『大奥』佐々木蔵之介インタビュー 玉木宏との“ラブシーン”の自己採点は…?

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『大奥』 佐々木蔵之介
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主演、助演を問わず、どんな役柄にもスルリと入り込み、観る者をストンと納得させてしまう佐々木蔵之介。本人は「順応性があるんですよ、僕」とあっさり! 最新作『大奥』で佐々木さんが演じたのは、江戸城“大奥”の総取締役・藤波。だがこの大奥、並みの愛憎劇が展開する大奥にあらず! 謎の疫病の流行で男性人口が激減し、男女の役割が逆転したという設定に、さすがの佐々木さんも難儀したのでは? 公開を前に話を聞いた。

「最初に原作の漫画を読んで、それから台本を読んで、実際に演じて…それでも“男女逆転”ということがなかなか頭の中で理解、“変換”できなかったですね」と佐々木さん。通常ならば男性がいるべきところに女性が、女性がいるはずのところに男性が…という現場に実際身を置く、というのはどんな感覚なのか?
「男女の役割が逆転することで、クリアに見えてくる部分はあるんじゃないかとは思いましたね。例えば“女々しい(めめしい)”という言葉は“女”という字で表現しますが、実はこれこそまさに“男らしい”ということではないだろうか? とか、逆に“男らしい”ことほど女性らしいことなのかもしれない、とかね。現場に身を置いた感覚? それは言えませんよ(笑)! でも、自分が素で一番見たいと思っていたのが“鈴の廊下”のシーン(※将軍を大奥の男たちが迎える、いわゆる『将軍様のおなり』の場面)だったんですよ。あそこで僕が演じた藤波は将軍様の後を付いていくんですが『うわぁ、ええ男を揃えたな』と思いましたね。これは女性客はたまんないだろうって(笑)」。

藤波には、玉木宏さん演じる松島との“ラブシーン”もあるが…。そこもたまらないのでは?
「玉木くんとは過去に共演したこともあるんですが、あのラブシーンは撮影の初日だったんですよ。どうしようか? って考えてはいたんですが、その前日に袴を着て歩く稽古があって、そのときに監督に(剣術シーンで使う)道場に呼ばれて『明日のシーンはこういう風に』と話があったんです。何か、台本のト書き以上のことを監督が求め始めていて『あれ? おかしいな』と(苦笑)。実際に当日は…まあ結構それなりに(笑)」。

自分で採点するなら、ずばりこのラブシーンは何点?
「僕が80点と思ってても玉木くんが40点と思ってたら嫌なので(笑)、点数は付けたくないですね! いや、でもあのシーンの後も玉木くんとはメールのやり取りなどもあるので、わりと評価は良かったのではと思ってますが…」。

冒頭で“順応性”という部分に触れたが、「もし、この映画のような世界に放り込まれたら?」という質問には「僕はどこの世界でも大丈夫です!」という自信満々のお答えが。
「順応性があるってことは、逆にこだわりがないってことなのかな? とはいえ周りから『頑固だ』って言われることもあるんですけどね。ただ、自分としてはいろんな状況に対応できるようになりたいって気持ちが強いんですね。玉木くんとのラブシーンだって進んでやっちゃいますよ(笑)!」

とはいえ、単に“順応性”などというひと言で済ませられない強い存在感、見る者を惹きこむ力が確実に佐々木さんから感じられる。特に近年、ドラマなどでの主演作品も増え、目に見えて活躍の場が広がっているが、佐々木さん自身が自らに感じる変化は?
「成長っていうことで言えば…成長してないですねぇ(苦笑)。『これができるようになった』というよりも『これができない』と感じることの方が多いです。でも、そうあるべきとも思っているので、そういう意味では成長してるのかな…。『できない』と感じるのは昔からどの現場でもそうなんですが、確かに見えてくるものが少しずつ、年を経るごとに違ってきているとも思います。まあでも、僕は結構こまめに壁にぶつかってます(笑)! 役を作っていく段階でもセリフひとつ言うにしてもね。まめにヘコんで、『向いてないな…』とか『何でみんな、あんなに器用にできるの?』とか思いながら。今回の初日だって緊張して震えてましたから!」

“謙虚に”というのとはまた少し違う…飄々と、どこか達観したように「震えてた」などという言葉をこともなげに口にする佐々木さん。このバランス感覚が、あの絶妙な存在感の秘密なのか? ニヤリと笑ったその顔——この男、やはり役者である。

『大奥』“美しき男”キャラクター投票
http://blog.cinemacafe.net/live/fes/ohoku/
《text:cinemacafe.net》

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