秋の夜長におすすめの映画vol.2 笑って福を呼ぶ? 『トロピック・サンダー』
「笑う門には福来る」という言葉があります。最近では、笑いと健康との関係について医学的にも研究が進み、免疫力を高めるとか、病気の予防にいいとか、症状の改善に役立つとか、そんなことも科学的に証明されているとのこと。先日は、脳科学者の茂木健一郎氏が某TV番組で笑いと脳の活性化との密接な繋がりについても熱く語っていました。楽しくって、健康になって、脳まで活性化させるのですから、イイコト尽くめ。この世には、一緒に笑うことを目的としたグループもあるそうですから、たかが笑いと侮れません。
秋の夜長におすすめの映画vol.1 勇気をくれる、至極のドキュメンタリー
食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋…。こんな風に表現されることの多い、この季節。つまるところ、暑い夏が過ぎ、そろそろ意欲がわいてくる頃ということなのでしょうか。
ファッション小噺vol.95 香りでその気に。気分は憧れのボンドガール
いい女の代表格といえば、峰不二子とボンドガール。そんな風に思っている人もいるんじゃないでしょうか。彼女たちには、多くの共通点があります。妙にグラマラス。敵か味方か分からない。危険で移り気。そして、けっこう姐御肌。
秋、しっとり香る女の色気vol.4 ナチュラル派セクシーに、ほっと安心
前回のミシェル・ウィリアムズに続き、今回登場するのは、彼女の先輩とも呼べる人。子役から女優への成長を見事に成し遂げた人、ダイアン・レインです。1990年代は、作品に恵まれず女優として低迷していましたが、2000年を境に見事復活しました。『パーフェクト ストーム』、『デブラ・ウィンガーを探して』など、多くの人の目に触れたヒット作に出演した後、『運命の女』のヒロインで弾みがつき、いまでは順調な女優生活を送っているダイアン。“昔、子役として活躍した人”にも、“過去の人”にもなることなく、主役級の女優に返り咲きました。
ファッション小噺vol.94 あなたのジーンズは何処から? 『女工哀歌』
世界の大ヒットファッションアイテム、ジーンズ。きっと“世界一”と言っても、間違いではないはず。世界各国の映像を見ていると、ジーンズをはいている人の多いこと。ただし、ジーンズにもいろいろありますが。
ファッション小噺vol.93 ショートムービーで楽しむ不思議ちゃん系ゆるキャラ
日本で2兆円とも4兆円とも言われているキャラクター市場を支える、数多くのキャラクターたち。中でもここ数年は、ゆるキャラが人気を博しているのはご承知のとおり。一見、完成度が低くて素人でも描けそうなのに、決して描けない絶妙な“ゆるかわいさ”で女性たちを虜にしています。先日読んだ「日経エンタテインメント!」によると、ファンシー系キャラクターでトップクラスの人気を誇るのがリラックマだそう。確かに、見ているだけでダラダラしたくなってくる、脱力感は比類なきレベル。映画界ではロシアのチェブラーシカも根強い人気ですけれど。
秋、しっとり香る女の色気vol.3 子役からファムファタールへ、変貌を遂げたのは…
子役時代から活躍している俳優を見ると、その成長ぶりに驚かされることがあります。成長ぶりとは、俳優としての成長などという難しい話ではなく、あくまでも“肉体的な発育”のこと。それはまさに、「あらまあ、○○さんところのあの子、こんなに大きくなっちゃったのね」という近所のオバサン感覚。ミシェル・ウィリアムズなんてそのいい例かもしれません。
秋、しっとり香る女の色気vol.2 スカーレットに何が起こったか
若手ハリウッドスターの中でも、一、二を争うほどに色っぽい女優と言えば、スカーレット・ヨハンソンでしょう。8歳でショービジネス界にデビュー。10代の頃から、妖艶な眼差しと気だるさで群を抜き、注目されてきました。当然ながら、これまで演じてきた役は、ファムファタール的なものばかり。そうなると、実際の彼女も「小悪魔なのかな…」と考えてしまうのが人の常。20代になったばかりのときに流れた、親子ほど離れた年齢の男性たちとの恋のうわさや、妙に大人びていて生意気な発言も、そんなイメージに信憑性を与えていました。
ファッション小噺vol.92 “80年代のアイコン”が演じる漫画家と母
1980年代は、伝説的なアイドルがザクザク誕生した時代でした。その代表が、小泉今日子。1982年、アイドル歌手としてデビュー。“ぶりっこ”と呼ばれつつ、独自のファッションと活動で、個性的なアイドル像を見せてきた彼女ですが、最近は女優としての活躍が華やか。演技に対する評価は、歌手としての評価よりもかなり高いようです。
秋、しっとり香る女の色気vol.1 しっとりがじっとりへ。女の変化を楽しむ
9月になって日差しもやや弱まり、少しずつ秋の気配も感じ始めた今日この頃。“秋”を意識し始めると、不思議にも女性たちはしっとりとした気分になるものです。気候とは、気分を大きく左右するものですよね。
ファッション小噺vol.91 大画面で観たい“着るアート”
ユニークで斬新な映像表現で、その才能を見せ付けた『ザ・セル』のターセムが久々に新作『落下の王国』を発表しました。構想26年。撮影期間4年。常人には想像もつかない情熱を込めて、24か国、世界遺産13か所で撮り上げたという壮大な作品です。
暑い夏を忘れて、しばし別世界へvol.3 新生コッポラの新しい世界へようこそ
暑い、暑いと騒いでいたら、急に涼しくなってしまった東京。あまりの過ごしやすさに、ほっとしまいます。でも、いつ猛暑がぶり返すか分かりません。気を緩めずに、本格的な秋到来までがんばるといたしましょう。
ファッション小噺vol.90 映画とファッションの幸せなコラボ
昔から、映画とファッションは切っても切れない間柄。一流デザイナーが衣裳を提供することは、もはや当たり前となっています。でも、日本ではそのさらに先を行く“コラボレーション”が花盛り。映画に登場したアイテムを売り出したり、映画そのものや、登場人物のイメージに合った商品をオリジナルで作ったり。以前は、それもタオルやキーホルダー、筆記用具などのノベルティグッズ系だったのですが、最近は本格的な商品として期間限定で売り出すことも珍しくなくなりました。

