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ゲーム原作の『ヒットマン』が健闘中──ブログで話題の映画って?<4月15日号>

伊坂幸太郎原作作品の魅力とは?

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『Sweet Rain 死神の精度』 (C)- 「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会
『Sweet Rain 死神の精度』 (C)- 「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会
  • 『Sweet Rain 死神の精度』 (C)- 「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会
  • 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』 -(c)Block 2 PICTURES 2006
  • 『ヒットマン』 (C)- 2007 Twentieth Century Fox
伊坂幸太郎原作作品の魅力とは?

ネット上での盛り上がりに特徴がある金城武が主演の『Sweet Rain 死神の精度』が“公開中の映画”の首位に。これは原作の伊坂幸太郎の新作「ゴールデンスランバー」が先日、本屋大賞を受賞したことも関係しているようだ。実際、伊坂氏は「陽気なギャングが地球を回す」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、本作に続いて、「重力ピエロ」も映画化が決定している売れっ子作家だけに、作品も含めチェックしておいた方がよさそう。

2位は『マイ・ブルーベリー・ナイツ』。相変わらず人気の高い本作は、“総合(ブロガー数順、話題度順ともに)”で3位にランクイン。ウォン・カーウァイ監督にとって初の英語作品だけに、この成功が次回作にどう反映するか楽しみだ。3位には、チャン・イーモウ監督が描く壮絶かつ絢爛豪華な家族の物語『王妃の紋章』。ちなみに、カーウァイ、イーモウ両監督共に、プロモーションで3月に来日しているのだが、同日・同ホテルでインタビューを行っていた。「時間があればイーモウ監督に会いたい」とはカーウァイ監督の弁。

トム・クルーズ久々のヒットになるか?

“今週末公開の映画”は10本ほど。その中で最も話題度が高かったのは『大いなる陰謀』。トム・クルーズ、ロバート・レッドフォード(監督も)、メリル・ストリープという超豪華なキャストによる政治ドラマ。“テロ”がテーマの一つにあるせいか、本国ではヒットとは言い難い成績だったが、ぜひとも日本の若者には観てほしい佳作。2位は出産をテーマにしたドキュメンタリー『プルミエール 私たちの出産』。3位には春休みの常連『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』

個人的に非常に気になったのが、“総合(話題度順)”でトップになった『ヒットマン』。Aクラスのスターが出演しているわけでもなく、監督もさして名が通っていない。それでも、興行成績で9位と健闘しているそのわけはズバリ、原作。同名のゲームを基に製作されているところが高話題度の理由だろう。『バイオハザード』シリーズ、『トゥームレイダー』シリーズなど、特にアクション系のゲームが原作の作品にはヒットしているものが多い。『ヒットマン』はこの2作品に比べると、いろいろな意味で知名度は下がるが、ゲーム好きには響くタイトルに違いない。今後の動きに注目したい。(毎週火曜日配信)

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《シネマカフェ編集部》

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