M・スコセッシ監督の“生講義”に、映画界の未来背負う学生150人が大感激!

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『ヒューゴの不思議な発明』マーティン・スコセッシ監督/チィーチ・イン
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第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞を始め最多11部門にノミネートされている『ヒューゴの不思議な発明』を引っさげ、5年ぶりの来日を果たしたマーティン・スコセッシ監督。ハリウッドの生きる伝説とも言える監督が、なんと学生限定の試写会に登壇! 2月17日(金)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された「スコセッシ監督の一夜限りの白熱教室」にて、映画監督や映像業界を目指す学生150人を前に、奇跡の“生講義”を行った。

スコセッシ監督が姿を現すと、学生たちは大歓声で迎え入れ、観終わったばかりの映画の感動も手伝って、早くも涙ぐむ学生がチラホラ。一方のスコセッシ監督も、これから日本の映画界を担うであろう若者たちとの対面に大喜び。学生からの質問にも一つ一つ丁寧に答え、若い世代に向けたメッセージや貴重なエピソードを語っていた。

長年にわたりハリウッド映画界を牽引してきた巨匠が夢見てきたという、初の3D撮影による最新作。1930年代のパリを舞台に、駅の時計塔にひとりで暮らすヒューゴ少年と、かつて“映画の父”と尊敬されながら、いまは雑貨屋を営む老人・ジョルジュの交流を、スコセッシ監督自身のあふれる映画愛を注ぎ込みながらファンタジックに描いていく。

ジョルジュ(ベン・キングズレー)は実在の映画監督であるジョルジュ・メリエスがモデルになっており、「彼のように、自分が作った作品や存在そのものが一時的とはいえ、忘れられてしまうという悲劇は理解できる。私自身も浮き沈みの激しいキャリアを歩んできたからね」とスコセッシ監督。それでも「自己表現する場所として選んだ映画に対し、情熱を持ち続けたんだ」と言い、「その気持ちは、君たちにも大切にしてほしい。心に従うだとか、夢を追う。そんな陳腐な言い方ではなく、『もうこれ以外何もない』というくらいクレイジーな決意が必要だ」と学生たちを鼓舞した。

イマジネーションの源は、重いぜんそくを患った幼少期にあるそうで「激しい運動は禁じられていたし、頭の中で想像を広げることが自然だった。周囲で起こるドラマチックな出来事にも目を配ったし、その意味では観察眼も養われたかもしれない」。約40年にわたるキャリアの中で、多種多様なジャンルの作品を生み出したが「たとえギャング映画を撮るときでさえ、子供のころに得た、まるで火花のようなインスピレーションがベースになっている。それに信頼と裏切り、罪悪感と責任といった普遍的なテーマに興味があるね」と話し、学生たちも真剣に聞き入っていた。

「いまは新しい技術が次々と生まれているし、そのおかげでストーリーテリングにも新たな可能性があると思う」とスコセッシ監督。「みなさんがそれらを使って映画を完成させたとき、私はもういないかもしれないけど(笑)、新しいことにチャレンジし、映画というものを“再発明”してくれることを君たちに望むよ」と感動的なエールを送ってくれた。

『ヒューゴの不思議な発明』は、3月1日(木)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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