新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設

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新宿コマ劇場跡地
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2008年末に閉館した東京・新宿歌舞伎町の新宿コマ劇場および東宝会館の跡地に、「新宿東宝ビル ワシントンホテル(仮称)」としてシネマコンプレックスとホテルの複合施設が建設されることが決定。7月11日(月)、都内で東宝株式会社の専務取締役・中川敬氏とワシントンホテルを運営する藤田観光株式会社の常務取締役企画本部長・八丁地園子氏が出席しての記者会見が行われた。

コマ劇場は1965年に開場し、歌舞伎町のシンボル的存在として数々の公演が行われてきたが、建物の老朽化などもあり2008年末をもって閉館。現在、解体工事が行われている。この跡地に4年後の2015年の竣工を目指して、12スクリーン、2,500人収容のシネマコンプレックスと1,000室以上を備えたホテルが建設される。中川氏は「歌舞伎町のランドマークとなれば」と期待を寄せる。コマ劇場閉館以来、シネコンの建設が常に取りざたされておりその都度、東宝側は否定していたが今回、方針を転回。これについて「新宿バルト9と新宿ピカデリーのオープンに伴い、新宿の映画興行規模が拡大し、時に座席が足りないほどの活況を呈していること」、「歌舞伎町の活性化の可能性」の2つを歌舞伎町での映画興行の再挑戦の理由に挙げる。

一方、ワシントンホテルは西新宿のワシントンホテルと合わせて、新宿駅付近のホテルとしては最大の客室数を誇ることに。八丁地氏は「コマ劇場の跡地という場所に展開できるのは大変なビジネスチャンス」と語り、これまでワシントンホテルといえばビジネスマン向けのホテルというイメージが強いが、「レジャーや観光のお客さまにも楽しんでいただけるようにしたい」と新たな客層の発掘を狙う。

コマ劇場の跡地ということで、演劇やミュージカルの公演の劇場の新たな建設を期待する声もあったが、現在の新宿でのニーズや採算を考えると難しかったようだ。映画館は「とりあえず、年間100万人が目標」(中川氏)。新たな歌舞伎町のシンボルとして期待が集まりそう。

地上130メートルにそびえることになるこちらの建物。3階から6階までが映画館、ホテルは9階から31階となり、1階のテナント部分に関しては今後の決定となる。2015年の竣工、オープンを予定している。
《text:cinemacafe.net》

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