松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!

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『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』 -(C) 2009 フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本衛星放送
  • 『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』 -(C) 2009 フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本衛星放送
39年の短い生涯の中で、数々の傑作を生み出し、昭和の文学界の担い手の一人としていまなお愛される、太宰治。生誕100周年を迎え、まさに“太宰イヤー”と言うにふさわしく『斜陽』『パンドラの匣』『人間失格』と続々と著書が映画化される中、浅野忠信、松たか子ほか豪華キャストで贈る傑作ラブストーリー『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』が、このたびモントリオール世界映画祭のコンペティション部門に正式出品することが決定した。

どちらかと言えば、自虐的で暗いというイメージで捉えられがちな太宰だが、実は細やかな心理描写とユーモアあふれる表現で男女の様々な「愛」の形を小説に残している。そのうちの一つである本作は、文才を持ちながらも放蕩を繰り返す夫と、そんな夫を受け止め、しなやかに逞しく生きる妻の愛を綴った物語。妻・佐知役には松たか子、夫・大谷役に浅野忠信、さらに大谷の愛人に広末涼子、佐知に想いを寄せる青年に妻夫木聡、再会した佐知に惹かれてしまう弁護士に堤真一と豪華俳優陣が、国内外で高い評価を得る根岸吉太郎監督(『雪に願うこと』)のもとに集結した。

本作を鑑賞した同映画祭の創設者兼ディレクターのセルジュ・ロジーク氏は、松さんの演技を「彼女はスクリーン上で“別の生き物”に豹変した」と手放しで称賛、共演キャストたちとのハーモニーを称えた。さらに、「一見、日本特有の男女関係を描いたように見えるが、実際は普遍的なもの、どの国の人が見ても理解できる内容。監督が美しい作品に仕上げた」とコメント。映画祭コンペ部門への招待を即決した。

この快挙について、松さんは「『ヴィヨンの妻』が海を渡ることにとても大きな喜びを感じております。この光栄な出来事を、関わった全ての人と共に誇りにしたいと思います。この作品が観て下さった方に愛されることを祈っています」、浅野さんも「海外の方にも受け入れられたことがとても嬉しいです!」と喜びの声を寄せている。

モントリオール世界映画祭といえば、昨年は『おくりびと』がグランプリを受賞した、日本の作品とも縁深い、名誉ある映画祭。今年は本作のほかに西川美和監督作『ディア・ドクター』も同部門に出品されるが、果たして日本映画に2年連続で栄冠がもたらされるという快挙なるか、注目が集まる。なお、本作の公式上映は、現地時間の9月6日を予定、浅野さんと根岸監督が揃って現地入りする予定だ。

『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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