【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕 コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!

カンヌ国際映画祭と並行して行われる、監督週間が14日から始まった。カンヌの1部門と紹介されることの多い監督週間だが、主催者はカンヌ映画祭実行委員会ではなく、フランス映画監督協会(SRF)のため、より実験的な作品が上映されることが多い。今年は日本の諏訪敦彦監督がフランスの俳優イボリット・ジラルドと共同で監督した『ユキとニナ』など、24本が選出された。

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喝采を浴びるコッポラ監督とアルデン・エーレンレイク、ヴィンセント・ギャロ photo:Ayako Ishizu
  • 喝采を浴びるコッポラ監督とアルデン・エーレンレイク、ヴィンセント・ギャロ photo:Ayako Ishizu
カンヌ国際映画祭と並行して行われる、監督週間が14日から始まった。カンヌの1部門と紹介されることの多い監督週間だが、主催者はカンヌ映画祭実行委員会ではなく、フランス映画監督協会(SRF)のため、より実験的な作品が上映されることが多い。今年は日本の諏訪敦彦監督がフランスの俳優イボリット・ジラルドと共同で監督した『ユキとニナ』など、24本が選出された。

今年のオープニングを飾ったのは、巨匠フランシス・フォード・コッポラの『TETRO』(原題)。世界的音楽家の息子・テトロ(ヴィンセント・ギャロ)の葛藤を描いた物語で、カンヌ映画祭側の招待を断り、あえて監督週間での上映にこだわったという半自伝的なモノクロ作品だ。コッポラは「40年前、監督週間で私はカンヌに初めてやって来ました。私のような独立系監督を応援してくれるのが、監督週間です。『TETRO』は私の家族への思いを描いた私的な作品。自分の子供が芸術家になることを認めた、世界中の全ての親に捧げます」と語った。上映後は熱烈なスタンディングオベーションを受け、主演のギャロとともに感激の面持ちで応えていた。

また開幕式では、日本の河瀬直美監督に、SRFから“金の馬車賞”(功労賞)が贈られ、河瀬監督は「今晩はこの喜びに酔いしれますが、明日からはまた初心に帰り、世界に残る映画を作りたい」と感激を語った。

(text/photo:Ayako Ishizu)

第62回カンヌ国際映画祭特集
http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2009/news.html
《text:cinemacafe.net》

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