みなさん、毎日暑い中元気に過ごしていますか? L.A.の夏ももちろん暑くて、ついついビーチに足が向いてしまいますよ。夏といえば、世界で最も長い歴史を持つ映画祭、ヴェネチア国際映画祭が開催されますね。8月27日に開幕して、11日間開催されます。今年のオープニングにはジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、アン・ハサウェイが揃う予定ですよ。しかし、今年は英語圏の作品が5本しか出品されないそうなんです。これは例年と比べると、異常に少ない数です。なぜかって? どうやらこれもまた、11週間続いた脚本家組合のストライキが原因のようなんです。話によると、ヴェネチアで上映を予定していた多くの映画が、ストライキで撮影が中断していたため、完成が間に合わなかったそうなんです。よって、今年は(組合に入っていない)インディペンデント系の映画が並ぶ映画祭になりそうです。 日本からの出品も目立っていて3作を出品、そのうち2作はアニメですね。ヴェネチア国際映画祭は、この先の賞レース(ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞等々)の行方を予測する傾向があると言われているので、来年注目されるであろう俳優や映画をいち早く知りたい人は、ぜひチェックしていてくださいね。それでは素敵な夏を過ごしてください! 写真は昨年9月、今回の出品作『BURN AFTER READING』(原題)撮影中のブラピ。© AFLO