最新ニュース記事一覧(6,339 ページ目)
- コラム
2005年、夏のおすすめはこの映画! vol.1 思わずほろり。生物学者の愛を感じるネイチャー系ドキュメンタリー
巷では、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』だとか、『宇宙戦争』だなどと騒いでいます。そういった大作はもちろん、さすがに面白い。ですが、シネマカフェでは、シネマカフェらしい夏映画をお奨めしたいと思います。
- レポート
『宇宙戦争』トム・クルーズ、スティーブン・スピルバーグ、ダコタ・ファニング来日記者会見
夏休み映画の注目作として、6月29日に世界80カ国での同時公開を迎えたスティーブン・スピルバーグ最新作『宇宙戦争』。これまで、親しみ溢れる宇宙人たちを描いてきた監督が、H・G・ウェルズの同名小説を原作に、宇宙人襲来という恐怖の物語を映像化。公開を間近に控えた6月中旬には、『マイノリティ・リポート』以来2度目のタッグとなる主演のトム・クルーズ、トムの娘を演じた“天才子役”ダコタ・ファニング、ハリウッドきっての敏腕プロデューサー、キャスリーン・ケネディとともに来日。6月13日に東京・六本木で行われた会見には、ハリウッドを代表する大物たちが顔を揃えた。
- レポート
『乱歩地獄』浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平完成披露試写会舞台挨拶
塚本晋也、石井輝男、増村保造など数々の映画監督に愛されてきた作家・江戸川乱歩。没後40年に当たる今年、新たに乱歩の描く地獄に映像で挑んだ『乱歩地獄』は、これまで一度も映画化されたことのなかった4作『火星の運河』、『鏡地獄』、『芋虫』、『蟲』からなるオムニバスだ。その完成披露試写会で各エピソードの主演を務める浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平の3人と監督らが舞台挨拶に立った。
- インタビュー
『理想の女(ひと)』マイク・バーカー監督インタビュー
全てを知り尽くした人と何も知らない人だったら、どちらが魅力的だろうか──? そんな命題に挑んだのはイギリスの文豪、オスカー・ワイルド。彼の戯曲「ウィンダミア卿夫人の扇」が、誕生から1世紀以上を経て映画としてよみがえった。華やかでありながら脆い女性の繊細さを表現することに成功したマイク・バーカー監督に話をうかがった。
- コラム
映画で知る、母の愛 vol.5 母と娘の思わぬ悲劇。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
今月は、1週分多くコラムをお届けしています。そこで、いつもとは違った切り口の番外編を1本。6月は「母の愛」をテーマにお送りしてきましたが、近々公開される超話題作にもありました、母と子の物語。
- コラム
『アルフィー』レビュー
主人公のアルフィーを演じているのは、今ハリウッドで最も美しい男と称されるジュード・ロウ。本作はアルフィー自身が、彼をとりまく数々の情事について観客に語りかけながら進むので、まるで1対1で彼と話しているかのような気持ちになります。あのブルー・グリーンの目に見つめられれば、いつまでも懲りない浮気性も、女を完全に見下した傲慢さも、すべて許してしまいたくなる気持ちをちょっと理解できるかも…? もちろん本作での共演がきっかけで交際が始まった婚約者、シエナ・ミラーとどこで恋に落ちたかをミーハー心で想像するのも楽しいですよ。ちなみに結婚はまだ先のようですが、現在ふたりで再共演作を探しているとのこと。こちらも楽しみ!
- コラム
『アルフィー』レビュー
「人には賞味期限がある」「どんな美人にも彼女に飽きた男がいることを忘れるな」「誘うのは簡単、追い出すのが難しい」など、勝手ばかり言い放つ、鼻持ちならない美男子アルフィー。こんな“女の敵”だって、ジュード・ロウが演じればスタイリッシュ…などと思うのはきっと、“ちょいワル”に憧れる勘違い親父か、夢見がちな少女だけでは? それだけに、彼が人生の奥深さを実感するラストはなかなか。さらには、彼より何枚も上手な大人の女(スーザン・サランドン)の存在も、なかなか痛快!
- コラム
『アルフィー』レビュー
アルフィーは言ってしまえば“全男性の代表”。良くも悪くも男というものを正直に描いています。彼の行動に共感できることも多く、恋人に素っ気なく接してしまう態度や冷めた恋愛観なども納得できてしまうものだから、リアリティという点ではかなり真実味たっぷりだと思いました。まあ、作品的には過度な表現がされているから女性は“オーバーな演出”って思ってるかもしれないけれど、実際はリアルなんですよ。勿論、アルフィーが100%正しい訳じゃないから、男性は更に複雑な気持ちになるんですけどね。アルフィーをお手本にするもよし、反面教師にするもよし。果たして、女性は『アルフィー』でなにを感じるのでしょうか?
- レポート
『四月の雪』ソン・イェジン来日記者会見
愛してしまわないように努力をしていた。それははかない恋だった、どんなに舞い降りても積もることのない四月の雪のように———。
- コラム
映画で知る、母の愛 vol.4 『Dear フランキー』でシングル・マザーのファッションをチェック
映画とファションの関係についてあえて語るとなると、ついゴージャスなものに偏りがち。あの女優はこのブランドをお気に入りとか、この女優がレッドカーペットで着ていたのは、このデザイナーのオートクチュールとか。でも、決してゴージャスではないけれど、好感の持てるファッションというのが、映画の中には存在します。
- インタビュー
『メトロで恋して』アルノー・ヴィアール監督、ジュリアン・ボワッスリエインタビュー
メトロ(地下鉄)と言えばパリの代名詞。見知らぬ者同士が行き交い、わずかなひとときを共に過ごすこの空間で1組の男女が出会う…。奇しくも日本でも電車を舞台にした純愛映画が大ヒットしたが、フランス版『電車男』ともいえる『メトロで恋して』のアルノー・ヴィアール監督と主演俳優のジュリアン・ボワッスリエに、映画にまつわる話からプライベートな恋愛観までを語ってもらった。
- コラム
映画で知る、母の愛 vol.3 『ニライカナイからの手紙』を観て、手紙を書く?
世の中は今、ゴルフブームだそうですね。私は、ゴルフやスキーといったちょっと遠出しなきゃならないスポーツはやりません。そもそも、激しいインドア派。近くのスポーツジムにすらめったに行くことがないのですから、早朝からゴルフに出かける人々の話を聞くにつけ、「ご苦労様」と声をかけたくなるほどです。
- コラム
『メリンダとメリンダ』レビュー
コアファンを多く持つウディ・アレン。しかし個性の強さのせいか、ちょっとエキセントリック(?)な風貌のせいか、逆に今までなんとなく食わず嫌いしてきた人も少なくないはず。本作はそんな人にもオススメの1本、言ってみればウディ・アレン映画に期待する要素が揃った、初級者向け作品です。中でも観どころは、ストーリー・テリングの上手さ。彼の映画はどれもひとつの"物語"としてきちんと完結し、観終わった時の満足感は特別です。また、アレンは生粋のニューヨーカーとして、毎回好んで舞台にマンハッタンを選んでいますが、本作も例にもれずニューヨークらしいスポットがいくつも登場します。劇作家たちが喜劇と悲劇の議論を交わすビストロ「パスティス」もそのひとつ。「Sex & the City」にも登場した人気店ですが、ほかにもセントラル・パークや、ソーホーを見下ろすロフトなど、これぞニューヨークという風景が全編を通してちりばめられています。この機会にぜひウディ・ワールドを体験してみては?

