※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【インタビュー】星野源が持つ「言葉に出さないリーダーシップ」とは?

音楽家としてはもちろん、俳優、文筆業もこなす星野源。その彼の、実に6年ぶりの主演映画が『引っ越し大名!』だ。

最新ニュース インタビュー
注目記事
星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
  • 星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
  • 星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
  • 星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
  • 『引っ越し大名!』 (C)2019 映画「引っ越し大名!」製作委員会
  • 星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
  • 『引っ越し大名!』 (C)2019 映画「引っ越し大名!」製作委員会
  • 星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
  • 星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada

主役然としなくても、自然と周りがついてくるその人柄と魅力


主人公とはいえど、星野さんが演じた春之介は“引きこもり”で“コミュ障”。そんなキャラクターの行動一つ一つが本作の“面白さ”を牽引している。

「もう脚本の時点で面白かったので、そこに何かを付け加えることはしない方が良いだろうなとは思っていました。今回の共演者のみなさんも、急に変なことをする人がいなかったので良かったな、と(笑)。でも(濱田)岳ちゃんはプラスしてやっていたのがすごく素晴らしかったです」。

『引っ越し大名!』 (C)2019 映画「引っ越し大名!」製作委員会
「『引っ越し大名!』というタイトルがすでに、なんだか面白いですよね。でも脚本を読んで、最終的にすごく感動したので、そこをしっかり作っていきたいという気持ちが強かった。状況やキャラクターたちの性格から生まれる面白さ。だから目先の面白いことをやるよりも、一つ一つのシーンを真剣に作っていって、その中で自然に生まれる面白さを監督やみなさんに撮ってもらいたいと思っていたんです」。

星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
時代劇ならではの大変さはなかったとしても、その撮影現場自体はかなり過酷だったと言う。

「京都で撮影していたんですが、気候的にも厳しい時期で、まだ寒さが残っている時期から一番暑いときにかけての撮影だったんです。しかも早朝から深夜まで必死に撮影していました」。

「引っ越し唄のシーンも、しんどかったなぁ(笑)。歌いながら移動するだけなんですけど、山の中で全く日よけがないような場所だったので、太陽に照らされながら撮影する、という状況だったんです。丸一日かけて撮ったんですけど、もう、日が暮れたのに撮ってる、みたいな(笑)。昼間のシーンを夜になっても撮影していたので、“使われないだろうな”と思っていたら、案の定、使われてなかった(笑)」。

『引っ越し大名!』 (C) 2019「引っ越し大名!」製作委員会
そんな中でもカメラチェンジやポジションチェンジなどで待ち時間も少なくなかった。

「そういうときは、ほかのキャストのみなさんと話しながら待っている、という状況でした。だからずっとくだらない話をしてましたよ。完成披露試写会のときのような、みんなが好き勝手なことを話しているような(笑)。誰が中心になってというよりも、みんなが自立している感じだったんです。誰かと誰かが話している隣で、また別の誰かと誰かが全然違う話をしている。それがいつの間にか全員で同じ話をしていたりして。自分も含めて“ここは俺が引っ張っていくぜ!”みたいな人がいなかったんですよ。だからすごく居心地が良かった」。

星野源『引っ越し大名!』/photo:Jumpei Yamada
《text:Ai Takatsuka/photo:Jumpei Yamada》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top