Disney+シリーズ『再婚承認を要求します』に主演する俳優チュ・ジフンが、視聴者の怒りを買う「ヘイトキャラ」となっている。チュ・ジフンが演じるのは、甘い宮廷ロマンスとは程遠い、自己中心的で厚かましい皇帝だ。新たな恋に落ちると、皇后との約束をあっさり破り、自分の要求ばかりを押し通そうとする身勝手な人物である。
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同名のウェブ小説を原作とする『再婚承認を要求します』は、東大帝国の完璧な皇后ナビエ(演者シン・ミナ)が、逃亡奴隷のラスタ(演者イ・セヨン)に夢中になった皇帝ソビエシュ(演者チュ・ジフン)から離婚を言い渡され、それを受け入れる代わりに西王国の王子ハインリ(演者イ・ジョンソク)との再婚を認めるよう求めたことから始まるロマンスファンタジーだ。
これまでにない「K-ファンタジーロマンス」として早くから期待を集めていただけに、配信直後からNetflixの人気シリーズ『ブリジャートン家』と比較されるなど、さまざまな反応が寄せられている。

チュ・ジフンは本作で、シン・ミナとともに東大帝国の皇帝と皇后を演じ、自身にとって3度目となる“破滅的な愛”の物語に挑んでいる。ラスタに一目惚れし、「側室は持たない」という皇后との約束をあっさりと破り、ナビエに背を向けるソビエシュ。「ラスタと恋に落ちたことが罪なのか」と開き直り、自らの本能に従って行動するうちに、ますます厚かましさを増していく。その姿は、まるでドラマ『夫婦の世界』で不倫を犯したイ・テオ(演者パク・ヘジュン)が見せた身勝手な振る舞いを思わせる。
特に視聴者の怒りを買っているのが、ソビエシュがナビエにラスタを側室に迎えると告げた後の言動だ。皇后との約束を破っておきながら、悪びれる様子もなく側室を持つことを当然のように主張するばかりか、ナビエの前でラスタをかばい、皇后に屈辱を与える。
ナビエの前でもためらうことなくラスタへの愛情を口にし、あろうことか、彼女の面倒まで見てほしいという厚かましい要求を隠そうともしない。自分の感情や欲望ばかりを優先し、ナビエの気持ちを思いやることも、彼女を尊重することもないのだ。「ラスタと恋に落ちたのだから仕方がない」と言わんばかりの身勝手な振る舞いで、ソビエシュは作品の中でも屈指の「怒りを誘うキャラクター」となっている。

一方で、ナビエがハインリと幸せそうに踊る姿を目にすると、激しい嫉妬をあらわにする。それにもかかわらず、ラスタが涙を見せれば、すぐに心を動かされてしまう。強大な権力と能力を持つ皇帝でありながら、ナビエにとっては自己中心的で未熟な夫にすぎない。
そんなソビエシュを、チュ・ジフンはふてぶてしく、憎たらしさを感じさせるほど見事に演じている。
作品の公開後、視聴者からはキャラクターへの怒りの声が相次ぎ、そのリアルな演技に思わずため息が漏れるほどだ。チュ・ジフンは先立って行われた制作発表会で、「最近は景気も悪く、(現実の生活も)いろいろと大変ですが、作品を見て、僕のせいで感情が高ぶり、指を差して文句を言うことで視聴者の皆さんがすっきりするなら、悪口を言われても構いません」と語り、役柄への覚悟を明かしていた。
『再婚承認を要求します』の序盤から視聴者の感情を大きく揺さぶっているチュ・ジフン。今後の展開でソビエシュという人物に説得力を持たせていくのか、それとも「史上最高の怒りを誘うキャラクター」として記録を更新し続けるのか、注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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