東野圭吾原作映画『殺人の門』の主演が、山崎賢人と松下洸平であることが発表され、超特報映像と場面写真も合わせて公開された。
田島(松下洸平)が困ったときにいつも手を差し伸べてくれる幼なじみで“親友”の倉持(山崎賢人)は、完璧で、人たらしで、誰もが惹かれる男だ。しかし、田島の人生が狂う瞬間、いつも必ずその影に倉持がいる。偶然か、故意か? 親友か、悪魔か? どんなに逃げても距離を置こうとしても、倉持は必ず田島の人生に“親友”として戻ってくるのだ。
そして、田島の中で膨れ続けるある疑念と殺意。“親友”を助けては裏切る倉持の目的は何なのか? 田島は“親友”を殺し、「殺人の門」を越えてしまうのだろうか? 約30年に及ぶ2人の歪んだ友情が辿る衝撃の結末とは――。
東野氏の傑作にして最大の問題作「殺人の門」。友情と殺意が絡み合う、禁断のミステリーだ。初版刊行から四半世紀、映像化は不可能とも言われた本作が、舞台を令和へと移し、ついにその禁を破る。
天才ゲームクリエイターたちの熱い友情と絆を描いた「アトムの童」で親友同士を演じたことをきっかけに、プライベートでも親交を深めてきたという山崎と松下が、本作では、“親友”の人生を狂わせる男・倉持、そんな人生を狂わせる“親友”を殺したい男・田島という、奇しくも歪な関係性の親友同士を演じている。

合わせて公開された映像には、洗練されたビジネスマンを感じさせる倉持と、どこか苦労を重ねた様子が伺える田島が登場。倉持はタバコ片手に田島の肩を抱き寄せ、夜の繁華街を歩く。そして、「俺たち親友だろ?」と自信たっぷりに語りかける倉持。
さらに、冷たく鋭い視線を向ける倉持と、怒りと苦悶に満ちた表情を見せる田島のソロカットも公開された。

なお監督は、「HERO」「コンフィデンスマン JP」シリーズで演出を務めてきた金井紘が手掛けた。
コメント
原作:東野圭吾
今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています。
一度目は、こんな厄介な小説を映画にしたいという人がいて、そんな映画に出たいという役者さんがいると知った時です。
二度目は今回で、そんな企画が実現したことに驚いています。
そして三度目は、たぶん映画を見た後でしょう。
感動のあまり惚けているか、別の意味で惚けているか、今からとても楽しみです。
山崎賢人
初めて脚本を読んだとき、すぐには理解しきれない部分もありましたが、
それでも言葉では表せないほどの面白さを感じました。
物語は決してシンプルではなく、考えれば考えるほど何層にも重なり合っていて、
その複雑さこそが魅力だと思います。
倉持修は物語をかき乱していく存在であり、依存や愛、執着、友情といったさまざまな感情が入り混じった複雑な男です。
そして、この物語は本質的には“愛の物語”なのではないかとも感じています。
松下洸平
田島という役を演じさせていただく中で、依存の心理についてよく考えていました。
なぜ自分を傷つける人と離れられないんだろう。倉持に狂わされた人生なのに、どうして倉持を求めてしまうんだろう。
誰かに愛されることに飢えた2人の男と、その間を流れる友情と殺意を、スクリーンで感じていただけたら嬉しいです。
この映画は、ある意味究極のラブストーリーかもしれません。
金井紘監督
初めて今作のオファーを頂いた際、久しぶりに山崎賢人と現場に立てること、それも自身初の長編映画で東野圭吾さんの名作に一緒に挑戦できることに心を躍らせました。
原作を拝読した際、どこまでもダークで救いのない物語の底に、ある種の「美しさ」を湛えた友情を感じました。
その“歪んだ友情"を、山崎賢人と松下洸平の2人がこれ以上ない形で美しく生々しく表現してくれました。
門の内側に渦巻く濃密な人間ドラマを、ぜひスクリーンでご覧ください。
『殺人の門』は2027年2月19日(金)より全国にて公開。
※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」




