャイン』の主演ジム・キャリー&ケイト・ウィンスレット、『アビエイター』のレオナルド・ディカプリオ、『ミリオン・ダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンク、『ホテル・ルワンダ』のドン・チードル、『サイドウェイズ』のポール・ジアマッティなどなど、実力派たちがいい演技を見せている作品が多数あります。

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.2 オリジナリティで勝負。脚本賞 画像

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.2 オリジナリティで勝負。脚本賞

リメイク、原作もの、舞台の映画化…。世界で作られる映画の多くが、オリジナル作品ではないというネタ切れ気味の映画界。どこかで聞いたような話ばかりが溢れる中、クリエイティヴな世界ではことさら、オリジナリティのあるものがありがたがられるのも当然のこと。
別メディアで語られている物語を映画向けに脚色するのは大変な作業なのだけれど、アカデミー賞でも、脚色賞、脚本賞と分かれている以上、それぞれ扱いが違うのは明らか。もちろん、どちらが上ということではないですが。

『ボーン・スプレマシー』マット・デイモン来日記者会見 画像
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『ボーン・スプレマシー』マット・デイモン来日記者会見

記憶を失った男の“自分探し”を描き、世界中で大ヒットした『ボーン・アイデンティティー』。あれから2年、前作に続き冷徹なスパイ、ジェイソン・ボーンを演じたマット・デイモンが日本に帰ってきた。

『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』ゲイリー・マーシャル監督インタビュー 画像
シネマカフェ編集部
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『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』ゲイリー・マーシャル監督インタビュー

『プリティ・ウーマン』、『プリティ・ブライド』、『プリティ・プリンセス』と数々のヒット作を世に送り出してきたラブコメディの名監督、ゲイリー・マーシャル。彼の最新作『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』は、『プリティ・プリンセス』で普通の高校生から突然プリンセスになったミアのその後を描いたキュートな物語だ。人のいい“おじいさま”という言葉がぴったりなマーシャル監督に、ラブロマンスの原点、そしてハッピーエンドへのこだわりを語ってもらった。

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.1 いよいよ気になる第77回アカデミー賞。私が作品賞をあげたいのは… 画像

2005年アカデミー賞を大胆予想! 〜私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい〜 vol.1 いよいよ気になる第77回アカデミー賞。私が作品賞をあげたいのは…

年が明けると、映画界はあの話題でもちきりになります。そう、アカデミー賞。2005年の第77回アカデミー賞授賞式は2月27日コダック・シアターにて開催されます。今回対象となるのは2004年1月1日から同年12月31日までの間にL.A.エリアで一週間以上、有料で上映された35ミリ以上の作品。日本ではノミネート作品すべてを、授賞式までに観られるわけではないので、とりあえず、私が今までに観たものを中心に、“私ならコノ人・コノ映画にオスカーをあげたい!”をコンセプトに、2005年のアカデミー賞を大胆予想(というか単なる期待?)してみたいと思います。

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