岡田准一がヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官を演じる映画『ヘルドッグス』に、アーティストのMIYAVIが出演していることが分かった。
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MIYAVIさんが演じるのは、ヤクザ社会では異例の人事で会長の座に就任し、組織をアジアで勢力を伸ばすにまで成長させたインテリヤクザ・十朱義孝。組織をのし上がっていく兼高（岡田さん）は、室岡（坂口健太郎）と共に護衛を務めることに。頭が切れ、語学堪能、洒落たスーツに身を包みビジネスマンのような規則正しい生活を送っているが、華奢に見えて高い戦闘能力と、凶暴性も持ち合わせる。
MIYAVIさんは「『形でしかない正義や常識』ってものに対して牙を剥き、彼なりの正義を貫き通そうとしている。そこに兼高という自分と同じような匂いのした男が入ってきて、ある種彼に対しての愛が芽生えていく。その中でもちろん疑いもありますし、でも信じたい、愛したいという気持ちと。アンビバレンスな感情の推移というのを描ければ、と思いました」と兼高との関係性を語る。
岡田さんについては「本当に真面目だし、アクションが好きだなと感じました。音楽番組でしか共演させてもらったことがなかったので、今回改めて作品を通じてやりとりをする中で、あれだけ武術を極め、アクションの振り付けも出演していないシーンにも関わっていたりする。映画人としての心意気と、熱いものを感じさせられました。本当にエキサイティングな現場で、出演できて光栄でした」とコメント。「岡田くんもそうだし、坂口くんも、みんな気を使いながらも和気あいあいと。実際楽しかったです」と撮影をふり返っている。
『ヘルドッグス』は9月16日（金）より全国にて公開。
