ペドロ・アルモドバル監督がペネロペ・クルスを主演に迎え、女性をこれまで以上に美しく、そしてたくましく描ききった『ボルベール<帰郷>』。本作の大ヒットを受けて、7月16日(月)、公開劇場の有楽座にて、本作で描かれる女性像にふさわしい人物として結婚を目前に控える女優の大地真央がトークショーに登場。映画になぞらえて自身の人生観、理想の女性像や家庭像について語ってくれた。
海に取り残されたカップルがサメに襲われる恐怖を描いた『オープン・ウォーター』から2年。前作を超える恐るべき実話が映画化。メキシコ湾沖にクルージングに出た男女6人が、海に飛び込んだものの、ハシゴを出し忘れたために船に戻れなくなるという、一見単純だがジワジワと近づく死の恐怖とパニックを描いた『オープン・ウォーター2』。本作の試写会が7月16日(月)の海の日に、お台場・船の科学館に展示されている最後の青函連絡船・羊蹄丸の中の青函シアターで行われた。会場にはグラビアアイドルとして活躍する相澤仁美と、俳優であり、プロのライフセーバーでもある飯沼誠司が来場。作品の恐怖について、さらには自身の海上パニック体験などを語ってくれた。
昨年の5月に、韓国人俳優としては初めて東京ドームでイベントを行い、しかも満員にしたイ・ビョンホン。映画にドラマにCMに、とあらゆるジャンルで活躍を続けている彼の3冊目となる公式写真集が7月12日(木)に発売となった。デヴィッド・ボウイの写真で知られる鋤田正義氏をはじめ、国際的に活躍しているクリエイターが集結した「パリイ a monochromeman in a monochromecity」のプロモーションで来日したイ・ビョンホンが記者会見を行った。この7月12日、実はイ・ビョンホンの誕生日。今年で37歳となった彼が、写真集について、今後について語ってくれた。
ノーベル賞作家のラドヤード・キプリングの小説を原作とし、ウォルト・ディズニーがその生涯で手がけた最後のアニメーションとなった『ジャングル・ブック』。ジャングルでオオカミによって育てられた少年・モーグリの成長と様々な動物たちとの交流、そしてやがてモーグリが人間界に帰るまでを描いた不朽の名作が、今年で製作40周年を迎える。これを記念して、発売される「ジャングル・ブック プラチナ・エディション」DVDに、ディズニーとしては初めてとなる日本版だけの、オリジナル特別映像特典の企画が実現。朗読つきのストーリーブックが収録されることになり、その朗読を女優の森光子が担当することになった。7月12日(木)に報道陣を前にして都内のスタジオで公開収録が行われた。
2003年の第57回トニー賞で13部門にノミネート、8部門を獲得。“ヘアスプレー現象”と言われるほどの大ブームを巻き起こしたブロードウェイミュージカル「ヘアスプレー」。この絶大な人気を誇るミュージカルが待望の映画化を果たし、現地時間の7月10日(火)、アメリカ・ロサンゼルスにてプレミアイベントが開催された。
ユリウス・カエサルがガリアを制圧し、大いなる野望を持ってイタリアへの帰国を果たした紀元前50年前後から、激動の戦乱を経て、やがて共和政に終止符が打たれるまでのローマの姿を、2人の兵士を中心に描いたTVドラマ「ROME[ローマ]」。「SEX and the CITY」を手がけたアメリカのHBOとイギリスのBBCが共同製作し、全米で放送されるや大きな反響を呼んだ歴史大作が、7月13日(金)よりWOWOWで放映される。また、8月25日(土)には、女優の藤原紀香が本作のナビゲーターとして実際にイタリアを訪れ、古代の歴史に触れながら本作の魅力を伝える「藤原紀香 ローマの風−古都が伝えた未来−」も放送される。放送に先立ち、7月10日(火)に「ROME[ローマ]」の記者会見が行われ、トークゲストとして来場した紀香さんがドラマ、そして自身も訪れたローマの魅力をたっぷりと語ってくれた。
空前のクラシック・ブームの中、累計350万部の売り上げを突破した一色まことの人気コミックが、豪華声優陣とスタッフによってスクリーンに登場。7月21日(土)に公開を迎えるこの夏注目のアニメーション映画『ピアノの森』。本作の完成披露試写会が7月9日(月)に行われ、上戸彩をはじめ、神木隆之介、池脇千鶴、福田麻由子ら主要ボイスキャストが集結。小島正幸監督とともに舞台挨拶に登壇した。
6月30日(土)より全国で公開され、女性を中心に大きな共感を呼び、ヒットを記録しているペドロ・アルモドバル監督、ペネロペ・クルス主演の『ボルベール<帰郷>』。7月7日(土)には、たくましく、そして美しく生きる女性の姿を描いた本作のテーマに沿って、ファッションモデル、タレントとして活躍する長谷川理恵をゲストに迎えてトークイベントが行われた。艶やかな浴衣姿で登場した長谷川さんは、映画を鑑賞したばかりの観客を前に、女性のあり方や人生観、映画の魅力をたっぷりと語ってくれた。
すでに離婚を心に決めた一組のカップルが、友人の結婚式に出席するために訪れたパリでの数日間の滞在の中で、時にののしり合い、後悔し、迷い、傷つけあいながら相手の存在の大きさに気づいてゆく姿を繊細に、情感豊かに描いた『不完全なふたり』。フランス人の俳優、スタッフを起用し全編フランス語で撮影された本作、どこから見てもフランス映画だが、監督を務めたのは日本人。これまで、『H story』などがカンヌに出品され話題を呼び、世界の錚々たる監督が集結した『パリ、ジュテーム』でも、唯一の日本人監督として名を連ねた諏訪敦彦が指揮を執った。7月6日(金)、新宿武蔵野館にて、諏訪監督と、今年春にフランス人のアートディレクター、ローラン・グナシア氏と結婚したばかりの女優の寺島しのぶを迎えてのトークショーが行われた。
沖縄にある世界最大級の水族館・沖縄美(ちゅ)ら海水族館で一番の人気者であるバンドウイルカのフジ。3頭の子供を産み育ててきた“ビッグマザー”である彼女は原因不明の病気で尾びれを失ってしまう。しかし水族館のスタッフや様々な人々の協力を得て、「人工尾びれ再生プロジェクト」がスタートする──。この世界初のプロジェクトを追ったノンフィクション小説「もういちど宙(そら)へ」を原案に描かれた青春ストーリー『ドルフィンブルー フジ、もう一度宙へ』が7月7日(土)に公開を迎え、主演の松山ケンイチをはじめ、高畑充希、西山茉希、池内博之、坂井真紀、利重剛、そして前田哲監督による舞台挨拶が行われた。
これまでにも多くのアニメーションの名作を生み出してきたSTUDIO4がスタートしたプロジェクト「Genius Party<ジーニアス・パーティ>」。その名の通り、世界が認める才能を持つクリエイター、7人によるオムニバス・アニメが『Genius Party』だ。“想像力の制約は、ゼロ”をテーマに生まれたパーティ・ムービーである本作が7月7日(土)に初日を迎え、声優を担当した柳楽優弥、菊地凛子、矢部太郎(カラテカ)、栩原楽人、渡辺信一郎監督(「BABY BLUE」、音楽プロデューサー)、佐伯幸枝プロデューサーが初日舞台挨拶を行った。
東京から帰ってきた、自意識過剰な勘違い女の澄伽と、彼女に怯え、翻弄されつつも、それぞれにどこか普通じゃない家族の面々。彼らの一触即発の人間関係を赤裸々に、そしてブラックユーモア満載で描き出した『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』が7月7日(土)に初日を迎え、主演の佐藤江梨子、澄伽の兄・宍道役の永瀬正敏、宍道の妻・待子役の永作博美に吉田大八監督と、原作を手がけた劇作家・小説家の本谷有希子が舞台挨拶に登壇した。
スピード狂のタクシードライバー・ダニエルと、どこか憎めないドジな刑事・エミリアンのコンビは健在! 今度の敵は“ベルギーの怪物”の異名をとり、ヨーロッパを股にかける凶悪犯。シリーズ最速の時速312.8kmで純白のプジョーが爆走、一味を追って一路モナコへ──。本国フランスでは、全シリーズで延べ2,700万人が観た大ヒットシリーズの最新作『TAXi 4』が日本でも8月25日(土)に公開を迎える。本作の日本語吹き替え版で、ダニエルとエミリアンの“最速”コンビの声を担当するのは人気お笑いコンビ、オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾の2人。7月5日(木)、都内スタジオでアフレコが行われ、その後の会見に収録を終えたばかりの2人が出席した。