※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

シネマモード(5 ページ目)

映画と、ファッションと、ライフスタイルと

  • 牧口じゅん(June Makiguchi)

    牧口じゅん東京に暮らすフリーライター。共同通信社、映画祭事務局、カフェグルーヴを経て独立。映画そのものはもちろん、スクリーン中のファッションや食、出演者、スタッフにまつわるエピソードを追いかけるのが好き。

COLUMN LIST

  • シネマモード
  • シネマカフェ的海外ドラマ
  • シネマVOYAGE
  • ハリウッドより愛をこめて
  • 美的アジア
  • ドラマニア

LATEST COLUMNS

【シネマモード】恐怖と美、嫌悪と陶酔の世界! 『イノセント・ガーデン』 画像

【シネマモード】恐怖と美、嫌悪と陶酔の世界! 『イノセント・ガーデン』

映画に国境はないといいますが、正直言って、日本の映画人が世界規模で活躍すれば嬉しいもの。というわけで、今回はその反対に、かなり悔しい思いをしました。立て続けに、韓国の映画監督の実力をまざまざと…

【シネマモード】ドキュメンタリーで デザインに夢中! 『ふたりのイームズ』 画像

【シネマモード】ドキュメンタリーで デザインに夢中! 『ふたりのイームズ』

おしゃれドキュメンタリーをご紹介している5月のコラム。前回の『私が靴を愛するワケ』、『ビル・カニンガム&ニューヨーク』に続き、今回ご紹介するのは、20世紀のアメリカをデザインした…

【シネマモード】ドキュメンタリーで、ファッションに夢中! 画像

【シネマモード】ドキュメンタリーで、ファッションに夢中!

今年は、ドキュメンタリーの秀作が続々登場しています。しかも、この春から夏にかけては、ファッション、デザイン、アート関連の記録映画が目白押し。そこで今月のコラムでは、いま気になるおしゃれドキュメンタリー3本を取り上げていきます。

【シネマモード】4,000人の中から見出された少女、クヮヴェンジャネ・ウォレス 画像

【シネマモード】4,000人の中から見出された少女、クヮヴェンジャネ・ウォレス

本物のスターというのは、突然誕生するものです。今年のアカデミー賞で、史上最年少で主演女優賞にノミネートされた6歳のクヮヴェンジャネ・ウォレスもそう。

【シネマモード】「その美しさ、美術品級。」 『コズモポリス』の注目女優 画像

【シネマモード】「その美しさ、美術品級。」 『コズモポリス』の注目女優

世界にたぶん何百万人、もしかするとそれ以上いるのではないかと思われる役者志望の若者たち。その中から、注目される存在になるのはごくわずかなのはご存じの通りです。

【シネマモード】amourが見えてくる。『愛、アムール』 画像

【シネマモード】amourが見えてくる。『愛、アムール』

愛のカタチは十人十色とも言いますが、ミヒャエル・ハネケ待望の新作『愛、アムール』の愛は強烈でした。優しいながらも、気が付けば胸がじわじわ締め付けられているのです。

【シネマモード】映画で、愛の真髄を楽しむ 『世界にひとつのプレイブック』 画像

【シネマモード】映画で、愛の真髄を楽しむ 『世界にひとつのプレイブック』

年が明けたと思ったら、いよいよ来週はバレンタイン・デーですね。愛する大切な人の顔を思い浮かべながら、このコラムをお読みの読者も多いのではないでしょうか。そう、2月は愛の季節…。

【シネマモード】人生をリフレッシュさせるスイッチ『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』 画像

【シネマモード】人生をリフレッシュさせるスイッチ『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』

読者の皆様の中には、このお正月休みを海外で過ごされた方、新年を海外で迎えた方も多いことでしょう。言葉が通じなかったり、文化が違ったりと大変なこともあるけれど、海外旅行好きにとっては、そこがまさに驚きや刺激の根源。

【シネマモード】映画『カラカラ』に人生を学ぶ 

【シネマモード】映画『カラカラ』に人生を学ぶ "シンプルな生き方"の選択

新年がやってきました! 2013年もどうぞよろしくお願いいたします。仕事が始まるこの時期には、今年の抱負を考える方も多いことでしょう。かくいう私もその1人…

【シネマモード】これが現実!? 『理想の出産』 画像

【シネマモード】これが現実!? 『理想の出産』

セレブの妊娠・出産ニュースって、なぜかけっこう続きますよね。セレブはいわば、ロールモデル。彼らの言動は、社会的な影響力を持って…

【シネマモード】キャメロンもおめでた!?『恋愛だけじゃダメかしら?』に見るプレママ 画像

【シネマモード】キャメロンもおめでた!?『恋愛だけじゃダメかしら?』に見るプレママ

不思議なことに、私の周囲にはあまり“プレママ”(=妊婦、またはママ直前の女性)がいたことがありません。すでに子供が大きくなってから知り合ったママたちはいますが、妊娠時に知り合いだった知人や、出産経験がある親友は数えるほど。しかも、彼女たちのほとんどは、出産したのがそろって十数年前という具合。ですから、今、世の中のプレママ事情はどうなっているかなど知りもせず。そんな私が、現代のプレママたちの喜びや期待、不安や苦労、そして仲間へのライバル意識など、本音の本音を垣間見たのが映画『恋愛だけじゃダメかしら?』でした。

【シネマモード】『マリー・アントワネットに別れを告げて』女たちの微妙な三角関係 画像

【シネマモード】『マリー・アントワネットに別れを告げて』女たちの微妙な三角関係

マリー・アントワネットの映画、と聞くと「また?」と思う人がいることでしょう。これまであらゆる形で描かれてきた、あまりにも劇的な彼女の人生。オーストリアのマリア・テレジアを母に持ち、後にルイ16世となるフランス王太子と14歳で結婚。18歳で王妃に。フランス革命の原因は、彼女の浪費にあるとも言われ、革命により断頭台に立ったマリー・アントワネット。その数奇な運命は、幾度も映画化されました。

【シネマモード】大人たちが恋に迷走 ウディ・アレンの『恋のロンドン狂騒曲』 画像

【シネマモード】大人たちが恋に迷走 ウディ・アレンの『恋のロンドン狂騒曲』

とにかくしゃべる。ウディ・アレンのファンたちにはお馴染みですが、彼のコメディは、登場人物があることないことよくしゃべるのです。「あることないこと」と言いましたが、不思議なのは、なぜか彼らの本音と建前が、怒涛の会話劇からにじみ出てきているところ。それが分かるからこそ、思わずくすっと笑ったり、にんまりしたりしてしまう。本音と建前が見えてくる人間たちは、滑稽なのに可愛らしく、やっかいなのに憎めないのです。

【シネマモード】ブラックモード全開! 第25回TIFFグリーンカーペット 画像

【シネマモード】ブラックモード全開! 第25回TIFFグリーンカーペット

10月20日(土)、華やかに開幕した第25回東京国際映画祭(TIFF)。同日の昼過ぎから、東京・六本木ヒルズ横のけやき坂通りに敷かれたグリーンカーペットを、参加作品に関わるゲストたちが闊歩し、多くの観客の注目を集めました。

【シネマモード】初めて見るイラン 『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』 画像

【シネマモード】初めて見るイラン 『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』

久々に、ぐっと来るラブストーリーに出会いました。この作品をラブストーリーと定義するかは人それぞれだと思いますが、『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』は私にとってまぎれもなく、切なくも美しい恋物語なのです。

【シネマモード】映画に「騙される」秋 壮大な“だまし絵”『鍵泥棒のメソッド』 画像

【シネマモード】映画に「騙される」秋 壮大な“だまし絵”『鍵泥棒のメソッド』

人間とは、何と思い込みの強い生き物なのでしょう。そんなこと、散々分かっていたはずなのに、映画『アフタースクール』を観たときに、つくづくそう感じたことをいまでもはっきり覚えています。“思い込む生き物”の特性を手玉に取るかのように、見事に楽しく観客を騙してくれたのは、内田けんじ監督。彼の新作が完成したと知り、「騙される感動をもう一度…」とばかりに、『鍵泥棒のメソッド』を観てきました。今回もスカッと爽快感のある面白さが全編に充満。「あぁ、楽しかった」とつくづく感じる作品となっていました。

【シネマモード】映画に「騙される」秋 「騙し」を通して相手を知る『夢売るふたり』 画像

【シネマモード】映画に「騙される」秋 「騙し」を通して相手を知る『夢売るふたり』

人を騙す生き物と言えば、昔からキツネとタヌキが有名ですが、彼らよりもよほど始末に負えない動物がいます。それはもちろん、人間。残酷なほど狡猾に、人の心を弄ぶ…。その極悪非道ぶりといったら、昔ばなしに登場するキツネやタヌキの比ではありません。手を変え品を変え、お年寄りを騙す振り込め詐欺、訪問販売詐欺なんて、ニュースでやり口を知るたびに、胸がムカムカ。人は、ここまで下品になれるものかと驚きすら生まれます。人間の想像力は素晴らしいものなのに、こんな風に悪用するなんて…と。

【シネマモード】キッチンから見えてくる、甘酸っぱい素顔のイラン『イラン式料理本』 画像

【シネマモード】キッチンから見えてくる、甘酸っぱい素顔のイラン『イラン式料理本』

イランという国に、どんなイメージをお持ちでしょうか? イスラム文化の国で、女性たちには髪を覆う“ヒジャーブ”の着用が強制されていて、核開発問題でも話題を振りまいている…。そんなところが一般的でしょうか。いまはイランと言えば、イラン人の父をもつダルビッシュ有という方も多いと思いますが。

【シネマモード】ポーランドの名もなき英雄に思いを馳せる、『ソハの地下水道』 画像

【シネマモード】ポーランドの名もなき英雄に思いを馳せる、『ソハの地下水道』

先日、EUROサッカーを観戦するため、そして大切な友人を訪れるため、ポーランドのワルシャワに行ってきました。東欧の街・ワルシャワに行ってきたと言うと、「暗い?」と聞かれることも多かったのですが、中心地は驚くほど近代的で大変な建設ラッシュ。ヨーロッパ有数のスポーツイベント開催中ということもあり、活気にあふれてもいました。多くのユーロ圏の都市が財政難で苦しんでいますが、ポーランドの通貨はユーロではなくズロチのまま。そのおかげもあり、経済は悪くないのだと友人は教えてくれました。

【シネマモード】『ワン・デイ 23年のラブストーリー』女流監督に訊く、23年の愛の軌跡 画像

【シネマモード】『ワン・デイ 23年のラブストーリー』女流監督に訊く、23年の愛の軌跡

描かれているのは、“7月15日”だけ。映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』は、運命のその日だけを切り取っていくことで、23年に及ぶある一組の男女、エマとデクスターの愛の軌跡を、独特かつ斬新な手法で描いた愛の物語です。出会い、喧嘩をし、すれ違い、相手への愛を思い知る。積み重なっていく何気ない日々が、どれも貴重な愛の証となっていくさまを、最高にロマンティックで、最高にドラマティックなラブストーリーとして仕上げたのは、ロネ・シェルフィグ監督。コペンハーゲン出身の国際派女流監督である彼女は、『幸せになるためのイタリア語講座』でベルリン国際映画祭銀熊賞、『17歳の肖像』でサンダンス映画祭観客賞を受賞しているほか、アカデミー賞にもノミネートされる実力派です。そこでシネマカフェでは、いま世界が注目するシェルフィグ監督とのインタビューを通して、作品、そして監督自身の魅力に迫りました。

【シネマモード】『ジェーン・エア』の気鋭監督に訊く、美しき女性のスピリット 画像

【シネマモード】『ジェーン・エア』の気鋭監督に訊く、美しき女性のスピリット

英国文学史上、最もセンセーショナルと称され、いまでは不朽の名作と讃えられる「ジェーン・エア」。これまでも多くの監督たちが映画化に挑んできたが、今年、新たな傑作が誕生した。物語が誕生した1847年当時、女性の自立を描いた衝撃的な古典に、21世紀らしい新鮮なアプローチで取り組んだのは、長編デビュー作『闇の列車、光の旅』でサンダンス映画祭監督賞に輝くなど、高い評価を得たキャリー・ジョージ・フクナガ監督だ。

【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2 『宇宙兄弟』×兄弟の関係 画像

【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2 『宇宙兄弟』×兄弟の関係

正直に言えば、アポちゃん見たさでした。映画『宇宙兄弟』の原作漫画を手に取ったのは、主人公の一人が飼う犬、パグのアポちゃん見たさ。かなり面白い物語であるという話は聞いていたのですが、要するに初めの期待値はそんなものだったのでした。ところが、いまではすっかりハマってしまいました。先に宇宙飛行士になった弟・ヒビトと、かつての夢を思い出し、弟の背中を追いかけ始めた兄・ムッタの物語は、JAXAやらNASAやら、月面やらが舞台になり、頭脳明晰な人物たちが登場しているにもかかわらず、どこかオフビートでゆるい。でもそれなのに、時折、涙すらこぼれるほどにジーンとくるような感動を覚える始末。その緩急のバランスが絶妙で、心をわしづかみにしてくれるのです。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
Page 5 of 8
page top