時流にも無頓着、自分のやりたいことだけに夢中になる画家の守一、通称モリは94歳。ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しむ妻・秀子76歳。自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、モリの描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。 守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、モリは妻の秀子と2人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。若い写真家、温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋や画商や近所の人々、そして、得体の知れない男…。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。
沖田修一
国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第10回TAMA映画賞」の受賞作品と受賞者が決定。是枝裕和監督の『万引き家族』と濱口竜介監督の『寝ても覚めても』が「最優秀作品賞」に輝き、安藤サクラと松岡茉優が「最優秀女優賞」を受賞した。
黒柳徹子が司会を務める長寿トーク番組「徹子の部屋」の5月16日放送回に、映画に引っ張りだこの樹木希林がゲスト出演。私生活から、公開を控える映画について、そして終活まで…最初から終わりまで様々なトークが繰り広げられた。
日本を代表する名優・山崎努と樹木希林に、加瀬亮、吉村界人ら世代を超えた豪華キャストが脇を固める映画『モリのいる場所』。このたび、本作に登場する主人公モリの3度のごはんをまとめた特別映像がシネマカフェに到着した
名優・山崎努と樹木希林の初共演で話題を呼ぶ『モリのいる場所』。画家・熊谷守一をモデルに沖田修一監督がメガホンを取る本作の新キャストとして、若手演技派俳優・吉村界人をはじめ、加瀬亮