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広末涼子、故郷の田舎に思いを馳せる ロケ地山形・庄内で『おくりびと』会見開催

亡くなった人を棺に納め、人生最後の旅をお手伝いする職業、納棺師。ふとしたきっかけでこの職業に就くことになった主人公・大悟が、様々な最期を通して成長していく姿を美しい風景と音楽にのせて描く『おくりびと』が9月13日(土)より公開される。これに先立ち、8月21日(木)、ロケ地となった山形県・庄内で本作の記者会見が行われた。滝田洋二郎監督はじめ、主演の本木雅弘、広末涼子、脚本の小山薫堂がお世話になった土地・人々への思いを語った。

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『おくりびと』会見にて(左から)小山薫堂、広末涼子、本木雅弘、滝田洋二郎監督
『おくりびと』会見にて(左から)小山薫堂、広末涼子、本木雅弘、滝田洋二郎監督
  • 『おくりびと』会見にて(左から)小山薫堂、広末涼子、本木雅弘、滝田洋二郎監督
亡くなった人を棺に納め、人生最後の旅をお手伝いする職業、納棺師。ふとしたきっかけでこの職業に就くことになった主人公・大悟が、様々な最期を通して成長していく姿を美しい風景と音楽にのせて描く『おくりびと』が9月13日(土)より公開される。これに先立ち、8月21日(木)、ロケ地となった山形県・庄内で本作の記者会見が行われた。滝田洋二郎監督はじめ、主演の本木雅弘、広末涼子、脚本の小山薫堂がお世話になった土地・人々への思いを語った。

本木さんは今回、あまり聞き慣れない“納棺師”という役に挑戦。「この映画を通じて納棺の世界に浸ることができて、知らない世界もたくさんありました。映画はフィクションですが、庄内平野から切り取られた風景には、自分自身の思い出とともに、そのときそこにしか存在しない光と時間というのが納められています」と感慨深げにふり返った。そして「20年後30年後この作品をふり返ったときにも、もう滝田さんは亡くなっているかもしれませんが…(笑)、特別な思いで出来た作品の味わいを大切にしていきたいと思います」と不謹慎な冗談を交えながらも熱い思いを口にした。

大悟の妻・美香を演じた広末さんは、本作で初めて山形を訪れたようで「私は四国の高知県出身なんですが、同じ田舎の香りや空の広さ、大地を感じられてすごくホッとしました」とか。作品について「広大で地線が美しく、音楽も加わって、とても美しい映画に出来上がっていて嬉しい気持ちで一杯でした」と満面の笑みで語った。

「僕は3年前、シナリオハンティングで初めて来て以来、急に山形づいてしまいまして、最近ではひと月に1回くらいのペースで来てます」と、すっかりこの地の虜になってしまったのは、脚本を手がけた小山さん。滝田監督も、「去年の春、酒田、庄内地方中心に撮影をしました。納棺師の舞台にぴったりの場所で、自分としても思い入れの強い、大好きな作品になりました。僕はこんな美しいシーンと男を撮ったのは初めてです。それと同時に美しい妻の広末さんを撮れたことをとても満足してます」と本作にかける思いと自信を語った。

最後に、広末さんが「人の死、命、人の温かさや風景を改めて実感できたり考えさせられる、とても素敵な作品なので、たくさんの方に観てもらいたい」とアピール。庄内平野から、日本の美しい風景を再発見させてくれる『おくりびと』は、9月13日(土)より丸の内プラゼ−ルほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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