カンヌこぼれ話もそろそろ終わり。
ニコラス・ケイジ主演の人気アドベンチャーシリーズ『ナショナル・トレジャー』。待望の第2弾『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』が早くもDVD&ブルーレイディスクで発売される。これを記念し、4月1日(火)〜5月15日(木)までの期間に実施されていた“黄金のミッキーマウス像を手に入れろ!”キャンペーンの、当選発表セレモニー&授与式が、6月3日(火)、アメリカンクラブ(東京・高輪)にて行われ、ゴージャスなゴールドのドレスに身を包んだ女優の黒谷友香が出席した。
香港映画史の記録を塗り替えた大ヒット作『カンフーハッスル』から4年。次はSFに挑んだチャウ・シンチー監督・主演作『ミラクル7号』が間もなく公開される。これを記念して、現在、日本科学未来館(東京・お台場)で開催中の「エイリアン展—モシモシ、応答ネガイマス。」では、本作のタイトルロールにもなっている謎の地球外生命体“ミラクル7号”ことナナちゃんが展示されている。この報せを聞きつけ、チャウ・シンチーと、新星シュー・チャオ親子がナナちゃんに会いに来日! 6月3日(火)、同館にて来日記者会見が行われ、あの星のお姫様もゲストとして登場した。
『イノセンス』や『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を始めとする革新的なアニメーションの数々で、日本はおろか世界中の熱狂と賞賛を集め、クリエイターたちに多大な影響を与えてきた押井守。彼が、若者たちへのメッセージを込めてこのたび送り出すのが、思春期の姿のまま年をとることのない永遠の子供たち“キルドレ”の物語『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』。8月2日(土)に公開を迎える本作が、NECとのコラボレーションによって新たなプロモーションを展開することになった。6月2日(月)、NEC宣伝部と押井監督が出席しての企画発表記者会見が行われた。
今年のカンヌこぼれ話、その3。
試写室の観覧席に姿を現したのは仮面ライダーにセーラームーン、碇ゲンドウ…。5月31日(土)、コスプレイヤー限定という一風変わった試写会が開催された。上映されたのは市原隼人、谷村美月主演の『神様のパズル』。ずば抜けた頭脳を持ち、飛び級で大学に入学しながらも、天才ゆえに周囲と合わずに不登校になった少女と、優秀な双子の弟の身代わりとして大学のゼミに出席することになった落ちこぼれの兄。この正反対な2人が“宇宙の創生”に挑みながら心を通わせていく姿を描いている。
綾瀬はるかと小出恵介という、いまの日本映画界を引っ張る若手俳優を起用し、ちょっと頼りない僕=ジローと、彼女=サイボーグの、ちょっとコミカルで、そして切ない恋を描いた『僕の彼女はサイボーグ』。『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が日本のスタッフ・キャストで製作した本作が5月31日(土)に公開初日を迎え、綾瀬さん、小出さん、クァク監督が舞台挨拶を行った。
没後10年を経たいまでも高い人気を誇る藤沢周平の時代小説。中でも珠玉の名作と名高い短編「山桜」(新潮文庫「時雨みち」に所収)が映画化され、5月31日(土)に初日を迎えた。江戸後期の庄内・海坂藩を舞台に、嫁ぎ先になじめず辛い思いをしている女性・野江と、正義感と誠実さにあふれる武士・手塚弥一郎がたどる“幸せへのまわり道”を描いた『山桜』の初日舞台挨拶が行われ、野江役の田中麗奈、弥一郎役の東山紀之、そして篠原哲雄監督が登壇した。
今年のカンヌこぼれ話、その2といきますか。
期間中に出せなかった、カンヌこぼれ話をいくつか。
三池崇史と角川春樹が市原隼人&谷村美月チームに負けないコンビネーションを披露? “宇宙創生”という難題に挑む、落ちこぼれ大学生と天才少女の姿をチャーミングに描いた『神様のパズル』。5月29日(木)、角川春樹事務所発行の雑誌「Popteen」、「BLENDA」、「ランティエ」、「美人百花」の読者を招待しての本作の特別試写会が開催された。上映後の舞台挨拶には、大学院で助手を務める相理(あいり)を演じた黄川田将也、映画と同名の主題歌を歌うASUKA、三池監督に角川プロデューサーが舞台挨拶に立った。
今年のカンヌはイケメン度だけじゃなく、映画全体のレベルもいまひとつだったのが正直なところ。だが映画祭終盤に登場した『The Good, The Bad, The Weird』(いい奴、悪い奴、変な奴/原題)は痛快な、いわばプロの映画だったので、つまらない映画に疲弊していたプレスたちから大きな拍手が巻き起こった。
1985年8月12日、総勢520名もの犠牲者を出した日本航空123便墜落機事故を題材に、命の尊さと厳しさを問うた、横山秀夫の傑作ミステリー「クライマーズ・ハイ」(文春文庫刊)。日本人の記憶に深く刻まれたこの大事故から23年、ついに本作が映画化された。7月5日(土)の公開に先立ち、5月27日(火)、撮影現場であり、モデルとなった新聞社が建つ群馬県・前橋にて、原田眞人監督と主演の堤真一による記者会見が行われた。