妻は難産で命を落とした上、産まれてきた我が子はあまりにも醜く、思わず子供を老人ホームの軒先に捨ててしまったトーマス・バトン。赤ん坊はその老人ホームに引き取られ、「先が長くない」と言われながらも元気に育っていく。
最近アメリカでのみんなの話題は新大統領バラク・オバマで持ちきりですよ! 彼に投票してないにせよ、みんなは彼がホワイトハウスでどんな仕事をしてくれるのか気になるようです。そして、ホワイトハウスに初めてとってもヤングな子供たちがやってきます。それは…オバマ大統領の2人の愛娘、10歳のマリアと7歳のサーシャです。
昼は大手広告代理店の“窓際係長”、夜は会長直属の“特命係長”という2つの顔を持つサラリーマンが、次々と社内外のトラブルを解決していく柳沢きみおの人気漫画「特命係長 只野仁」。2003年に高橋克典の主演でドラマ化され、約5年間にわたって3本のシリーズが制作された。そして、ついにスクリーンに登場する。「待ってました!」と、ファンにとって待望ではあるものの、ドラマの延長上の映画化なんてたかが知れている、わざわざ映画化する必要があるのか!? という意見も挙がってきそう…。だが、劇場版ということであんなこともこんなこともスケールア〜ップ! しているのだ。
今回ご紹介するのは、2009年にDVDリリースされる第1弾大型タイトルにして、2009年のNo.1タイトルになるかもしれない「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」! 全米では2008年1月にシーズン1の放送が始まり、現在はシーズン2に突入している人気シリーズです。「ターミネーター〜」なるタイトルからも分かるように、このシリーズはあの大ヒット映画『ターミネーター』から派生したもの。すでに第3作まで製作され、第4作の公開も2009年6月に控えている同作の作品世界に基づくものとなっています。
CIAの本部に勤めるエリート局員・ホフマンと、彼の指令ひとつで危険な現場に潜入する若き工作員・フェリス。爆破テロ組織のリーダーを捕まえる使命を負ったふたりは、それぞれの立場で任務を遂行していく。
マーティン・スコセッシがザ・ローリング・ストーンズのライヴをカメラに収めたドキュメンタリー。もはや両者に説明はいらず、このライヴ・ドキュメンタリーがどれほど観る者をワクワクさせるかも理解していただけると思う。
先日、「Forbes.com」による「ハリウッドで最もホットなちびっ子ベスト10」が発表されましたね。1位はトム・クルーズとケイティ・ホームズの娘、スリ・クルーズ。そして2位から4位はブランジェリーナ・チームが独占しました。2位にシャイロ、3位にザハラ、4位にパックスです。
最近の阿部寛の演技がいい。映画やドラマを中心に数多くの役を演じ、すでに演技派の部類にカテゴライズされている俳優だが、一方では『自虐の詩』('07)、『チーム・バチスタの栄光』('08)といった濃いキャラのイメージが定着、演技よりもキャラ重視になりつつあった。だが、2008年は家族のとある1日を淡々と描いた『歩いても 歩いても』、吃音の臨時教師役に挑戦した『青い鳥』に出演。そこで見えてくる自然体の演技が何ともいいのだ。
ベルギーの巨匠、ジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟が新作を発表するたびに、いつも驚かされます。『イゴールの約束』、『ロゼッタ』、『息子のまなざし』、『ある子供』を始めとする作品が、世界的映画祭で大絶賛を受けてきた彼ら。常に社会的な弱者たちに焦点をあて、現代を鋭く、そして優しく見つめてきました。待望の新作『ロルナの祈り』では、ベルギーでの幸せな生活を求めてアルバニアからやってきた一人の女性・ロルナの視点を通して、ベルギーの移民問題を扱いつつ、人間がもつ深い愛情の在りかを照らし出します。
青春映画と銘打つ作品は山ほどあるけれど、こんなにも淡々と“セックス”について描いている映画は多くはないのではないだろうか。大抵は性を取り上げつつも夢や希望や素敵な恋なんかがテーマになっているのに、この『俺たちに明日はないッス』の主人公・比留間(柄本時生)たち──高校3年生、17歳真っ只中の彼らにはそんなキレイごとの青春ではなく、明けても暮れてもあるのは“セックス”への興味のみ。ヤリたくてもヤレない行き場のない欲求不満はタバコを吸っても、酒を飲んでも、麻雀をしても、デブの男友達の胸を揉んでも晴れることはなく、そんな童貞たちをリアルに描いていく。スラップスティックというのかブラックユーモアというのか…悶々とした若者たちの日常に気が付くと惹き付けられてしまうのだ。
11月14日から19日まで、仕事でオーストラリアのゴールドコーストに行ってきました。日本と正反対の季節を持つオーストラリアは、これから夏に向かっていきます。わずか4日の滞在でしたが、真夏並みの暑さや大自然を満喫して帰ってきました。
演技派への転向に失敗した落ち目のアクションスター、下ネタ専門のコメディ俳優、アカデミー賞を5度も受賞している実力派アクター。三者三様の役者たちが、ベトナム戦争の英雄が著した回顧録の映画化作品『トロピック・サンダー』に出演。しかし、彼らのワガママなどがたたってクランクイン5日目にして製作費予算オーバー。映画を完成させたい監督は本物のジャングルで撮影を続行しようとするが、そこは超危険地帯の戦場だった…。
ブラジル出身の注目監督、フェルナンド・メイレレス。アカデミー賞監督賞にもノミネートされた『シティ・オブ・ゴッド』で一気に世界にその名を知られ、『ナイロビの蜂』でさらに多くの人々の心を掴んだ彼。新作は、ジュリアン・ムーア主演の『ブラインドネス』。原作はジョゼ・サラマーゴによる小説。一人の男の失明に始まった原因不明の伝染病が世界に蔓延するという物語。でも、物語からイメージするようなパニック映画ではありません。パニック映画の様相を呈した、痛いぐらいに人間の本質に迫るヒューマンドラマとでも言いましょうか。社会を構成する全員の目が見えなくなることにより、社会を形成していた秩序が崩れ、人々の原始的な部分、動物的な部分が露出していくのです。
さて、ボンドは全米で素晴らしいオープニング・ウィークエンドを迎えましたよ! 私は公開初日の夜に、オレゴン州のポートランドで家族で映画を観に行ったんですが、劇場の前には長い列が出来ていました! “007”に敬意を表して、タキシードを着ている人もいましたよ。スゴイですね。
みなさん、こんにちは! 週末の予定は何か立てましたか?
かなりの飛行機好きだという矢口史靖監督が“空のプロフェッショナルたちの活躍を描きたい!”という思いから作った映画が『ハッピーフライト』である。これまでにも『トップガン』のようなパイロットもの、『ターミナル』のようなヒューマンもの、戦争映画、パニック映画、アクション映画…など、飛行機や空港といった題材は数多くの映画で描かれてきた。だが今回、矢口監督がこだわったのはそれらとは異なる視点──飛行機に関わる大勢のスタッフたちの活躍だ。パイロットやキャビンアテンダントだけではない、整備士、グランドスタッフ、バードパトロールらプロの面々が描かれ、思わず「へぇ、そうだったのか!?」とうなずいてしまうような豆知識も多く盛り込まれている。ちなみに、2年間に100人以上の航空関係者に取材を行って脚本を完成させたのだとか。
バラク・オバマがアメリカ合衆国第44代大統領に選出されてから、アメリカの雰囲気がだいぶ変わりました。新政権に対して、いまの状況を変えてくれるだろうという熱狂や希望が生まれています。
決して美人とは言えないイギリスのティーンエイジャー、ジョージアが、一目ぼれ相手のイケメン転校生の心をつかむべく、あの手この手を使って大奮闘するキュートなラブコメディ。“「ブリジット・ジョーンズの日記」の妹版”と評されるベストセラー小説の映画化だが、UK発を掲げた作品世界を思いっきり打ち出しつつ、全世界の女子のハートをぎゅっとつかむ内容になっている。
先週の火曜日はとにかくすごい一日でしたね。バラク・オバマ上院議員がアメリカ合衆国第44代大統領に選出されました。しかもアメリカ政府の頂点に立つ人物にアフリカ系アメリカ人が選ばれたのは初めてなのです。
歩きタバコの煙、電車内でヘッドフォンから漏れてくる雑音、やる気のない会社の同僚…ストレスの種がそこら中にばらまかれている現代社会。誰もが1日に1度は「ムカッ」とする場面に遭遇しているのではないだろうか。そんな世知辛い世の中にぴったりのストレス解消映画が『小森生活向上クラブ』だ。
みなさんご存知の通り、アメリカのハロウィンは時々暴走してしまうこともあります。歌姫のジェシカ・シンプソンにとっても今年は少しクレイジー過ぎたようですよ。彼女はその夜、L.A.にあるお気に入りのクラブ、マデオに有名スターのヘアスタイリストでもあるボーイフレンドのケン・ペイヴスと出かけたそうですが、なんと彼はジェシカを撮影しようとしたパパラッチに殴られてしまいました。彼のまぶたが傷つけられてしまい、すぐにジェシカの運転手により近くの病院に運ばれました。結局9針も縫う怪我となってしまったそうで…。この際、その傷もハロウィンの仮装の一部としてごまかした方が良かったかもしれませんね!
ユアン・マクレガー演じるニューヨークの孤独な会計士が、ハンサムで自信に満ちあふれた弁護士の巧みな誘いに導かれ、エリート向けの秘密デートクラブの世界に足を踏み入れる…。急転する運命にオロオロする主人公がハマる一方、『猟人日記』などでは全裸も辞さない官能演技を披露しているユアンだけに、このミステリアスでいて妖しげな雰囲気を漂わせた設定には否が応にも心惹かれる。しかも、弁護士を演じるのはプロデューサーとしても本作に参加しているヒュー・ジャックマン。ナイスガイのイメージが強い彼が、ダークな役柄に挑んでいるのも見どころだ。