【釜山映画祭】『おくりびと』は韓国でも大喝采! 本木雅弘の釜山方言に観客大喜び
第32回モントリオール世界映画祭におけるグランプリ受賞。さらにアカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選出され、国内では150万人を超える人々が劇場に足を運び、大ヒットを記録している『おくりびと』。本作が韓国で開催中の釜山国際映画祭において10月7日(火)に正式上映され、上映前の舞台挨拶、上映後のティーチインに主演の本木雅弘、滝田洋二郎監督らが出席した。
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上映は平日の昼間にもかかわらず、800人を超える観客が詰めかけた。舞台挨拶に登場した本木さんは「アンニョンハセヨー!」と挨拶。さらに釜山の方言で客席に向かって呼びかけ、喝采を浴びていた。
ティーチインでは納棺の練習について質問が出ると、本木さんは「1か月ほど練習し、納棺の現場にも立ち合わせていただきました。納棺に趣味のようにハマってしまい、、マネージャーやスタッフに『ちょっと死んでください!』とお願いして練習をしました」と答えると会場は大爆笑。さらに本木さんから客席に向けて「この映画を観て、この職業への印象は変わりましたか?」と問いかけると、観客たちは一様にうなずいていた。
滝田監督は「世界中の人に分かってもらえる作品だと思うので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです。先程、客席でみなさんと一緒に観ていたら、日本と同じ箇所で同じような反応があり、また、日本よりも強い反応があったりで嬉しかったです。日本映画には面白いものがたくさんあるので、もっと日本映画を観てください」と笑顔で呼びかけた。
最後に本木さんが「初めての韓国でみなさんとこんなに近くで話せたことは良い思い出になりました。ありがとうございます」とお礼を述べ、大盛況のうちにティーチインは幕を閉じた。なお、本作は韓国でも10月30日(木)より150スクリーンで劇場公開される予定。
『おくりびと』は丸の内プラゼ−ルほか全国にて公開中。
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