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「HEROES」のザッカリー・クイント、同性愛者だとカミングアウト

『スター・トレック』('09)のMr.スポックやTVシリーズ「HEROES/ヒーローズ」のサイラー役で知られるザッカリー・クイントが同性愛者であることを公表した。

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17日、N.Y.で行われた出演作『Margin Call』の特別上映に参加したザッカリー -(C) Startraks/AFLO
17日、N.Y.で行われた出演作『Margin Call』の特別上映に参加したザッカリー -(C) Startraks/AFLO
  • 17日、N.Y.で行われた出演作『Margin Call』の特別上映に参加したザッカリー -(C) Startraks/AFLO
『スター・トレック』('09)のMr.スポックやTVシリーズ「HEROES/ヒーローズ」のサイラー役で知られるザッカリー・クイントが同性愛者であることを公表した。

16日、「New York Magazine」誌のウェブサイト上のインタビューでザッカリーは、最近出演したオフ・ブロードウェイの舞台「エンジェルス・イン・アメリカ」の役柄について話しているときに自分はゲイだとカミングアウトした。ザッカリーが演じたのはエイズ患者となった恋人を見捨てる男性。「いままで演じた中で最も大変な役だったが、得るものも多かった。同時にゲイの男性として、まだまだやらなければならないことが沢山あること、多くのことが検証されるべきだということに気づかされた」と語った。「ゲイを取り巻く状況には絶望感があると思う。この不平等はどこから来ているんだ? なぜ僕たちの文化や社会を深く掘り下げようとしないんだろう? 僕たちは、自分と向き合うことを怖れているんだ」と訴えかけた。

ザッカリーがゲイではないかといううわさはこれまでにも流れていたが、本人は否定も肯定もせず、明言を避けてきた。彼の気持ちに変化が起きたのは先月、ゲイであることを理由にいじめを受けていた14歳の少年、ジェイミー・ロードマイヤーくんが自殺したニュースを知ったからだという。ザッカリーは16日に更新した自身の公式サイト「ZacharyQuinto.com」のブログに「ジェイミーの死を知って、ゲイとして生きることを公表せずに、完全な平等を得るための長い戦いに取り組むことはできないと気づいた」と書き綴っている。



© Startraks/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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