1994年、空前の経済成⻑を迎えていた韓国、ソウル。14歳のウニは、両親、姉、兄と集合団地に暮らしていた。学校に馴染めず、別の学校に通う親友と遊んだり、男⼦学⽣や後輩⼥⼦とデートをしたりして過ごす⽇々。両親は⼩さな餅屋を切り盛りし、⼦供達の⼼の動きと向き合う余裕がない。⽗は⻑男である兄に期待を寄せていたが、兄は親の⽬を盗んでウニに暴⼒を振るっていた。ウニは、⾃分に無関⼼な⼤⼈に囲まれ、孤独な思いを抱えていた。ある⽇、ウニが通う漢⽂塾に⼥性教師のヨンジがやってくる。⼤学を休学中のヨンジは、どこか不思議な雰囲気を漂わせていた。⾃分の話に⽿を傾けてくれるヨンジに、ウニは⼼を開いていく。ヨンジは、⼊院中のウニを⾒舞いに訪れ、「誰かに殴られたら黙っていてはダメ」と静かに励ます。ある朝、ソンス⼤橋崩落の知らせが⼊る。それは、いつも姉が乗るバスが橋を通過する時間帯だった。ほどなくして、ウニのもとにヨンジから1通の⼿紙と⼩包が届く。
キム・ボラ
国内外の映画祭で60を超える賞を受賞した韓国映画『はちどり』のシナリオ、寄稿、対談をまとめた書籍の翻訳版『はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録』が刊行。
『ガール・ピクチャー』をはじめ、みずみずしい青春を描いた、これから新生活を迎える人たちにもオススメの青春映画を4作、ピックアップ
今年11回目を迎える“日芸映画祭”は「ジェンダー・ギャップ」映画祭として『はちどり』『RBG 最強の85才』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』など全15作品を上映。
「国際ガールズ・デー」に合わせ、様々な少女たちの物語を女性製作者たちが紡いだ3本の映画をピックアップした。
毎回1作品を通じ「ホントの韓国」を紐解く「韓国映画ゼミナール」第4回目は映画『はちどり』をピックアップ、韓国のフェミニズム運動などに迫る。
2020年。1年前には想像もつかなかったコロナ禍の中で、同じように一大ムーブメントとなった韓国エンタメをドラマと映画から改めて振り返る。
第45回報知映画賞のノミネート発表が行われ、二宮和也主演、中野量太監督の『浅田家!』最多8ノミネートを獲得。そのほか、『糸』『ミッドナイトスワン』『アンダードッグ 前後編』『罪の声』などがノミネート
6月20日(土)より都内1館(ユーロスペース)で公開スタートした韓国映画『はちどり』が、SNSや口コミを受けて公開劇場が続々と拡大されている。
韓国映画のオハコといえる屈指の名優共演のサスペンス・ノワールから、無敵のマ・ドンソク主演のバイオレンス映画、そして気鋭の女性監督が放つ思春期映画まで。この夏、コロナ禍の映画界でも断然アツい話題の韓国映画をピックアップ!
ベルリン国際映画祭を始め、世界各国で50以上の賞を受賞した韓国映画『はちどり』。この度、本作の主人公、14歳のウニが憧れの大人の女性ヨンジと夜の公園で心を通わせる本編特別映像が解禁となった。
韓国のTV・映画・演劇を対象にした第56回百想芸術大賞の授賞式が開催され、日本でステイホーム期間中にハマる人が続出したNetflixで配信中のドラマが席巻した。
今年で56回目を迎える百想芸術大賞は、TV・映画・演劇の俳優や関係者が一堂に会する“韓国のゴールデン・グローブ賞”とも呼ばれる総合芸術賞。
韓国で最も話題の女性監督キム・ボラが手がけ、10代の日々を切り取った『はちどり』の公開日が6月20日(土)に決定した。
ベルリン国際映画祭を始め、世界各国で50以上の賞を受賞した、誰しも経験したことのあるであろう思春期特有の揺れ動く思い、そして家族との関わりを繊細に描いた『はちどり』から、本予告が解禁となった。
世界各国で45以上の賞を受賞した韓国映画『はちどり』の公開日が4月25日(土)に決定。併せて、ポスタービジュアルと新たなシーン写真5点が到着。
1990年代の韓国を舞台に、思春期特有の揺れ動く思い、そして家族との関わりを繊細に描いた『HOUSE OF HUMMINGBIRD』(英題)の邦題が『はちどり』として4月下旬から公開決定、場面写真が解禁となった。