リリー・フランキーと木村多江を主演に迎え、法廷画家の夫と編集者の妻の10年の歩みを綴った『ぐるりのこと。』。昨年劇場公開され、静かに、しかし確実に、心に沁み入るように多くの人々に称賛をもって受け入れられた本作が早くもDVDでリリースされた。これを記念して、2月27日(金)にタワーレコード渋谷店にてトーク&ライブイベントが開催され、リリー・フランキー、橋口亮輔監督、そして本作の音楽を手がけたAkeboshiが参加した。
新しい才能の発掘の場として注目を集めているオフシアター・コンペティション部門。今年の応募総数は302本。そのうちの10本が今回の映画祭で上映となり、3月1日(日)のクロージング・セレモニーでグランプリが発表された。第19回のグランプリに輝いたのは、入江悠監督『SR サイタマノラッパー』。これまでにも、『OBSESSION』(2003年度)、『SEVEN DRIVES』(2004年度)が同部門に入選している監督だが、『SEVEN DRIVES』は審査員にボロクソ言われ、今回は期待せずに挑んだのだとか。だが、結果は見事、グランプリ! 「これからも自分に嘘をつかず、正直な思いを映画にしていきたい。開催期間中、自分の作品の上映時にこっそり会場を観に行き、お客さんの反応を見て泣いてしまいました」と、受賞もさることながら観客の姿に心打たれたと喜びを語った。
人気お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が“品川ヒロシ”のペンネームで自身の青春不良時代を基に綴った大ベストセラー「ドロップ」。不良漫画のカリスマ・高橋ヒロシによるコミック化に続き、品川さん自らがメガホンを取った同名映画が3月20日(金・祝)に公開される。これに先駆けて3月2日(月)、品川さんの本拠地・吉本興業の中庭にて本作の完成会見が行われ、品川“監督”はじめ主演の成宮寛貴、水嶋ヒロ、中越典子、本仮屋ユイカが出席した。
韓国の連続殺人鬼ユ・ヨンチョル事件をベースに、韓国版『セブン』とも言えるサスペンス・アクション『チェイサー』を作り上げたナ・ホンジン監督が、映画祭4日目となる3月1日(日)にゆうばり映画祭を訪れ、上映終了後に舞台挨拶を行った。本作が長編デビュー作となるが、韓国のアカデミー賞である「第45回大鐘賞」では6部門の賞を独占。レオナルド・ディカプリオによるハリウッド・リメイク決定など、注目を浴びている監督のひとりだ。そんな話題作をいち早く観ようと会場には多くの観客が来場。大きな拍手で監督を迎えた。
1966年に第一回シリーズが放送されて以来、5本のテレビシリーズ、10本の劇場版が作られ、そのエピソード総数は700にものぼる不動の人気SFシリーズ「スター・トレック」。世界中から愛されてきた本作が、「LOST」、『M:i:III』、『クローバーフィールド/HAKAISHA』などを手がけたヒットクリエイター、J.J.エイブラムスの手によって新たに映画化された。2月27日(金)、本作の映像の一部が世界で初めてお披露目となり、来日中のエイブラムス監督が直々にその見どころを語った。
あの「ハリー・ポッター」シリーズに次ぐ、全世界第2位の大ベストセラー・シリーズが映画化! 美しきヴァンパイアと人間の少女の禁断の恋を描き、全米はもちろん、世界中で社会現象を巻き起こしている『トワイライト〜初恋〜』が4月4日(土)についに日本に上陸する。これに先駆け、主演のロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナーの3人が来日。2月27日(金)に記者会見が行われた。
先日行われたアカデミー賞授賞式に、かたや司会者、かたや助演女優賞のプレゼンターとして登場したヒュー・ジャックマンとニコール・キッドマン。共にオーストラリア出身で、すでにハリウッドでも確固たる地位を持つ2人が、バズ・ラーマン監督による『オーストラリア』を携えて、緊急来日を果たした。日本での公開を2日後に控えた2月26日(木)、ニコール、ヒュー、そしてラーマン監督が都内で行われた本作のジャパン・プレミアに出席した。
映画を観る以外の楽しみと言えば、やはり食事! 特にゆうばり映画祭に行ったらまず必ず食してほしいのは“カレーそば”なのだとか。というわけで、ゆうばり市民会館とホテルシューパロの近くにある、「藤の家」という、カレーそば・うどんの有名店へ。映画祭の開催期間中は観客やゲストの多くが足を運び、店内の壁には著名人の写真やサインもズラリ。そして、気になるカレーそばはというと…とにかく、丼いっぱいに盛られてくるその見た目にまずびっくり! 続いてカレー汁に浸っているそばのボリュームにびっくり! 「こんなに食べられるのか!?」と不安になるほど。でも、女性でも完食できるということは、そう! かなり美味。
ヤクザを本物らしく演じたい暴力的な映画俳優と、俳優を夢見る非情なヤクザ、対照的な男2人の運命の交錯を描いた『映画は映画だ』。韓国の鬼才キム・ギドクによる原案を基にした本作で、主人公のひとり、ヤクザのガンペを演じたのは日本にも数多くの女性ファンを持つソ・ジソブ。本国での兵役復帰後第一作となった本作を引っさげ、このたび来日! 2月26日(木)に行われたジャパンプレミアに、チャン・フン監督と一緒に登壇した。
映画祭の楽しみ方は人それぞれだが、ゆうばり映画祭の隠れた名物イベントになっているのが真夜中に開催されるコアな上映会。2月26日(木)〜3月1日(日)まで連日開催される“ディープコアナイト”では、来場監督やゲストたちが企画を持ち込み、タイトル通りディープでコアな時間を楽しめる。さらに、2日目の2月27日(金)には“日本恐怖映画館 怪奇&残虐 地獄の二本立て”という、これまたコアなイベントが開かれ、『オカルト』、『オールナイトロング 誰でもよかった』の2作品が上映された。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、今年も2月26日(木)から5日間にわたって開催される。復活2年目となる今年の記念すべきオープニング作品に選ばれたのは、招待作品部門の『クローズ ZERO II』。2007年に大ヒットを記録した『クローズ ZERO』の続編だ。キャストのやべきょうすけ、高岡蒼甫、深水元基、金子ノブアキ、プロデューサーの山本又一朗氏の5名がオープニング・セレモニーに合わせて夕張の地を訪れ、舞台挨拶を行った。
熱狂的なファンを生み出し、全世界で4,200万部を超える大ベストセラーとなった小説「トワイライト」を映画化、完璧な容姿を持つ美しきヴァンパイアの青年と人間の少女のラブストーリーを描いた『トワイライト〜初恋〜』。全米で初登場1位、および女性監督作品としては歴代1位となるオープニング成績を樹立した本作が、日本でも4月4日(土)より公開される。これに先立ち、本作の主演を務め、人気急上昇中のロバート・パティンソンが来日! 2月24日(火)、成田空港に降り立った彼を一目見ようと500人を超えるファンが詰めかけた。
「嵐」の櫻井翔がヤッターマンに! 国民的人気TVアニメの実写版が製作される、そしていまやジャニーズの人気トップグループの櫻井さんが、そのヒーローを演じるということで、製作が発表された当初から注目を集めてきた映画『ヤッターマン』。本作がついに完成、2月26日(木)、初めてのお披露目となるジャパンプレミアが行われ、櫻井翔、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、深田恭子そして三池崇史監督が大勢のファンの前に登壇した。