【ヴェネチアレポート04】たけし、2度目の金獅子賞に向けて評価は上々

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スタンディング・オベーションに応える北野武監督と樋口可南子、森プロデューサー。 photo:Ayako Ishizu
  • スタンディング・オベーションに応える北野武監督と樋口可南子、森プロデューサー。 photo:Ayako Ishizu
ヨーロッパで絶大な人気を誇る北野武監督。コンペの筆頭を飾る『アキレスと亀』の公式上映では、冒頭の音声トラブルで10分ほど中断するというアクシデントに見舞われたが、上映中から拍手が起こるほど観客は好反応。最後は5分間にわたってスタンディングオベーションを受け、北野監督も共演の樋口可南子も大感激。

監督は「今回の反応は『HANA−BI』のときを思い出すね」と語ったが、実際現地の新聞にほぼ絶賛に近い批評が掲載されるなど、早くも金獅子賞を期待する声が上がっている。

「こちらでは黒澤明と並ぶ日本の巨匠です。映画好きなら知らない人はいません」(ローマ在住日本人)と言うほどヨーロッパでは絶大な評価を受けていることに対して監督は、「海外での評価は良いが日本ではダメってことになってるけど、そろそろ変わってほしいよね。でも、逆よりはましかな」と笑わせながらも、ちらりと本音をにじませた。

また、上映会場にイタリアの北野ファンクラブのメンバー30人が主人公・真知寿と同じベレー帽姿で応援に駆けつけたことを受けて「あれは帽子込み5万円で呼んだんだよ」とジョークを飛ばすなど、北野監督は終始上機嫌。その後のパーティも和気あいあいとした雰囲気の中、「監督、本当にありがとう」と樋口可南子から感謝のキスが贈られるなど、大いに盛り上がった。

(text/photo:Ayako Ishizu)
《text:cinemacafe.net》

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